見出し画像

自己嫌悪を脱出する方法

最近すごく嫌なことがあった。
私は基本マイペースな人間だし、割とゆるく生きているが、ことビジネスの面においては自分に厳しい分、人にも厳しくしてしまいがちだ。

もしかしたら…二重人格なのかもしれない?と思うほどである。

20代前半のころにすごく悩んでいたことがある。
感情的になると怒りをコントロールすることができなくて涙が大量に出てきてしまうことだ。

割と人からは冷静で合理的で余裕のある感じに見られるようだが、内心は違う。

誰よりも人から嫌われることを恐れているし、すごく傲慢で自分の定めたルールを破られることにすごく憤っている。

一度、泣いてしまう自分が嫌で心理カウンセラーの人に面談をしてもらったことがある。

皆さんは経験があるかもしれないが、就活などでやるテストの中の項目に『たまに何もかも壊したくなる時がある』みたいな項目を見たことがあるだろうか?
私はその時、『すごくそう思う』を選択したくなるが『たまにそう思う』を選択するくらい自覚症状があるのだ。


幼少期の頃から、その症状がすごく躊躇に出ていた気がする。大人になってもその自覚はあって、いつもはすごく穏やかなふりをして、合コンで初めてあった男性には、第一印象の雰囲気は、保育士か看護士と言われる確率が高いし、だいたい女子校育ちだと思われることが多いが、こと自分の納得行かないことや、敵だと判断した瞬間に阿修羅のような顔で相手を敵として、高圧的に攻撃したくなってしまう。

それほど自分の闇が深いのか…てかもしかしたら二重人格なのか?って思って真剣に悩んでいた。

そんな時に出会ったカウンセラーの人に言われた言葉ですごく救われたことをたまに思い出す。

『あんまり自分のことを嫌いにならないであげてください』という言葉だった。


片付けの魔法でお馴染みのこんまり似のカウンセラーは、ニコッと私に微笑んでこう言い放った。

こんまりさん曰く、一般的に人間というのは
自分の中にある"いい人"と"悪い人"の人格のバランスで、自身を保っているらしい。

そして、私は小さな頃からあまり周りの大人に甘える機会がなかったため、極端にいい人の人格を重視しすぎて、悪い人格を押し殺した結果、しばらく時間が経ったあとにバケツの水が溢れてキングボンビーみたいな奴が現れるのだという。

つまりは、人から嫌われるのが怖すぎていい人を演じすぎるから毒が溜まってキングボンビーになってしまうようだ。

それを言われた時になんだか気持ちがすごくスッキリした。
いつもいい子である必要もないし、それなりに本音で生きていかないと、結局そのツケが溜まって人に多大なる迷惑とダメージを与えて、さらに自分が生きづらくなってしまうからである。

私は定期的に『mgram』という自己分析ツールを使って自分のメタ認知を行っている。いまの自分の人格のバロメーターを理解して、環境とのバランスをうまく取るための処世術なのである。

全く同じ人間がやっても1年後には少し変化があるのでとても面白い。以下は過去の自分のmgramの結果なのだが、一部変わっている要素がある。

例えば、2020年は色々苦しい時期であったため警戒心が旺盛になっているのがわかりやすい。

特に人間なんて表裏一体なのだ。
いい部分も悪い部分も状況が変われば長所にも短所にもなり得る。だから自分でこういう状況の時は短所になったというケースを積み重ねて俯瞰して、改めて自分の長所を発揮できるケースを考え直せばいい。

2018年の結果
2022年の結果

こんな感じで自分のメタ認知を行いながら、感情の浄化をうまく行うことによって、生きやすさを手に入れることができるのだ。

mgramは無料で使えるツールなのでぜひお勧めしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?