ほんとにほんとに、この通り 真摯に音楽と向き合うこと
Twitterで知りましたが、ほんとにこういうトップの方が、言ってくださるのは、心が撫でられます。
もちろん、最高レベルのピアニストや学生さんへの言葉だと思いますが、
でも、レベルが高い低いというところの問題でしょうか。
どんな力量でも学歴でも年齢でも、大事なことだと思います。
青柳さんは、
他のツイートでもこう書いてます
『コンクール受けまくってた留学時代、一時帰国して恩師山田富士子先生に聴いていただいたら「良いけど、コンクール弾きになってるね」と言われた。ピンと来なかったけど、審査席に座るようになって漸く「勝つ為にあらゆる技を駆使して挑む子」と「まずは音楽を深める為に真摯に取り組んでる子」の違いがハッキリ分かるように。後者は希少。そんな子は大切に育てたいと心から思う。』
あんなに人生かけてピアノを弾いているのだから、当然真摯に取り組んでいると思うのだけど、
どこか違うのでしょうね。
ファッションなら、
その人の良さや価値観より、
誰もが認めるブランドで身を固めるような。
料理なら
盛り付けが素晴らしいけど、
一つ一つの下拵えが省かれてるとか
インスタ映えやYouTubeの再生回数を狙う投稿のような
それぞれ、技やコツがあり、それができるだけでも充分すごい才能です。
でも、
クラシック音楽って伝統文化ですからね。
表面的なものは、時代とともに剥がれ落ちる。
剥がれ落ちない揺るがない、本物の芸術はなんだろう。
それが、一生かけて追い求められる秘密とわたしは思ってます。
私たちの人生より、音楽の命は長いのですもね。