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「こころの月で浮世の闇を照らす」には体力がいる

光の速さでひと月が経ち、おかげさまで単身生活もなんとか立ち上がりました。ということで毎日暑い日が続く灼熱の仙台から近況報告です。

これまでプロダクトマーケ・デジタルマーケを主戦場として働いてきたわたし、リテールマーケティングは初級者もいいところ。まさにアンラーン&リスキルの真っ最中でございます。
東北〜北海道のパートナー企業や代理店の皆様、社内関係者に挨拶行脚を早速始めていますが、すでにスケジュール繰りがだいぶ不穏な雰囲気に。。。
Business以前にBusynessを克服しなければいけません。

数多く出席する会議に向けた準備コミュニケーション、移動中に取引経緯インプットを受けながらご挨拶/商談準備、スケジュールの合間を縫って絶え間なく決裁確認、さらにその隙間に予算調整や総務人事の組織内政、夜は社内外の懇親。。。そして日本酒おいしすぎ&飲みすぎて次の朝は頭にやや靄がかかったコンディションで振り出しに戻る 笑
これらに加えて、土日も現場の激励訪問や各種視察、芝刈り?等で忙しくされている方もたくさんいらっしゃいます。体力お化けやん。

なるほど経営者の諸先輩がた、こうした苦労を克服する過程で成長されていらっしゃるのだなあと肌身に感じます。
ただでさえ難しい経営レイヤーの意思決定。忙しさにかまけていると「決めない」言い訳に終始しがちですね。サンクコスト、アンカリング、正常性バイアス、不作為バイアスなどなどの誘惑が、浮世の闇となって本当の課題を覆い尽くす。

それらのトラップを振り切って本当にやるべきことを突き通すため、知力体力を極限まで高める必要がある。だからこそ、忙しい方であればあるほど本を読むし、運動をするんですね。疲れた頭で本を読むのも結局体力が必要、Physical Strength Matters!!だなあと思う今日この頃です。
やっとわかってきたぞ、ということでジム通い&積読解消頑張ってなんとかキャッチアップしていきたい。過去の関連記事も引用しておきます。


ちなみに本記事タイトルはこちらから拝借しました。

「曇りなき こころの月を先立てて 浮世の闇を 照らしてぞ行く」

仙台藩初代藩主伊達政宗公 辞世の句

どこまでこころの月を先立て続けることができるのか。
初心忘るべからずで頑張ります。
最後にご参考まで、社内サイトに投稿した着任挨拶再掲です。

”きたブロック”の皆様こんにちは!
東北支社スマートライフ部長の平田啓介と申します。
新卒から20余年のドコモ人生の大半を、国内外の様々なコンテンツ企画やサービス運用に捧げてきた根っからのマーケターです。新し物好き、カオス好き、前例や正解のない環境が大好物です。そんな性格や経験を活かして、直近のキャリアでは”メンバーを勇気づけながら素敵な組織を作っていく”ことを強みとしています。
(話が長いとよく言われるので)詳細なプロフィールは別添参照ください。
また、Slack個人チャンネルでいつでも気軽にお声かけいただければ幸いです。

さて、着任にあたって私が大事にしている考え方”Pride/Respect/Fact and C1st”を共有させてください。

Pride
それぞれの経験や知見を活かし、プロフェッショナルの誇りをもって働きましょう。役職とか関係ないです。間違いは正す、さらに良いものにする。
改革に恐れを抱かず発言できる心理的安全性の高い”きたブロック”にしよう。それぞれの持ち場でオーナーシップを発揮して、数年後には伝説のブロックと語り継がれる仕事がしたい!

Respect
↑と表裏一体で。プロなんだから歯をくいしばってなんでも一人で解決しろ!・・・とか絶対に言いません。
お互い人間じゃないですか。つらい時も苦しい時もあります。仲間を頼ろう。相談しよう。みんなそれぞれ誰かにとって大切な一人の人間。尊厳を損なうような行為は許しません。
ハラスメント、ダメ絶対!

Fact
リアルにこだわろう、数字を見よう。
投資対効果を高め、さらにヒトモノカネを獲得していくためには数字に強くなるしかない。サービス改善したかったら自分でひたすら触ってみる。ユーザーインタビューする。
現地現物の情報の前には本社も支社もありません。
私たちが“きたブロック”のFactを届けよう!

カスタマーファースト (C1st)
上に書いたことはすべて誰のために?
狭義のお客様だけでなく、広義の関係者全員、あなたの”お客様”のために全力で頑張りましょう。部門で「城」を作らず横串でしっかり連携し、いままで以上にきめ細やかな仕事を北海道・東北の加盟店様・代理店様・ショップスタッフ皆さんとその先のお客様へ届けてください。

以上、「真剣に!×楽しく!」 これからよろしくお願いします!

Keep on Rockin', Stay Tuned!!
ひらた

改めて読み返してみるとちょっと堅すぎたかなとか思わんでもない


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