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新規事業開発を一発屋で終わらせないためには?
この記事をお読みいただいている方には
まさに今、新規事業開発を推進されている方
これから新規事業開発を進める方
そろそろリリース(上市)手前の方
など新規事業開発に関わっている方が多いと思います。
みなさんは新規事業開発のゴールをどこにおいていますか?
|新規事業開発のゴールはどこか
新規事業開発のゴール、どこにおいていますか?
最初の商品やサービスのリリースをゴールにおいている
実はこれ、とてもよくみられるパターンなんです。
新規事業開発では
決して最初の商品やサービスのリリースをゴールにおかない
これが重要なポイントです。
最初の商品やサービスはあくまで第一歩であって、通過点でしかありません。
新規事業開発では
その事業が完全に立ち上がった状態をゴールにおく
もっと言うと
"大成功した理想の状態" をイメージし、ゴールにおいてください。
|1号機のリリースをゴールにおかない
1号機(最初の商品やサービス)は正直なかなかうまくいかないことが多いです。
特に新規性が高い新規事業の場合には、1号機が最初から市場に受け入れられることのほうがめずらしいと思ってください。
そういう状況の中で1号機をゴールにおいていると
そこでもう失敗モードになってしまいます。
また自分たちは継続してがんばるつもりでいても
1号機をゴールに設定していると
周囲からは失敗と認識されてしまいます。
私自身もサラリーマン時代、新規事業開発で同じことを経験しています。
数億円を吹っ飛ばしてしまい、完全な失敗企画でした。
(今となってはとても貴重な体験です)
事業自体の立ち上げをゴールにおき
1号機はあくまで通過点とする
そうすることによって顧客や市場のフィードバックを得ながら改善し、
2号機を企画することができます。
ソフトウェアやサービスの場合では、バージョンアップしていくことも可能になります。
1号機がうまくいかないリスクを想定し、2号機、バージョンアップも含めた事業計画をあらかじめ立てておくことが大切です。
また、1号機を最小機能、最短スケジュールといったいわゆる”リーンスタート”ではじめ、2号機やバージョンアップ計画を初期から立てておくことも大切です。
|新規事業開発とは “事業"の開発である
新規事業開発は、最初の商品やサービス(1号機)を開発しているのでは
ありません。
新規事業開発とは “事業"の開発です。
それゆえ、1号機のリリースを新規事業開発のゴールにおくべきではないのです。
新規事業開発では
その事業が完全に立ち上がった状態をゴールにおく
これがポイントです。
最初の商品やサービスはあくまで通過点とし、大成功した事業の状態をゴールにおいた企画を推進していってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(追伸)
この考え方は企業の新規事業開発において有効なだけではありません。
起業や資格取得も同じです。
ぜひその先の成功した状態をゴールにおいて活動を進めてください。
私自身も自戒を込めてですね!
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