血管年齢にびっくり
血管年齢を測りました
かかりつけの内科の先生が年に一度くらい「血管年齢」を測ってくれます。
今年も5月に測定してもらったのですが、これまでの数値もデータに残っているので、何年分かの結果と見比べることができます。
今年は“年相応”でしたが、2年前の数値が、なんと“20代”になっていて、先生が首をひねってこう言いました。
「おかしいですね。こんなことあるかなぁ・・ 機器の調子が悪かったのかなぁ・・。今年は年相応の血管年齢ですが、年相応ということなので安心して下さい」
この先生はいつもよく話を聞いて下さり、自分の守備範囲を超えると思ったときにはすぐに症状に見合った専門医を紹介して下さるし、薬を処方する時もしっかり検査をしてからどんな薬にするか考えて下さり、「この薬だと1か月の薬代が○円、こっちだと〇円」といったことまで気にかけて下さる優しい先生です。
その先生が「おかしいなぁ、機器が変だったのかなぁ」と言われ、信頼している先生が悩んでしまった私は、「じゃあ今日の検査は大丈夫なんですか」・・と声にできず心の中で呟いていました。
皆さんご存じかと思いますが、「血管年齢」とは、実年齢とは別に血管のしなやかさ・硬さを基準にした血管の年齢のことを言うそうです。
普通は年齢に比例して血管も少しずつしなやかさを失っていく。
つまり老化ですね。
ただ生活習慣やストレスなどで老化のスピードが早くなって、実年齢よりも血管年齢の方が高くなってしまうこともあるということです。
帰宅してからもなんだか判然としなくて、前回の検査の時、どんな生活をしていたか考えてみました。
そうしたら、その頃 “20分程度のウォーキング” をしていたことを思い出しました。
「あ、これかな・・ でもたった20分くらいでそんなに変わるのかな」
とても半信半疑・・・
ただ、ウォーキングの時間は短いものの、私の家の周りは坂だらけで、行程の半分は上るか下るか、その中に100段ほどの階段を上るようにしていました。
階段を上るとさすがに心臓バクバクです。
シャツがずっしりと濡れてしまうくらい汗をかきます。
残念ながらこの時のウォーキングは3カ月くらいで止めてしまって、今回血管年齢の検査をするまで(1年半くらい)は運動らしいことは何一つしていませんでした😢
ウォーキング再開
ウォーキングのことを思い出した私は、
検査結果のギャップは、決して機器のせいではなく、運動の有無ではないか・・そう確信しました。
そして「きっとこれが血管年齢を20代にしたんだ。これは再開しなければ!」
そう思った私は早朝のウォーキングを再開しました。
今回はちょっとガンバって30分のコースで、100段ほどの階段を2カ所入れるようにしました。
いつまで続くかわかりませんが、今度血管年齢の測定をしたときに先生を驚かせようということをモチベーションにしてガンバってます(*^^)v
血管の柔らかさを保つためには、食生活やストレスなど様々な要因があると言われていますが、食生活はそれほど気にしていない60代の私でも、たった20~30分のウォーキングで、このような変化があることを証明できればすごいなと思っています。
しかも歩いていると、普段は車で通りすぎていてわからなかった季節の変化や町の様子を感じるようになったり、日常忘れかけていた感謝の気持ち、人とのつながりなどいろんなことを考える時間にもなりました。
ぜひ皆さんも無理のない範囲で、血管年齢のことをちょっぴり意識した生活習慣を取り入れ、元気な老後を迎えられるようにしていただければと思います😊💕
ウォーキング途中の公園のイチョウ(昨年の黄葉)今年も楽しみです!
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