【思考#1】ちょこっと整理:メンタルってどうやって回復できるん?
こんにちは。【ポンコツいのしし】です。
最近メンタルブレイクしていたのですが、さすがに落ち着いてきました。月日の流れってすごい。
(そう思い込んでいるだけかもしれませんが笑)
#メンタルブレイクした理由はこちらから
やっと普段の思考力が戻ってきて、少しだけ物事を整理できそうになってきました。
メンタルを病んだこの機会に、精神的に立ち直るために何ができるのか、その方向性を少し俯瞰的に整理してみたいと思います。
精神的に立ち直る方法をどうやって考えるか
精神的に立ち直る方法って、いろいろあると思います。
とにかく泣く、人に話を聞いてもらう、運動する、仕事に没頭する、とにかく寝る、新しいことにチャレンジする、etc
たぶん誰も自然とやっている行為だけでも、無数の方法があって、思いつきで考えていくと結構キリがないなと。。
なので、少し考え方を変えてみます。
「精神的に病んでいる状態(困まりごと)」を解決するという風に捉え、
1.精神的に病むプロセスを俯瞰的に捉える
2.病むプロセスに沿って解決方法を考える
という順に整理してこうかと思います。
(なんかちょっとコンサルっぽい?(笑))
病んでいる状態を整理してみる
※以下から超個人的な意見です。学術的な裏取り等は一切行っていないので、あくまで一意見として聞いてください。
病んでいる状態の捉え方って色々あると思いますが、私はいったんこんな風に捉えてみました。超ざっくりですが。
病む原因となる事象の発生
要は、嫌なことが起こる、ことです。
仕事でプレッシャーのかかることがあった、誰かに陰口を言われた、パートナーと喧嘩した、とか。
でも、発生した瞬間は、ただの現象であり、それが良い/悪い、心地よい/嫌だ、という(自分にとっての)性質は決まっていません。事象の認知と解釈
事象を自分の肉体/心で認知し、自分の価値観や考え方で解釈する段階です。
・事象のどの側面を認識するか
・認知した(ある側面)事象をどういう価値観/考え方で解釈するか
によって、自分にとってその事象がどういう性質を持つかが決まります。
個々人がそれぞれの経験に基づき、認知の仕方、考え方/価値観を形成しているため、同じ現象でも各々で受け取り方が異なります。(認知・解釈に起因する)生理現象の発現
事象をその人なりに認知・解釈すると、それに対して肉体的な反応を示します。
胸が苦しくなる、過食/拒食、過眠/不眠、抜け毛、頭痛、腹痛、などなど
人によってさまざまな反応を示します。
生理現象は、【4.感情の発現】と同時に、かつ深く関連して発生するんじゃないかと思います。(認知・解釈に起因する)感情の発現
事象の認知・解釈に応じて、自分の中に様々な感情が生じます。
楽しい、嬉しい、辛い、苦しい、悲しい、晴れ晴れする、もやもやする、など。
感情は、【3.生理現象の発現】と同時に、かつ深く関連して発生するんじゃないかと思います。
立ち直る方法(アプローチ)を考えてみる
病むプロセスに沿って、立ち直る方法を考えてみます。
基本的には、プロセスの一つひとつに焦点を当てて考えてみます。
1.事象の解消・回避
○事象の解消
病む原因となる事象をなんとかする!という超シンプルなものです。
勇気をもって立ち向かうというものですね。
仕事でプレッシャーを感じたら、そのプレッシャーを跳ね返すくらいの成果を出す、恋人と喧嘩したら、とことん向き合って話し合って、喧嘩の原因と解消する、とかですかね。
でも、そもそもは事象の解消ができないから病んでしまうのであって、病む状態から立ち直るというアプローチとしては有効ではない気がしています。
○事象の回避
病む原因となる事象に相対しないように逃げる、ということです。
要は「逃げるが勝ち」です。
自分に合わない仕事をやめる、そりの合わない人との付き合いをやめる、とか。
事象自体がどうにもならなくても、取れるアプローチで、結構有効な気がしています。
ただ、事象自体から逃れられない場合には有効ではありません。
(最愛の人の死など確定してしまった事実など。その事象自体を思い出して苦しんでしまうような場合)
また、同じような事象に対応する術は獲得できないので、同じような事象はずっと回避しなければなりません。
2-1.再認知・解釈
今一度、冷静に事象をとらえ直し、改めて解釈することです。
ここでは必ずしも価値観や考え方の変容は必要としません。
「人に話を聞いてもらう」というのは、この対応の最たる例じゃないかと思います。
人が事象を認知する際、必ずと言っていいほど、事象をぼやっとしか捉えられなかったり、"ある"側面しか捉えられない、と思っています。
でも、事象を改めて整理して認知しようとすると、ぼやっとしているものを明確に捉えたり、それまで気づいていなかった側面に気づき、新たなインプットが増え、それをもとに別な解釈が可能になります。
人に話を聞いてもらうためには、改めて事象がどんなものなのか整理する必要があります。その整理と人に話を聞いてもらう過程を通じて、
「あれ、こういうところに気づけていなかったな」とか、
「もしかしたら、こういう意図があったのかもしれない」とか、
漠然とぼやっとしていたものが明確になって、不安な気持ちがなくなったり、その物事の新たな側面に気づくことができ、自分の解釈の仕方が変わることもあるんじゃないかと思います。
この領域には、認知科学、心理学、あたりの学問から具体的なアプローチを考えることができそうだなと思っています。
2-2.価値観・考え方の変容
認知した事象をどう解釈するか、その解釈の仕方そのものを変える、という方法です。
皆さん聞いたことがあるんじゃないかと思いますが、
コップの水をみて、
「もう半分しか残っていない」⇔「まだ半分も残っている」
は大きく解釈が違ってきます。
この解釈に大きく関わる、価値観や考え方を新たなものにしていき、事象をマイナスに捉えないようにする、のがこのアプローチです。
この領域では、認知科学、心理学、哲学、あたりの学問から具体的なアプローチを考えることができそうだなと思っています。
3.肉体的刺激
肉体に新たな刺激を与え、生理現象を軽減、解消する、というアプローチです。
冒頭で述べた、とにかく泣く、運動する、とにかく寝る、とかは、肉体に新たな刺激を与えて、病んでいる事象から発生する整理減少を軽減、解消しようとしているんじゃないかなと捉えています。
特に、"泣く"という行為は、生理学的にストレス緩和になることが示されているようです。
参考:涙とストレス緩和|有田 秀穂
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/129/2/129_2_99/_pdf
この領域では、生理学、等の学問から具体的な方法を考えることが出来そうだなと。(肉体的にストレスを感じるメカニズムをもとに直接的な肉体的刺激を使ってそのストレス感じる流れを断つ、という感じ)
4.???(感情のコントロール?)
論理的には感情をコントロールする、というアプローチも考えられますが、これはかなり難しい、というのが僕の感想です。
感情はある種、自然発生的で、それを直接変えることはできないんじゃないかと。
"悲しい"という感情を"嬉しい"に直接的に変えるってなんか想像つかない。。
アンガーマネジメントのような、感情をコントロールする方法があるみたいなので、僕が知らないだけで何か方法があるのかもしれないですが、僕の知識不足で有効なアプローチが思いつきません。。
こんなのがあるよ、というのを知っていれば、コメントで教えてくれると嬉しいです。勉強します。
自分に合う方法(アプローチ)はなにか?
ここまで話してきた4つ(実質的には3つ)のアプローチから自分に合ったアプローチを選ぶ形になると思います。
対象の事象を回避できるのであれば、そうするのは非常に良いと思います。
社会に属すると、耐え抜くこと、打ち勝つこと、が美徳のようにされることもありますが、ぼくは「人間そんな強くないし、強くなくていいのでは?」と思っています。
なので、嫌なことを回避し、自分の好ましいことだけに常に触れ続けられるのであれば、幸せな生き方だと思っています。
ただ、ぼくが最近メンタルをやられた事象はどれも逃れられない、また、事象自体を覆すことが難しいため、1.事象の解消・回避は有効ではありません。
そのため、
短期的には、3.肉体的刺激、2ー1.再認知・解釈
長期的には、2-2.価値観・考え方の変容
という形で、病んでいる状態を脱する形になるかなと。
特に、僕が今回遭遇した事象は今後も似たような事象が発生することになると思います。
また、僕は”人間はいつからでも変われる”と信じたいので、
価値観や考え方そのものを変容させ、心に受けるマイナスな影響を軽減できるようにしていきたいなと。
教えてください~おすすめの方法/本~
ここまで自分なりに病んでいる状態から脱する方法を整理してきました。
ただ、これらは超個人的な考えにもとづく、ただの私見です。
これだけじゃないし、きっとたくさんの別の方法があると思っています。
僕はそういった方法を広く学び、自分の悩み事に活かし、その結果を皆さんにシェアしていきたいなと思っています。
なので、病んでいる状態から立ち直る方法で、
・こんないい方法があるよ
・この本にいい情報が載っているよ
というのはあればコメントで教えてください!
皆さんと一緒に、日々の悩みをほんの少しでも前向きに捉えて、対処できるような、そんな方法を考えていきたいと思っています。
今回もお付き合いくださり、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。
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