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"Face of KTY"インタビュー #05 平野考宏さん【前編】

こんにちは!
大好評中の本連載、"Face of KTY”インタビュー。
KTY FACE GYMにお通いの"Face of KTY"  まさにKTYの体現者をご紹介する連載企画です。

早くも第5回となる今回は、TATEITO株式会社 代表取締役CEOの平野さんにご登場いただきます!

前編ではお仕事のことを中心に、そして後編ではトレーニングへの情熱などより熱い想いに迫ります!

■平野考宏氏 プロフィール
TATEITO株式会社 代表取締役CEO
人事関連のコンサルティング会社にて客観的な人材アセスメント手法を学んだ後、2005年インターネット広告代理店へ転職。同社SEM部にて最大120人のマネジメント経験と共にリスティング広告売上日本一も達成。同社にて子会社を起案、取締役として経営に携わった後、2012年TATEITO株式会社を設立。

・人材、広告業を経て、起業へ

ー平野さんは元々人材業界のご出身なんですね。

卒業後はまず、外資系の人材コンサル企業に就職しています。その会社では適性検査サービスを提供しており「人を数値で客観的に見る」仕事をしていました。元々私はかなり主観的な人間なのですが、数値で可視化して客観的に人を見ることの重要性を学びましたね。

そこから心機一転、全く異業種への転身だったのですが「とにかく成長したい」という思いで、当時ものすごい勢いで売り上げを伸ばしていたインターネット広告代理店に転職。入社してみると想像以上にベンチャーな環境で、3年ほどで部長になり、気づけば部下が120人になっていました(笑)。私は検索連動型広告を担当する部署におり、私が部長をしていた際に業界1位になることもできました。すごいスピードで変化し、膨大な量の仕事を環境の中で、一定の成果高揚感をメンバーと共に経験できたことはとても良い経験でした
そこから急成長を続ける会社の中で、人と組織をどう作っていくかにフォーカスし続け、小会社の立ち上げなどにも携わりました。ただ、責任の大きい仕事をするにつれ、株式がないと自分の意志で決断することができないこともあるというジレンマを感じるように。元々人の言うことをことを聞けない性格もあって、起業を決意しました。

・キーワードは「どうやって学び続ける人を増やせるか」

ー起業された会社ではどんなサービスを提供されているのですか?

「どうやって学び続ける人を増やせるか」をテーマに、最初はデジタルマーケに特化したeラーニングのサービスを作りました。デジタルマーケに関する知識を動画で学べるという当時では日本初のサービスです。ただ、eラーニングの学習継続率は約10%程度。これでは、自分が目指している「学び続ける人を増やす」という理想には遠いと感じ、事業売却しました。

その後立ち上げたのが、組織内のナレッジを動画で学ぶサービス。例えば、会社の事業やサービス、業務に必要な知識はもちろん、社員の自己紹介や業績の報告など内容はさまざま。一般的なeラーニングよりも内容がその組織に関わることばかりで、さらに話している人も社内の人であるため「当事者意識」を持って見ていただけるのが特徴です。組織内で役に立つ動画が増えていくと「あの動画見ておいて」というようなことも増えていきます。それまで同じ話を何回もしていた手間を減らし、一方で伝えるべきことを伝えられるようになり、生産性をあげながら組織の成長を促進できます

・生産性向上とインプットの習慣化で「自分らしい」人生を

ー組織の中のナレッジを動画で学ぶサービスはどういう思いで作られたのですか?

先述の通り、僕の事業テーマは「学び続ける人を増やす」ですが、eラーニングの継続率の低さから個人で学び続ける人はなかなかいないということに気づきましたただ、変化の激しいこの世界で生き残っていくためには、知識のアップデートは必要不可欠。みんな「学ばないといけない」と思いながらも日々の忙しさでほかのことまで手が届かなくなってしまう中で、組織の力をうまく使ったらできるんじゃないかと考えたのがこのサービスを作ったきっかけですね。

ー平野さんの会社でもかなり使ってらっしゃるんですよね。

そうですね。例えば、当社では新入社員のオンボーディングの8割は動画です。内定期間にも動画を見られるので、自社サービスの内容から社内で使用するツールの使い方まで理解した状態で初日を迎えられるので、生産性と成長スピードがとにかく上がりますね。個人的には同じことを何回も聞かれるのがすごく嫌なので、このツールのおかげでそのストレスはなくなりました。

ほかにも、事業報告なども動画にして伝えています。毎月行う全社会議は、動画を見た上での参加になるので、会議はメンバーからの質問から始まります。黙って聞いているだけの会議が減り、対話を通じて理解を深めることができると感じています。

このサービスをうまく活用することで働く場所の多様化にもつながると考えています。実際私もコロナ禍以降リモートワークをするようになり、娘の登校時に「いってらっしゃい」と言えることが増えました。もちろん仕事も大切ですが、家族との時間が増えたことは良いことだと思います。

今、日本は労働生産性を高め、変化をしていかなくてはなりません。その後押しをするのが私たちの存在価値であり、使命だと感じています。

ー平野さん、ありがとうございます!

人材業、広告業を経て起業された平野さん。これまでの経験をもとに生まれた使命感、サービスについて伺いました。
引き続き後編では、平野さんのトレーニングへの情熱や熱い想いについてお話をお聞きします!
▼後編はこちら
https://note.com/kty_face_gym/n/n06c74dd1451c


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