気遣いをするときは、相手も自分もメリットがあるように。
元日の朝。
気遣いをするときは、
相手の受け取りやすさが大事と感じた話です。
妻のお父さん(70代)から
サラッとすごい気遣いの言葉をつかわれて
父への尊敬度が更に上がった、
30代サラリーマン kskです。
今日は朝から、妻のご両親のいる実家へ、
家族で車で数時間かけて、向かったのですが。
お父さんより連絡があり、
「家の前のコインパーキングが閉鎖されてて、近くのパーキングを歩いて探して来ます」
と。
「ええ!?いやいやいや!💦
大丈夫です!!自分で探しますよ!」
と自分達。
寒い中にお父さん(70代)を外に歩かせるなんて…
そしたらお父さんは
「いや、実は医者に毎日1キロは必ず歩けって言われてて、助かるんですわ。目的もなく外を歩くのってホントしんどくてねー!」
自分はつい、
「あ、そうなんですか!?毎日1キロって大変ですね💦すみません、ありがとうございます!」
って、受け取ってしまった。。
お父さん大変だなーって思ったんですが。
後でこっそり判明したのですが、お父さんは
「毎日1キロ」なんて医者の指示はされてなかった。
…ちょっと!お父さん!!笑
「相手の受け取りやすさ」を考えた、
優しさがここにあると、感じました。
考えてみるほど、凄いなぁと。。
「パーキング見てきますよー」と言われても、
こっちが、申し訳ない。。
感謝よりも、むしろやめてほしい、と思う。
そこで、
「自分も運動になるんで、良いですよー」
と言われても。
運動になれども、やっぱり申し訳ない。
その理由も、取ってつけたように感じてしまう
だけど、
実は自分に毎日歩くという「タスク」があって、
むしろ「助かる」んだと。
目的もなくて外を歩くの、しんどくてね、と。
そうなんだ、、と思ってしまう。
しかも
そこに強力な「第3者」が登場してきた
医者から言われて、やらねばならない
その時点で、いつの間にか
「自分とお父様」の2人のやり取りではなく、
「お父様と医者」のやり取りに、大変だぁと思い
「お父様の負担」に対する後ろめたさが消えて
パーキングを見てきて下さる、
感謝だけが残った。。
冷静に考えるほど、お父さんは凄い。。
咄嗟にこんなこと言えるくらいだから、
日頃から、長年の積み重ね、なんだろう。。
気遣いをするときは、
一方的に気遣いをされても、申し訳ないし
むしろやめてくれ…と思うこともある
相手の受け取りやすさが、大事と感じました。
相手も、自分も、メリットがあるように。
(その方が自分が助かる)+(「第3者」が登場する)
って、否定が出ない、すごい伝え方だ…
いや、第3者が出てこなくても、
「あなただけでなく、自分も助かる」という
双方に利益のある気遣いが、大切なのかも。
どんなのがあるだろう…
自分が払うから、食事に行こう
と言われても、それは誘われた方も気を使う。。
高級店の無料招待券があって行きたいんだけど、
そういう店に慣れてないし、
行かないのも招待券が無駄になってしまう…
1人で行くのも気が引けるから、
一緒に来てくれませんか、
とか?
ケーキやお菓子が人数より足りないってとき。
「自分は大丈夫、皆食べて!」って言うと
優しいようで、相手に気を使わせてしまう
「自分が」ダイエットしてるから、大丈夫!
という言い方も、できるけど、
実は、ダイエットトレーナーに止められてて
◯◯日までに、◯◯kgを達成せねばならない
食べれないから、むしろありがとう!
とか?
いや、微妙だな…
具体例が出てこないのは、日頃から考えてないからなんだと思います。。💧
でも、やっぱり
気遣いをするときは、
一方的だと、相手に逆に申し訳なさを与える
だから
相手の受け取りやすさを、
自分も相手も、メリットがあるんだ、という
伝え方を、改めて考えようと思った日でした。
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