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相談支援専門員(以下、相談員)として、働くことを考えてる人

これまで「相談支援」について、2つほど記事を書いているので、まずはそちらの記事をCHECKしてみてください。

相談支援事業者とは|障がい福祉サービスについてレクチャー (note.com)

相談支援専門員(計画相談員)|障がい福祉サービスについてレクチャー (note.com)

相談員の仕事内容

相談員は、
 ▶相談支援事業所
 ▶基幹相談支援センター
などで働きます。

相談員は、役所や支援を希望する方から事業所に問い合わせのあった相談内容を把握し、実際の生活の様子を確認、面談したうえで、必要と思われる障がい福祉サービスの内容や量を計画します。

その他にも、実際に障がい福祉サービスを提供している事業所への問い合わせや利用調整、また、必要に応じて医療機関との連携など調整し、各関係者による会議をセッティングし、利用者の方に対し、より良い障がい福祉サービスを提供することを目的としています。

計画を作成し、サービスを提供するだけではなく、障がい福祉サービスの利用を始めた後の状況確認も、相談員の重要な業務の一つとなります。

相談員として大切な力

相談員は、支援を求めている方、支援を受けている方が抱いている困りごとや希望する支援内容を把握し、適切な障がい福祉サービスを受けられるように調整していくことが仕事です。

そのため、ご本人やご家族をはじめ、各関係機関とのやり取りが必要不可欠です。

私のこれまでの経験から…

★人とのコミュニケーションが苦にならない
★積極的に発言ができる
★冷静に対応できる
★責任感がある
★傾聴できる

仕事をしていくうえで当たり前のことかもしれません。
しかし、障がい福祉サービスを受ける方には、自分のことを説明できない、伝えられないという方も多くいらっしゃいます。そうした方々の気持ちをくみ取り、計画を練り、各関係機関と連携を取っていくのが相談員の仕事なので、私自身、特に大切にしている部分です。

相談員としての進路

相談支援事業者には
「指定一般相談支援事業者」
指定特定相談支援事業者」
「障がい児相談支援」
の3つの事業者に分かれています。

そのうち、
「指定特定相談支援事業者」
「障がい児相談支援」
ではそれぞれ別の指定申請が行われており、事業者の中でもさらに

  • 「成人」をメインに支援を行っている事業所

  • 「児童」をメインに支援を行っている事業所

  • 「成人・児童の両方」を対象に支援を行っている事業所

というように分かれています。
自分がどういった方を対象に支援をしていきたいのか考えてみてください。

相談員は、障がいのあるクライアントであったとしても、地域の中で「自立した生活」を送ることができるよう、障がい福祉サービスの利用相談という形で障がい福祉に貢献する、社会的意義が非常に大きい資格です。

クライアントの日常や人生に大きく関わる仕事となりますので、資格を得るためには様々な条件が設けられています。
改めて資格取得の条件等を確認し、相談員として一緒に、社会に貢献していきましょう。


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