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本好きの家族

今、読んでいる小説は、本好きの一家の物語。
あ! うちと同じだと思って読んでいます。

私が本が好きで いつも本が数冊 傍らにあって、本を読まずに暮らすことは無理だなぁと思うのは、
やはり両親が本が好き、読書が好きで、たくさん本がある家で育ったという環境だからだろうなと思います。

子供の頃は、それが普通のことだと思っていましたが、
皆が皆、そうではなかったということ、これは随分後になってから気がついたことです。
ちなみに我が家は決して裕福ではなく、どちらかというと貧乏だったんじゃないかなぁ。
けれども本だけは いつも贅沢にありました。

もうとっくの昔に鬼籍に入った父も、80代半ばの母も、戦後の食うや食わずの時代に子供でした。
これまた同じように、二人とも全く裕福ではない家庭で育ち、
それどころか母の家は東京大空襲で消滅して朝ドラでよく見るバラックで母は育ちました。
もちろん図書館などあるわけもなく、戦後しばらくしてだと思いますが貸本屋が出来て
そこで借りてきて読んでいたそうです。
本がない時代に育ったからこそ、普通に本がある幸せを強く感じていたと思います。

普通に読書をする習慣を 本を読む幸せを教えてくれた両親、
とてもありがたいと、これもまた大人になってから気がついたことです。

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
よい毎日でありますように(^_^)

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