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短編小説「ぺりとんとん」

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小学生の時以来に書いた、短編小説です。
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#短編小説

ぺりとんとん_第1話

ぺりとんとん_第1話

白い木に実が成っている。
それを取ろうとしたけれどあとビー玉一つ分だけ手が届かない。
何度も手を伸ばしているうちに実が大きくなって、
後3回トライしたら辞めようと思ってから2回目で手が届いた。
触れてみると思っているよりも少し冷んやりしていて、
それを持った手だけが夏の海辺でコーラの缶を持つあの瞬間にいる様だった。

僕はしばらくその実を眺め続けた。
中身が気になったけれど、あんまりにも綺麗な実だ

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