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Keisuke Saito
2023年3月5日 10:41
白い木に実が成っている。それを取ろうとしたけれどあとビー玉一つ分だけ手が届かない。何度も手を伸ばしているうちに実が大きくなって、後3回トライしたら辞めようと思ってから2回目で手が届いた。触れてみると思っているよりも少し冷んやりしていて、それを持った手だけが夏の海辺でコーラの缶を持つあの瞬間にいる様だった。僕はしばらくその実を眺め続けた。中身が気になったけれど、あんまりにも綺麗な実だ