KYOTO Sustainable Network

伝統文化の継承者が集まって、伝統文化の発展や技術の保護、次世代への継承、またおのおのの…

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伝統文化の継承者が集まって、伝統文化の発展や技術の保護、次世代への継承、またおのおのの伝統文化を日本国内はもとより世界各地に広げ、その振興を図るとともに、地球環境のことも考え、その普及活動に取り組んでいます。

最近の記事

聖護院八ッ橋総本店の鈴鹿可奈子です。

自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 聖護院八ッ橋総本店の鈴鹿可奈子です。 京都の夏は蒸し暑いもの。 とは長年の暮らしでわかっていながらも 祇園祭の行事が滞りなく済んだ後にくる熱と湿気に 懐かしさも覚えつつぐったりとしてしまう毎日です。 そんな京都の夏、「涼を感じる」をテーマとした活動を行いました。 私たちのグループでは、7月23日に山ばな平八茶屋さんにて。 ガラス工芸作家の石田知史さん お琴の大谷祥子さん 山ばな平八茶屋の園部晋吾さん 千本銘木商会の中

    • 7月23日「 祇園祭と夏~自然を感じる、豊かな暮らし~暑い夏に涼をとる暮らし」を開催

      自然と人と文化が共存できる社会へ 本日、開催しました。

      • 山ばな平八茶屋の園部晋吾です。料理屋が伝統文化や伝統工芸の発信拠点になって、次の世代に伝えていきたい。

        自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 山ばな平八茶屋の主人、園部晋吾です。 和食の料理人です。 料理をしながら経営し、 接客の人と共にお客様を お迎えしております。 料理のジャンルとしては懐石料理を お出ししております。 名物は「麦飯とろろ」です。 これは創業以来の名物料理で、 昔、旅人が食べた「麦飯とろろ」を 今に繋いでおります。 創業は天正年間(安土桃山時代)に遡ります。 店の前に通っております川端通りは 元々、京都と日本海を結ぶ若狭街道とか 鯖街道と呼ば

        • 7月18日「祇園祭と夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~ 自然を取り入れた豊かな暮らし」を開催

          自然と人と文化が共存できる社会へ 本日、開催しました。 左から御庭植治・小川勝章、華道 未生流笹岡・笹岡隆甫、陶芸家・諏訪蘇山 能楽師・橋本忠樹、小鼓・曽和鼓堂            会場の啓明商事(京都市下京区) 中庭を背景に飾られた、諏訪蘇山の青磁の花器 奥の部屋に展示された能装束 ロビーにて子供たちにあいさつをするメンバー まずは会場の説明をする啓明商事の野瀬さん 「長刀鉾の くじ取らずの 一番くじ」床の間にある祇園祭にまつわるお軸 小川勝章 お庭の

        聖護院八ッ橋総本店の鈴鹿可奈子です。

          華道 未生流笹岡の笹岡隆甫です。この美しい地球を次世代へ。

          自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 笹岡隆甫です。 母方の祖父が、いけばなの流派「未生流笹岡」の家元でした。 祖父の娘2人は結婚して苗字が変わり 笹岡という名前を継ぐ人間がいない。 そこで、長女の長男である私が祖父の養子となり 笹岡の名前を継ぐことになりました。 3歳のときのことです。 祖父の言葉 ある暑い夏の日の家元の稽古場。 私が小学校に入学した年のことでした。 目の前には、私が剣山にさした1本の黄色いヒマワリ。 でも、そのヒマワリは、なんだか元気

          華道 未生流笹岡の笹岡隆甫です。この美しい地球を次世代へ。

          7月16日「祇園祭と夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~季節の移ろいを感じる暮らし」を開催

          自然と人と文化が共存できる社会へ 本日、7月16日(土)の回を開催しました。 <18日(月祝)・23日(土)の回も開催します。> ◯23日(土)参加お申込み→https://ksn16teamb0723.peatix.com/view

          7月16日「祇園祭と夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~季節の移ろいを感じる暮らし」を開催

          佐々木酒造の佐々木晃です。物作りというのは子供の方が見られても絶対に面白いんです。

          自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 佐々木酒造の佐々木晃です。 京都で造り酒屋をしてます。 佐々木酒造について 京都の造り酒屋というと皆さんだいたい伏見を連想されるんですけど うちの蔵は京都の街中、二条城の北側あたりにあります。 いま伏見は半径2キロのエリアに酒蔵が20蔵あるんですね。 全国的にも酒どころとして有名なんですけど 元々、街中には作り酒屋さんがたくさんあったんです。 時代の流れとともに 郊外に移っていったり、無くなったり 今は中心部ではうちぐら

          佐々木酒造の佐々木晃です。物作りというのは子供の方が見られても絶対に面白いんです。

          漆工芸家の三木表悦です。「うるし」を京都で塗ってます。

                 自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 四代三木表悦と申します。京都で漆工芸をしています。 今回は7月16日に行うイベントの話を少し。 京都は祇園祭の宵山の日。 佐々木酒造さんにて、5人のメンバーが集まって、京都を楽しむイベントを用意しています。そのメインターゲットは子供たち。未来の担い手たちに、日本の伝統文化のエッセンスを体験してもらう予定です。 メンバーはそれぞれのジャンルのプロフェッショナル。それぞれの見つめてきた世界を紹介します。 私はその

          漆工芸家の三木表悦です。「うるし」を京都で塗ってます。

          御庭植治の小川勝章です。お庭の役目は人と自然を繋ぐ「人と自然の連絡係」

          自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 御庭植治次期十二代の小川勝章でございます。 250~60年前、初代がお庭を作り始めているのですが 元々は青蓮院さんをお守りするお侍だったそうです。 七代小川治兵衞が平安神宮さまや無鄰菴さま等、 色々なお庭を作らせて頂きますが、 おそらく七代だけでそういうお仕事を頂戴できることはなかったので、 六代までの素地があってこそ 繋がりが生まれたものだと思います。 現に私がこのお庭の仕事をさせて頂いているのも 歴代の素地

          御庭植治の小川勝章です。お庭の役目は人と自然を繋ぐ「人と自然の連絡係」

          フルート奏者の津田佐代子です。伝統を守りながら、革新を起こして新しい風を

          自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 フルート奏者の津田佐代子です。 京都生まれ京都育ちで、 実家は井筒八ツ橋本舗を営んでいます。 フルートとの出会いは中学1年生。 音楽室に置かれていたフルートを見た時に一目惚れをして 「私の人生は、これだ」と、稲妻が走ったような出会いでした。 その後、音楽の道に行くことを自分で決め、 京都市立堀川高等学校音楽科を経て 京都市立芸術大学音楽学部を卒業しました。 今は国内外

          フルート奏者の津田佐代子です。伝統を守りながら、革新を起こして新しい風を

          陶芸家の諏訪蘇山です 受け継いだ青磁の焼き物、祇園祭、そして京都の夏

                 自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 陶芸家の諏訪蘇山です。 焼き物を焼く家を継いでいて 私は4代目になります。 主に青磁の作品を作っています。 初代は江戸の末、金沢の武士の家に生まれましたが 明治維新で武士は廃業となり 陶画を習って焼き物の道に入りました。 そして、色んな焼き物を見た中で 青磁という焼き物に心引かれました。 青磁という焼き物は 中国で何百年も前から焼かれていて 様々な種類があります。 初代はその中でも、中国の南

          陶芸家の諏訪蘇山です 受け継いだ青磁の焼き物、祇園祭、そして京都の夏

          手描き京友禅の羽田登喜です。私の仕事、祇園祭、そして京都について。

          自然と人と文化が共存できる社会へ こんにちは。 手描き友禅の技法で主にきものを制作しています 羽田登喜と申します。 我が家は三代続く手描き京友禅の工房です。 祖父が金沢で加賀友禅を学び、その後憧れの地である京都で京友禅を 修行し、そのまま京都で独立して手描き京友禅の工房を構えました。 京都では従来、一枚のきものを分業で作り上げますが、 祖父は、京都で自分らしさを発揮するために加賀友禅の特徴である 一貫作業でやっていこうと決めました。 スケッチをし、デザインを考え、草稿を

          手描き京友禅の羽田登喜です。私の仕事、祇園祭、そして京都について。

          暑い夏に涼をとる暮らし 京都の老舗料亭で体験する和食・和菓子とガラス器のコラボ、そしてお琴、木のぬくもり

          こんにちは。 山ばな平八茶屋の園部晋吾です。 今回は7月23日に行う活動を紹介します。 祇園祭と夏という大テーマの中で暑い夏に涼をとる暮らし というのをサブテーマとしてやっていきます。 文化庁「子供たちの伝統文化の体験事業」 祇園祭と夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~ ・7月23日(祝)  暑い夏に涼をとる暮らし  場所:山ばな平八茶屋 https://ksn16teamb0723.peatix.com/view メンバーはガラス工芸作家の石田知史さん、お琴の大谷祥

          暑い夏に涼をとる暮らし 京都の老舗料亭で体験する和食・和菓子とガラス器のコラボ、そしてお琴、木のぬくもり

          自然を取り入れた豊かな暮らし  素敵な京町家でお庭に触れ、伝統文化のコラボを体験

          こんにちは。 陶芸家の諏訪蘇山です。 今回は7月18日に行う活動を紹介します。 文化庁「子供たちの伝統文化の体験事業」 祇園祭と夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~ ・7月18日(月・祝) 自然を取り入れた豊かな暮らし  場所:啓明商事 https://ksn16teamc07

          自然を取り入れた豊かな暮らし  素敵な京町家でお庭に触れ、伝統文化のコラボを体験

          季節の移ろいを感じる暮らし 京都の酒蔵、佐々木酒造で楽しい文化の体験を

          こんにちは。 手描き京友禅の羽田登喜です。 今回は7月16日に行う活動を紹介します。 文化庁「子供たちの伝統文化の体験事業」 祇園祭と夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~ ・7月16日(土)  季節の移ろいを感じる暮らし   場所:佐々木酒造 https://ksn16teama0116.peatix.com/view 佐々木酒造さんの蔵の中で展示をしたり ワークショプをしたり

          季節の移ろいを感じる暮らし 京都の酒蔵、佐々木酒造で楽しい文化の体験を

          自然と人と文化が共存できる社会  祇園祭りと夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~          

          日本の伝統文化の継承者という視点で 環境問題と向き合ってきた我々は サステナブルな社会の実現を目指す「SDGs」に つながる活動に取り組みます。 現在のメンバーは代表の華道・池坊専好 華道・笹岡隆甫、ガラス工芸・石田知史、箏曲・大谷祥子、造園・小川勝章 酒造・佐々木晃、和菓子・鈴鹿可奈子、陶芸・諏訪蘇山 日本料理・園部晋吾、小鼓・曽和鼓堂、音楽・津田佐代子 銘木・中川典子、能楽・橋本忠樹、京友禅・羽田登喜、漆芸・三木表悦 今回、私たち京都の伝統文化継承者は それぞれ分野が

          自然と人と文化が共存できる社会  祇園祭りと夏~自然を感じる、豊かな暮らしを体験~