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【米国株】週間マガジン

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米国株投資にかかわるマーケットやマクロのニュースを1週間を振り返る形でまとめ配信します。
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2023年4月の記事一覧

【米国株4/24~4/28まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

【米国株4/24~4/28まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500とナスダック100先物のチャートを振り返り、来週に備えます。

S&P500先物(週+0.76%)週足

今週は押し目を作って、4,200の節目に3度目のトライを準備した週でした。

先週、上記に書いた通りの展開となって、紫色ボックスを割り込むかテストされたが、押し目で反発する値動きとなった。

反発後、4,200手前まで到達し、3度目の4,200超えを来週迎え

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【米国株4/24~4/28まとめ】8割がEPSクリアで決算堅調。コアPCEが高止まりだがほぼ通過【前編】

【米国株4/24~4/28まとめ】8割がEPSクリアで決算堅調。コアPCEが高止まりだがほぼ通過【前編】

こんにちは、Kojiです。

●今週の注目2ポイント

S&P500銘柄の約8割がEPS予想を上回って増益

コアPCEが高止まり・予想上振れだが、大きな問題ではない

①S&P500銘柄の約8割がEPS予想を上回って増益

Q1決算は景気後退懸念で悪決算が疑われていたが、そんな疑いを晴らす好決算が多かった。特にメガテックが堅調な決算発表でS&P500やナスダック100を牽引している。ネガティブ材

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【米国株4/17~4/21まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

【米国株4/17~4/21まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500とナスダック100先物のチャートを振り返り、来週に備えます。

Q1決算は好調な推移S&P500決算はこれまでのところ76%がEPS予想を上回っている。10年平均73%を上回っている。しかし、過去推移では2020年Q2以来、Q1年間最大の利益減少。

FactsetのEPS予測では、Q2 -5.0%➡Q3 +1.6%➡Q4 +8.5%とQ2まで下げた後は、プラス

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【米国株4/17~4/21まとめ】景気堅調?経済指標はミックスな結果、Fed高官らはタカ派維持の発言増【前編】

【米国株4/17~4/21まとめ】景気堅調?経済指標はミックスな結果、Fed高官らはタカ派維持の発言増【前編】

こんにちは、Kojiです。

●今週の注目2ポイント

経済指標の強い結果・弱い結果が入り交じる

ブラックアウト期間前にFed高官らが発言

①経済指標の強い結果・弱い結果が入り交じる

徐々にインフレからリセッション懸念にテーマは移り始めている。リセッションが来るとして長さ・深さがどのくらいになるかが問われる。Fed高官の発言では経済堅調でリセッションが来ないか、軽いリセッションを見込んでいる

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【米国株4/10~4/14まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

【米国株4/10~4/14まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500とナスダック100先物のチャートを振り返り、来週に備えます。
Q1決算が本格化。地方銀行の決算に注目が集まります。今週の目玉となるテスラの決算が盛り上がりポイントか。

Q1決算は好調なスタートQ1のEPSは90%が予想を上回ってスタート。これは10年平均を上回る結果。

先週は銀行決算が良かったため、金融セクターが全体EPSの好調を牽引しています。

一方で、

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【米国株4/10~4/14まとめ】インフレはクールダウン、小売売上高が2ヶ月連続減少【前編】

【米国株4/10~4/14まとめ】インフレはクールダウン、小売売上高が2ヶ月連続減少【前編】

こんにちは、Kojiです。

今週の注目3ポイント
①CPI・PPI・小売売上高がクールダウン、ただしスーパーコアはnot鈍化
②FOMC議事要旨では利上げ派とストップ派で意見割れる
③大手銀行の決算は予想クリアで好感された、貸倒引当金は積み増し

①先週のJOLTS・ISM・PPIに続いて、今週もCPI・PPI・小売がクールダウン

CPI・PPIの総合が市場予想に対して大きく鈍化を示し良い兆候

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【米国株4/3~4/7まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

【米国株4/3~4/7まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500とナスダック100先物のチャートを振り返り、来週に備えます。
来週からQ1決算がスタートします。序盤は銀行決算が銀行問題もあったので注目ですね。来週以降はQ1決算が材料となりやすいでしょう。

Q1のEPS予想は6.8%引き下げQ1のEPS予想は12月末から6.8%引き下げられている。対して株価は堅調に推移してきている。

①PERがジリ上げしている
②6.8%

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【米国株4/3~4/7まとめ】弱い経済指標で景気スローダウン。ISM・雇用指標の下振れで指数は押し目づくり【前編】

【米国株4/3~4/7まとめ】弱い経済指標で景気スローダウン。ISM・雇用指標の下振れで指数は押し目づくり【前編】

こんにちは、Kojiです。

今週の3ポイント。
①ISM製造業・サービスともに弱い結果
②JOLTS・ADP・雇用統計いずれも下振れ
③OPEC+が原油の追加減産

ISM製造業+サービスが予想下振れで、前月比でも低下していました。ISMと雇用関連指標の弱さは、景気スローダウンを感じさせる内容だったでしょう。
ニュースを振り返っていきたいと思います。

マーケットサマリ4/3(月)

OPEC+

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【米国株3/27~3/31まとめ】コアPCEが予想下振れ、インフレ鈍化。再びFedピボットの期待が高まる

【米国株3/27~3/31まとめ】コアPCEが予想下振れ、インフレ鈍化。再びFedピボットの期待が高まる

こんにちは、Kojiです。

今週の3ポイント。
①銀行問題は落ち着き安心感、リスクオン
②コアPCEが予想下振れでインフレ鈍化
③再びFedピボット期待

SVB買収合意の報道もあって金融システム不安は緩和。リスクオン。
週末の月末リバランスのタイミングでコアPCE予想下振れが一層の上昇気流を起こしましたね。インフレ鈍化を示したことで、これ以上の利上げは不要との見方でFedピボットの期待が高まり

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