慶應理工、前期の振り返り

今週火曜日の期末試験にて、前期の大学生活は終了した。期末試験は全部で5つ、期末レポートが2本あった。必修のうち一つの科目は出来が不安なのだが、それ以外はまずまずできたかと思う。
まあ、成績のことなどは9月になるまであまり考えないようにしよう。。

さて、前期(春学期)の振り返りをしてみようと思う。
まずは実験(理工学基礎実験)について書いていこうと思う。「理工学基礎実験」は数理学科を除く全学科の共通科目であり、これを落とすと2年での留年が確定してしまう。
「一回3時間ほどの実験→レポート」というサイクルを毎週繰り返す。

この「実験」という科目、特にこのうちの実験レポートを書く作業がとてもきつい、という評判を聞いていたのでビクビクしていた。

実際に私が実験を受講した上での感想はどうだったのかというと、”耐えられる程度”かなと感じた。
全体としては、実験自体よりも実験レポートの方が大変であったと思った。そして、全12回ある実験の中で、レポートが大変なものと楽なものが存在する印象である。

ある週はとてもストレスがたまったときもあったが、土日で終わらせられるような週もあるといった感じである。
まあ、”耐えられる程度”というのも、今になって終わったからかもしれないが...

これ以上書くと長くなってしまうので、ひとまず実験についてはここで終えようと思う。

次に私が良い、興味深いと思った科目について。
三つほど頭に浮かぶのだが、とりあえず一つに絞り「有機化学」の授業について紹介しようと思う。
「有機化学」は先生が丁寧に説明して下さったし、教科書も大学オリジナルのものでとても分かりやすかった。
この授業での内容は、実は”一年の時の振り返り+α”といったところなのではないかと思う。
(正直一年のときの有機化学の授業はさっぱりわからず、自分で『ボルハルトショアー 現代有機化学』という本を熟読して理解していた。
というのも一年の授業ではスライドとペラペラのプリントによる授業であり、教授は流れるような話し方で授業するのでわかりづらかったのだ。)

二年での教授は学生に分からせようとする気持ちがあり、かゆい所をよく説明して下さった。自力で『ボルハルトショアー』を読んで無理矢理理解していたところもまっすぐに矯正して下さったと思う。


最後に悪いと思った授業について。。
二つあって、一つは必修、もうひとつは選択必修というものである。

どちらも共通しているのは、スライドとプリントによる授業であるということだ。教授はスライドをスクリーンに映して流れるように話すのみである。

やっぱり教授が学生に伝えようという熱意を持っていない場合、教授の話す内容も空っぽでわかりづらいのだと思う。

そして実を言うと、私は選択必修の方は1.5か月ほど受講したところでそれ以上の履修をやめてしまった。
理由としては教授のゆっくりとした話し方で眠たくなること、毎回出席したところで何も得ることがない、ということで時間の無駄になると判断したからである。(そして時間の無駄をしたくない最大の理由があるのだが、それは別の記事で書くかもしれない)

必修の方についてはやはり何としてでも単位を取りたいので試験前に必死に勉強した。過去問も持っていないので試験がどうなるか心配したが、意外と簡単でなんとかなった。

試験後に「だめだった」との声も聞こえたので、全く勉強しないのでは単位はあげないけどしっかり勉強したら成果がでるよ、といった試験にしているのだろう。


こんな感じでざっと印象深かった前期の授業についての振り返りをしてみた。

全体としては、分かりやすい授業もあれば分かりにくい授業もあって、分かりやすさと試験の難易度とは関係がない、といったところだろうか。
内容の掴めない授業もあったが、学びを得る授業も沢山あったので割と楽しかったと思う。

授業についてはもっと書いてみたいが、長くても面白くないと思うのでこの辺で。。
(もしもっと知りたいと思う方がいらっしゃたらコメントして下さい!)

ここまで読んでくれてありがとうございました!


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