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トイクロス!この素材は最強!覚えて欲しい。(メーカーによっては違う呼び名です)

この素材なしでは、私のおもちゃは語れない。スーパー素材。マジックテープがどこでもくっつくので、おもちゃを作る幅がグッと広がる。メーカーによっては呼び方が違う。クイックロン、トイニット、キッズニット、などなど。私は厚手で発色のいいトイクロスを使っている。

前回紹介したダーツもトイクロスがなかったらできてないおもちゃだし、お寿司もシャリとネタをこれでくっつけて遊べるようにしたし、季節のタペストリーは、いろんなアイテムを自由に飾ざれる。とにかくシール感覚で遊べるのがトイクロス。子どもはシールが好きだからなあ。それに、子どもはあのマジックテープを剥がす時のあのザクっていう音も好き。

多分トイクロスでおもちゃをこんなに作ってるのは、私が一番じゃないか!?最後に出した本は、トイクロスを使っておもちゃを作ろうっていう本だったし。

次の本はどんな本にします?っていうとき、今まで出てない本にしましょうっていうことでトイクロスの素材を選んだんだけど、これが裏目に出てしまった。(もちろん私の力不足もある)この素材、手芸店にほとんど売ってない。売ってないどころか、店員さんすら知らないくらい、知名度が低かった。多分今も。一部保育士さんたちの間で人気の布地。エプロンシアターに使われることが多い。トイクロスというくらいだから、おもちゃ以外に用途がないというのも大きいし(ズボンをこの布で作ったという人がいた。でもマジックテープがしっかりくっついちゃうのであまりおすすめできないかも)各メーカーで名前が違うっていうのも原因のような気がする。

この素材をもう少し説明すると、切りっぱなしでOK。つまり端がほつれないので、フェルトと同じ感覚で縫える。ただ、伸びやすいので、フェルトより縫づらくて、縫い目も荒くなりがち(この本のレビューに、この手芸家さん、縫い目が荒くて下手みたいなことを書かれてしまった。言い訳をしたかった)でも、そこもまた可愛いと思う。私の作品は意識してフェルト以外のものを結構使うようにしてる。フェルトは手に入りやすく作りやすい素材なのだけど、遊んでいるうちにモケモケしてきて耐久性に難点があるのと、いろんな手触りを楽しんで欲しいという理由から。

本が出た時、トイクロス大使になる!っていうくらいの勢いで、この布を宣伝したかったんだけど、何しろ力不足だった。でも、知って欲しい、本当に便利な布なんです。今だったら結構ネットで買いやすくなった。

あ、ズボン作ってもいいじゃないですか!いろんなものがくっつくズボン。子どもに絶対受ける!

おまけ❣️この本に載ってる中心作品を映像にしました!






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