相手の言うことはいったん全肯定する!~周囲と良い関係性を築くスキル~#181
今回は、周囲と良い関係性を築く上で知っておきたいスキルについてお伝えします。
|周囲と良い関係性を気づくには
note記事でプロジェクト推進のヒントやコツについてお伝えしていますが、
プロジェクトはチームやグループで遂行するもの。
プロジェクトを進める上で、”周囲と良い関係性を築くこと”が成功へのカギであることは言うまでもありません。
また、プロジェクト推進に限らず、全てのビジネスシーンで
仕事やタスクを円滑に進めるため”周囲と良い関係性を築くこと”
はとても重要です。
そこで大切なのがタイトル通り
相手の言うことはいったん全肯定する!
という姿勢です。
コミュニケーションやコーチングでは
Acknowledge
承認、認める
というスキルになります。
|承認というスキル
このスキルは、プロジェクト推進においてもそうでない様々な場面でも
大変有効で身につけておいて損はありません。
たとえば、自分が話したり、プレゼンしていることに対して
相手や周りの人が
・否定的なコメント
・別のアイデアなどの提示
・それ以外のいろいろなコメントや発言
をしたとします。
「その通りだな」と思ったときは当然肯定すると思いますが、
自分ではそう思わないときや否定したくなるとき、
皆さんはどのようにリアクションしていますか?
「それは違うと思います」
「そうは言われますが、私はそう思いません」
「それは、〇〇の理由でうまくいきません」
などと、いきなり否定の言葉を言っていないでしょうか?
テニスで言うと、
ボレーでいきなり跳ね返しているようなイメージです。
私もかつてはそうでした。
否定されたり、余計なコメントされるとすぐに跳ね返していました。
でもそうすると、場も否定の雰囲気になってしまうんですよね。
こういった場面で
Acknowledge(承認、認める)
をいれると次のようになります。
「なるほど、確かにそういう意見もありますね。ただ、私は〇〇と考えています」
「アイデアありがとうございます、助かります。 ただ、ちょっと今回は〇〇な理由でうまく使えないかもしれません」
このような形で、少しでいいので相手の発言を肯定、承認してする。
その後自分の意見を述べるようにします。
キャッチボールで相手のボールを受け取って、少し間をおいてから
いいところに投げ返すイメージでしょうか?
|人は承認欲求を持っている
人間には基本的に、”承認欲求” があります。
自分が言ったこと、特によかれと思って言ったことを、
いきなり否定されたり、スルーされると気分が悪くなってしまいます。
逆に、最終的にはその通りにならなくても、
・まずは受け止めてもらう
・いったん肯定してもらう
と承認欲求が少し満たされ、別の意見を受け入れやすくなります。
また、このようなコミュニケーションの方法を意識していると、
相手だけでなく、自分自身もいい気分になってくるはずです。
場を肯定の雰囲気に持っていくこともできます。
結果的に、プロジェクトだけでなく様々なビジネスシーンですんなりとうまく事が運ぶようになる可能性が高くなります。
|おわりに
私自身もそうだったように
多くの方はこのAcknowledge スキルをご存知ないか意識していない
のではないかと思います。
意識すれば自然と慣れてきますので、ぜひ、意識してみてください。
良い関係性や良い場
がつくれるはずです。
まずは試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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