生きるとは呼吸することではない、行動することだ(ジャック・ルソー)
生きるとは呼吸することではない、行動することだ。
(ジャン=ジャック・ルソー)
一般意志という造語を世に知らしめた『社会契約論』や文明社会における人間の徳の退廃や私的所有に由来する不平等を指摘した『人間不平等起源論』、児童の本性を尊重して自然な成長を促すことが教育の根本であることを説き子どもが大人とは異なる独特の存在であることを指摘した『エミール』などで著名な教育哲学者ルソーの言葉
ルソーは
生きるとは、ただ生きるために呼吸をすることではなく、何かしらの目的のために命を使い行動することである。目的を持ち行動することが生きるということであり、目的を持って行動をしていなければそれは死んでいるのに等しい
と説いている
行動とは、自らの意志で動くという事である
意志なき者(=呼吸だけしている者)に、自らが望む道は拓けない
意志とは、行動する上で必要不可欠な動力源である
エンジンであり、ガソリンであり、潤滑油であると云えるだろう
絶対の意志が点る決断だからこそ、強き想いは鬼謀神算となり、自ら望む結果へと昇華する
聞こえの良い意見や他人に言われた事を鵜呑みし依存していては、すぐに挫折したり責任逃れしたり、言い訳ばかりになってしまう
自分で決めた事だからこそ、本気で取り組めるものだろう
決断の過程でたくさんの意見を参考にしたとしても、最後は自らの意志で決断し、何事も不退転の決意を持って取り組んでいかなければ、ルソーが説く「何かしらの目的のために命を使い行動すること。目的を持ち行動することが生きるということ」には至らないだろう
『未来は行動の先に拓かれる』
何事においても自らの意志を持ち、何事もとことんやり続けて参りたいものだ
最後に、DEATH NOTEよりニアのセリフを抜粋
「何が正しいか正しくないか 何が正義か悪かなんて誰にも分かりません。もし神がいて 神の教示(ことば)があったとしても私は一考しそれが正しいか 正しくないかは自分で決めます。」
(DEATH NOTE/ニア)