こやま淳子
東京マンガレビュアーズに寄稿したレビューをまとめました。
岩崎俊一「幸福を見つめるコピー展」@ナカノギンザギャラリーに行ってきた。 ときどき、コピーってどうやって書くんだっけ?と、行き詰まることがあって、そんなとき岩崎さんのコピーを見返すと、ちょっとだけコピーを考える道筋のようなものがわかった気がして、また少し進むことができるようになる。 もちろん真似はできない。真似はできないんだけど、コピーの基礎と本質が詰まっているから、見ているだけで何か学び取れるような気がする。基礎にして最高峰。岩崎さんのコピーは、私にとってそんな感じ。
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末は紅白を鬼滅の刃まで見て、そのあとはサザンの年越しライブを見て過ごしました。去年話題だった瑛人さんの「香水」という歌を聞いて、夫が「これこういう歌詞なんだー。いいね」と言ってました。私もあの歌はかなり好きで(「クズになった僕を」ってところが特に)カラオケで歌えるくらいには復唱しているのですが、やっぱりあの歌詞の最もキャッチーな部分は「ドルチェ&ガッパーナ」という固有名詞じゃないでしょうか。 え、そ
あっという間に2020年も終わりに近づいてしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。あれこれしている間に時間が経ってしまったのですが、実は10月に事務所を移転しました。 当初は、もうこんなに打ち合わせがオンラインになるなら、ZOOMできるくらいの広さの部屋があればいいかな、くらいの気持ちで引越し先を探し始めました。でもね、すぐにやっぱりそれは無理だなと思いましたよ。出かけずにずっとそこにいるんだったら、むしろいっそう居心地の良さは大切になる。私は眠るときは狭い部屋
先日、髪を切りました。 もともとこれくらいあった髪を、 これくらいにしてしまいました。 …なんだこのやる気のないポートレート。 そもそもコロナ禍において、私の、いやたぶん世界中のファッション事情は激変したと思うんです。 毎年新しい靴やバッグが欲しくなって散財していたのが嘘のように、今年は全く買い物をしなくなり、 もともと持っていたこんな靴や、 こんな靴や、 こんな靴も、今年はほとんど履いていません。 だって事務所と家の往復だけなら、バレエシューズで十分。
コピーライターのこやまと申します。もう25年くらいこの仕事やっていて、最初は小さな制作会社から広告代理店へ移り、最後は博報堂という大手にいたりもしましたが、2010年に独立しました。もうフリーランスになって10年経ちます。 フリーになった時期も、それはひどいご時世で、リーマンショックの直後、震災の一年前という感じだったので、特にこのコロナ禍においてもそんなに慌てることはないな、と思っていたんですが、なんだかね、じわじわとやばい感じもしてきたり、かと思えば、いいこともあったり