見出し画像

【米国株8/5~8/9まとめ】株式市場は不安定もISMサービスは予想上回り好調

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。


8/5(月)

  • 日経平均が、1987年のブラックマンデー翌日を上回る下落幅で過去最大の下落⬇️


  • PMI改定値、総合⬇️サービス⬇️

  • ISMサービス、予想上振れ⬆️

  • グールズビー総裁

    • 消費者の支払い延滞増加といった警戒すべき指標はあるが、経済成長は「かなり安定したレベル」で続いている

    • 雇用の数字は予想よりも弱かったが、リセッションの様相はまだ呈していない。景気がどこに向かっているのか前向きに判断していきたい。

    • 月次の雇用者数には10万人の誤差があるため、あまりに大きな結論を出すことには注意が必要だ。

    • 米金融当局の仕事は非常に明快だ。雇用の最大化と物価の安定、金融安定の維持だ。

    • スルーライン(一貫した線)上で、それらの一部に悪化が見られる状況がそろって出始めたら、われわれはそれを修正するつもりだ。

  • デイリー総裁

    • 今後数四半期に政策調整が必要になるだろう。

    • 当局は現在、労働市場が減速しつつあることを確認した。過度に減速させて景気下降につながらないようにするのが極めて重要だ。

    • その上で、米金融当局がいつ、どの程度利下げする必要があるかは今後発表されるデータ次第だ。


8/7(水)

  • 日銀・内田副総裁「金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」

    • ハト発言で火消し


8/8(木)

  • 失業保険、新規⬇️継続⬆️

    • 新規の下振れでサームルームのリセッション懸念が緩和へ

  • 失業保険受給申請 4週平均は上昇傾向ですが、問題ない範囲

  • シュミッド総裁

    • 最近のインフレ率の鈍化は心強い。
      物価圧力低下を示すさらなる発表があれば、インフレ率が2%の物価目標に向けた道筋にあり、利下げにつながるとの自信を深めることになるだろう。

    • われわれは近づいているが、まだそこには到達していない。政策の道筋はデータと経済の力強さ次第だ。

    • 労働市場は引き続き総じて健全と見受けられる。
      先週発表された7月の雇用統計を受けて、こうした底堅さを多くの人々が疑問視するようになった。しかし、多くの他の指標は力強さの持続を示している点に留意するのが重要だ。

    • データのベストの部分ではなく、最悪の部分に目を向けるべきだ。

  • バーキン総裁

    • 健全な経済においては、金利の正常化を着実かつ慎重に行えるような形で経済が正常な状態へと緩やかに移行しているのか、それとも行動に踏み切る必要があるものなのか、見極める時間があると思う。

    • 広範なレイオフが差し迫っているとは見ていない

  • ハリス、大統領選の支持率がトランプに5ポイントリード

    • 民主党の大統領候補であるハリス副大統領が42%、共和党候補のトランプ前大統領が37%


8/9(金)

  • コリンズ総裁

    • データが引き続き予想通りに展開した場合、金融政策を調整し、景気抑制の度合いを緩めるのが近いうちに適切になるだろう

    • 健全な労働市場を背景にインフレ率は目標の2%へ漸進的な低下を続けるというのが私の見通しだ

    • 9月会合までにさらなるデータを入手する。それを先回りすることは望んでいない

    • 経済は、底堅い労働市場を維持できるであろうペースで成長している


9月利下げと金利据え置きが拮抗

9月利下げが既定路線だったが、突如、金利据え置きの確率が51%に上昇。その場合、11月に0.25%利下げと0.5%利下げの2つのシナリオが浮上している。

↑上記、5.0-5.25%と5.25-5.50%を見間違えて変な解釈を言ってますね。9月は0.25%の利下げ予想が51%という状況です(8月18日更新)

先週まで急低下していた10年利回りは3.9%台まで反発

実質金利も反発

最新の数値は1.84%(チャートは1~2日遅れ)

ドル円

ドルインデックスは、8月5日に急低下したが先週末の水準まで戻っている。

ドル円は141.6円までドル安・円高が進んだ。その後は146円台まで反発。

セクター

  • 1週間で見るとマチマチだが、NVDAの弱さは継続。

  • ディフェンシブへのローテーションは、今週は微妙な動きへ。

各種指標

Fear&Greed Index

Fear➡Extreme Fear(前週27➡今週24着地)
8月5日は17まで急低下したが、ゆるやかに回復中。

Put/Call Ratio(Equities)

1.05まで上昇後、週末は落ち着きを取り戻しました。

機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index

前週 83.93 ➡8月7日(水)時点 75.33
Bearish再積み増し+他のポジ解消も見られやや弱い動きに。

炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG

HYGも8月5日は急落したが、それでもボックス圏内で、その後は元の水準に戻したことからリスクオフには至っていない。

個別株の決算発表

PLTR パランティア


SMCI スーパー・マイクロ・コンピュータ

UPST アップスタート・ホールディングス

ABNB エアビーアンドビー

DUOL デュオリンゴ

ACMR ACMリサーチ

MQ マルケタ

DDOG データドッグ

BKSY ブラックスカイ

EXPE エクスペディア

DOCN デジタルオーシャン


決算発表予定

主な経済指標・イベント予定




次の記事を書く励み、定期的に更新するモチベーションになっています。 サポートしていただけたら、投資・チャート分析のインプットに役立てたいです。