見出し画像

リーダーに実践してほしい メンバーへの4つの承認#168

新規事業開発やプロジェクトチームでは
メンバーの士気、モチベーションを保つことが重要です。

リーダーの皆さんはチームのモチベーションをいかに維持していくかに
多かれ少なかれ頭を悩ませていることと思います。

今回の記事ではチームのモチベーションを維持するために
リーダーに実践して欲しい4つの承認についてお伝えします。


|チームのモチベーションを維持するには


先日、プロジェクトリーダーとのミーティングで
どうしたらメンバーのモチベーションを維持できるのか
という話題があがりました。

このお悩みはプロジェクトを進める際に必ずと言っていいほど
でてくる課題です。

新規事業開発やプロジェクトを進めていくためには
いかにメンバーの士気、モチベーションを保つかが
重要になってくるからです。

今回もプロジェクトリーダーといろいろと意見交換させていただきました。

その際に私からお話させていただいたのは
まず大事なのは 「メンバーを認める」
ということ。

そして "4つの承認" についてお伝えしました。

|4つの承認


皆さんは4つの承認をご存知でしょうか?

1.結果承認
2.行動承認
3.存在承認
4.可能性承認


リーダーが、この4つの承認を意識するだけで
チームメンバーのモチベーションが変わってくるはずです。

それぞれの承認について詳しく見ていきましょう。

1.結果承認


文字の通り、結果や成果を認めることです。
うまくいったこと、達成したことを認める。
これは最低限行うべきことですよね。
みなさんも普段から行っているのではないでしょうか。

2.行動承認


たとえ結果が伴わなくても、行動やチャレンジ精神を認めることです。
「結果は残念だったけど、トライしたことは素晴らしい!」
「ナイスチャレンジ!」
というような承認です。

新規事業は前例のないことへのチャレンジの連続です。
リーダーからこの行動承認があると
失敗を恐れずチャレンジできるチームになります。
チームの中にこういった空気が醸成されると
いわゆる心理的安全性のあるチームになってきます。

3.存在承認


一番ベースにあるのが、この存在承認です。
存在そのものを認めることは重要です。

「〇〇さんがいるからこのチームはうまく機能しているんだよ」
などと声がけすることで
メンバーは"貢献感"を感じることができ、
がんばろう、もっと貢献しようという気持ちになります。

特にうまく行動できていない人や
少しモチベーションが下がっている人がいる場合には
この存在承認で認めてあげてみてください。

チームでお互いに存在を認め合っている雰囲気があると
心理的安全性の高いチームと言えるでしょう。

4.可能性承認


そして最後の承認が、可能性承認です。
将来に期待しているという承認です。

たとえば、新人さんへは
「まだ教わることばかりだと思うけど、将来は期待してるよ!」
などの声かけをします。

チャレンジが失敗した場合には行動承認と合わせることもあります。
「ナイスチャレンジだったね!今回はうまくいかなかったけど、
次に期待してるよ!」
という具合に承認します。

期待されるとうれしいし、がんばろうと思いますよね。

ただし過度になりすぎて
相手にとってプレッシャーになるのは本末転倒です。
注意しましょう。


いかがでしたでしょうか?

マネージャーやリーダーはこの4つの承認を意識し、
“実践"することが大切です。

そうすればチームのモチベーションが上がり、
心理的安全性のあるよいチームが育つはずです。

ぜひ試してみてください。
そして、いいチームをつくっていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。


※ 新規事業開発や商品企画に携わる方の「お役立ち情報」として
以下の資料が無料にてダウンロードできます。
どうぞご利用下さい。
【新規事業開発・企画構想30チェックリスト】
【白神式企画構想書テンプレート(ppt版)】

※ 株式会社プリミスからWeeklyでメルマガを発行しております。
新規事業開発や商品企画、ビジネスに役立つ情報を発信しておりますので
是非ご登録下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?