#栗の渋皮煮に挑戦
大量に実家から栗をもらった
去年は貰ってほったらかしてしまい
カビが生えて捨ててしまった
今年こそは有効活用する!
と決めてたものの、貰ってから
仕事のため2日紙袋に入れっぱなしにした
だけなのに一部カビが生えてしまった
栗はザルに入れるとか新聞紙に
広げて湿気ないようにしないと
すぐしとっと湿ってくる
そして土曜日
お昼まで仕事だったけれど
カビの生えた栗を見て
やってやるか!と
気合を入れて栗仕事
まずは栗ご飯用に栗を剥くことに
鬼皮剥いて渋皮にしてから
包丁を入れてみたんだけど
硬過ぎて挫折
栗ご飯好きだけど
栗準備することの大変さを思い知る
母に電話するけれど
手痛くなるよって
それでも栗を調理してくれてたんだ
やってみなきゃ
大変さは本当に分からないものだ
どうにかこうにか
気合いで栗を包丁で剥いて
次は渋皮煮用の栗準備
ネットを見ると
黄色い身が少しも見えてはならぬ!
何個も失敗…
鬼皮に傷を入れる時に
黄色い身まで出てしまう
包丁でやるとつい切り込んでしまうから
ハサミで少し切ると、
鬼皮だけ捲ることができた
何度か試行錯誤を繰り返し
コツを掴んできた
昔の人はこんな固い皮の栗を
食べようとよく思いついたもんだ
一個ずつ丁寧に鬼皮を剥いてる時
食べ物を丁寧に扱うことは大事だ感じた
いつも仕事が終わった後
バタバタと食事を作る
野菜だ、肉だ、と認識してはいるけれど
有り難みなんて感じら暇はない
本当は一つ一つ丁寧に扱って
食べ物を慈しむ時間が
人には必要じゃないのかなんて考えながら
栗の皮を剥いていた
2時間ほど栗仕事をした
首も肩も手も、爪の間まで
痛くなったけれど、ほっこりした気分だ
重曹を入れた水で茹でで、
沸騰してから10分ずつ2回繰り返す
そのうち1回目茹でたあと、
水で一粒ずつ繊維の部分を水で流しながら
丁寧に取り除く
筋の部分は竹串でお掃除する
この作業だけに1時間かかった…
そのあと
水だけで茹でるを3回繰り返す
そして次からお砂糖を足す
後から知ったことは砂糖を入れると
身が固くなるからこの前の時点で
しっかり柔らかくする必要があるみたい
多分私は500グラム近くのお砂糖を使った
使った栗の60%の重さの砂糖が必要らしい
3回くらいに分けてお砂糖を入れて
クッキングペーパーを丸く切ったものを
落とし蓋代わりにした
トータル1時間くらい炊いたかな?
次の日の朝ブランデーを足して
火を入れ直す予定だが
つまみ食いをしてみた
柔らかいけれど
味が芯まで染みていなくて不安になる
けれど余熱を入れるから大丈夫と
信じて寝ることにした
朝6時に肩と首の痛みで目が覚めた
こんなにも痛くなるものか…
だけど栗が気になってすぐに台所へ
一粒食べてみたけど
やっぱり味が染みていない
ブランデーを回しかけ火を入れてみた
15分くらい炊いて火を消した
汁のとろみが足りない気がして
栗を一度取り出し
汁だけを火にかける
沸騰してかは15分ほど炊き
粗熱が取れた頃栗に流しかけた
どうなるか心配だったけれど
完全に熱が取れた頃
一粒食べてみると中まで柔らかく
これは間違いなく渋皮煮
大満足だ
めちゃくちゃ時間はかかったけれど
作ってる間余計な心配事なんかも
頭からすっ飛んでいて
ただ、栗のことだけを考えていた
今生きてるって感じ
自律神経も整った気がする
毎日、一粒ずつ
大切に自分で作った秋の宝石を
楽しませて貰おうと思う