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うつ彼女とADHD彼氏【vol.2】
うつ彼女・激子の実態
激しすぎる人生(同棲するまで)
4人兄弟の3番目に生まれ、普通の女の子で過ごすも、高校で女子校に入学しバクハツ。どんなときも「いかに笑いをとれるか」を第一に考え、「大学受験に失敗したらヨシモトに入る」が口癖になった。
結局、第一志望の音大に合格し女子大生となるが、自分に音楽の道は向いていないことを早々に知る。それからの激子の口癖は、「バリキャリになる」。
無事、第一志望の会社に入社するも、たった1人で見知らぬ地(新幹線で2時間半)に配属される。出世枠だったらしいが、まともに休むことも、コロナ禍で羽を伸ばすこともできず、ある日『適応障害』と診断される。
約2ヶ月の休職期間を経て、退職。もちろん就職先なんて未定、というより「もう会社員にはならん」と誓う。その後、休職期間でやっていたライターの仕事を続け、現在フリーランス3年目。
適応障害ってどんな感じ?
激子が適応障害になったとき、ちょうど、女優・深田恭子さんも適応障害になり、テレビでよく解説されていました。
適応障害は基本的に、周りの環境(新しい職場や学校など)に適応することができず、ストレスが溜まり発症するものです。
同じ適応障害でも、色々な症状がありますが、激子の場合は…
常に涙がとまらない
なんでもないことに落ち込む
休日も落ち着かない
会社に行く電車に乗るのが怖い
じんましんやばい
こんな感じ。とにかく心の中で「助けて」って叫んでた気がします。
こんなにひどい症状でしたが、退職した途端劇的に回復。あの日々は幻だったのかと思うほど。
適応障害を経験した、激子のキモチ
激子は、元々、仕事に対する意欲はとても強く、おそらく仕事人間の種族。
「四六時中仕事をしてたい」「バリキャリになる」と言っていたものの、適応障害を発症してからは、「とにかく健康でいたい」と思うようになった。
そして今はフリーランスに。それはそれで大変だけれども、ある意味、自由気ままにやっている。
嫌なことがあったら、とにかくセブンの豆大福、もしくはパリパリのクレープに限るのだ。
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