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【米国株】週間マガジン

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米国株投資にかかわるマーケットやマクロのニュースを1週間を振り返る形でまとめ配信します。
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【米国株4/15~4/19】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株4/15~4/19】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足

今週の振り返り

先週の崩れから今週は安値下抜けで下落が続き、6営業日連続の下落となった。連日の高値安値切り下げで下落トレンド継続。

75日出来高移動平均線がサポートにならず週末まで下ったのが印象的な下げでした。久しぶりに平行チャネルの内側に戻ってきて懐かしみ(オレンジ色

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【米国株4/15~4/19まとめ】小売堅調、製造業マチマチ、中古住宅下振れ

【米国株4/15~4/19まとめ】小売堅調、製造業マチマチ、中古住宅下振れ

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

マーケットサマリ4/15(月)

NY連銀製造業景気指数、予想下振れ⬇️

小売売上高、予想上振れ⬆️

ウィリアムズ総裁

個人消費は力強いファンダメンタルズに牽引されている。 供給サイドから強い追い風が吹いている。経済は堅調な成長を続けると思う。

最近のインフレデータが転換点になるとは思わない。 市場はインフレ進展

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【米国株4/8~4/12】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株4/8~4/12】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足

今週の振り返り

今週は、週足では2週連続の下落となった。上値は重くレジスタンスライン(点線の平行チャネル)で跳ね返される展開。CPI上振れ、中東リスクなどリスク回避で下押しされた値動きだったようだ。

チャートでは7日出来高移動平均線が21日出来高移動平均線とデッドクロス

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【米国株4/8~4/12まとめ】CPI上振れ、中東情勢悪化、年内利下げは2回織り込みへ

【米国株4/8~4/12まとめ】CPI上振れ、中東情勢悪化、年内利下げは2回織り込みへ

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

マーケットサマリ4/9(火)

ボスティック総裁

FRBの成長率見通しが上昇する可能性は常にある。CPIがコンセンサスに達することは歓迎すべきことだ。 2024年のディスインフレは緩やかなペースになると予想。

サービスに対する需要はまだかなり高い。利下げがさらに先に後退する可能性は排除できない。もしディスインフレペー

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【米国株4/1~4/5】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株4/1~4/5】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物(週-1.05%)日足

今週の振り返り

今週は4月1日に3月21日の最高値を超えATHとなったが、下落した週となった。

ISM製造業が予想上振れ、JOLTS上振れ、ADP上振れと経済・雇用の堅調さが前半は際立ち、10年利回りが上昇した。10年利回り上昇に伴い、指数は下落した形

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【米国株4/1~4/5まとめ】ISMサービス価格低下。雇用者数大幅増加、失業率は低下

【米国株4/1~4/5まとめ】ISMサービス価格低下。雇用者数大幅増加、失業率は低下

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

マーケットサマリ4/1(月)

PMI製造業・改定値、予想下振れ⬇️

ISM製造業、予想上振れ⬆️

4/2(火)

JOLTS求人件数、予想上振れ⬆️

4/3(水)

ADP雇用統計、予想上振れ⬆️

転職者の賃金はYoY10%上昇⬆️

賃金上昇が一過性なのかどうかは今後のデータ次第か

PMI改定値、総合⬇️・

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【米国株3/25~3/29】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説【後編】

【米国株3/25~3/29】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物(週+0.29%)日足

今週の振り返り

今週はPCEを控えてたことや四半期末のリバランスで値動きが荒くなる可能性もあったが、落ち着いた動きだった。今週の週足は、前週の週足の範囲内でレンジ内の動きと見て取れる。

四半期末リバランスは荒れた動きはなく、M7や生成AI関連は下落した

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【米国株3/25~3/29まとめ】PCE前年同月比は予想一致、パウエル「最新のデータも昨年ほど良好な内容ではない」【前編】

【米国株3/25~3/29まとめ】PCE前年同月比は予想一致、パウエル「最新のデータも昨年ほど良好な内容ではない」【前編】

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

マーケットサマリ3/25(月)

新築住宅販売件数、予想下振れ⬇️

年率換算件数 前回66.1万件 (修正値66.4万件⬆️)、予想67.5万件、結果66.2万件⬇️

前月比 前回1.5% (修正値1.7%⬆️)、予想2.1%、結果-0.3%⬇️

クックFRB理事

雇用とインフレの2大責務はより良いバランスになり

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【米国株3/18~3/22】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説【後編】

【米国株3/18~3/22】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物(週+2.13%)日足

今週の振り返り

今週は高値・安値切り上げの上昇でした。FOMCでは政策金利は据え置き、今年の利下げは12月時点の4回予想から今回は3回に1回減少する予想となった。また、パウエルはQTペース減速についても言及していた。先週まで上昇が鈍っていたが、FOMC通

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【米国株3/18~3/22まとめ】2024年の利下げは3回予想、12月から1回減少。QTペース減速【前編】

【米国株3/18~3/22まとめ】2024年の利下げは3回予想、12月から1回減少。QTペース減速【前編】

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

マーケットサマリ3/19(火)

日銀、マイナス金利解除、金融政策を転換

マイナス金利解除

YCC(長短金利操作)撤廃

ETF/REIT買入終了

2007年以来、17年ぶりの利上げ

緩和的な金融環境を維持するため日本国債の買い入れを継続

住宅着工件数、予想上振れ

年率換算件数:前回 133.1万件 (修正値

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【米国株3/11~3/15】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説【後編】

【米国株3/11~3/15】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物(週-0.19%)日足

今週の振り返り

今週はCPI・PPIともに予想上振れの結果でインフレ再燃が懸念されたようだ。小売売上高は前回値の下方修正、今回結果の予想下振れで減速している。

チャートは先週と似たような値幅でレンジを推移するような値動きでした。月曜日は金曜からの下落を

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【米国株3/11~3/15まとめ】CPI・PPI堅調でインフレ再燃懸念から利下げ観測後退【前編】

【米国株3/11~3/15まとめ】CPI・PPI堅調でインフレ再燃懸念から利下げ観測後退【前編】

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

マーケットサマリ3/12(火)

CPI、予想上振れ

スーパーコアCPIはMoMでは低下

3/14(木)

PPI、予想上振れ⬆️

小売売上高、予想下振れ⬇️、前月の下方修正⬇️で減速が際立つ

失業保険、新規⬇️・継続⬇️

3/15(金)

NY連銀製造業景気指数、予想下振れ⬇️

ミシガン大学消費者態度指数、

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【米国株3/4~3/8】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説【後編】

【米国株3/4~3/8】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物(週-0.32%)日足

今週の振り返り

ISMサービスは予想よりやや弱めな結果、雇用統計は雇用者数が上振れだが失業率も上昇、賃金インフレは鈍化とミックス。また、パウエル議長は、利下げ開始に必要な確信はそう遠くない主旨を公聴会で発言した。長期金利は今週も低下傾向が続いた。

S&

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【米国株3/4~3/8まとめ】パウエル議長、利下げ開始の確認そう遠くない【前編】

【米国株3/4~3/8まとめ】パウエル議長、利下げ開始の確認そう遠くない【前編】

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

マーケットサマリ3/5(火)

ISMサービス、予想下振れ

3/6(水)

ADP雇用統計、予想下振れ

パウエル議長が公聴会で発言

JOLTS求人件数、予想下振れ

カシュカリ総裁

当局者が3月会合で新たな予測を提出する際に利下げ回数に関する自身の予想は昨年12月と同じか、1回少なくなる可能性がある。 (12月に

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