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ZIP AIRのフルフラットシートに乗ってみた。

LCCなのにビジネスクラスみたいなシート!

お久しぶりです。お元気でしょうか。コロナも落ち着いてきて、いま、私はバンコクへ向かう飛行機のなか。3年ぶりの海外旅行です。6-7時間ほどの旅ですが、エコノミーの座席がひどく苦手な私。狭くてもいいのですが、ずっと座っているとお尻が痛くて耐え難いほど辛くなるのです。

とはいえ普通にビジネスクラスに乗るのは贅沢かな…ということで、今回はZIP AIRのフルフラットシートにしてみました。

ZIPはJAL系列のLCCなのですが、そのなかでも完全にフラットになるビジネスクラスみたいな座席があるのです。

フルフラットが大好き

実は私は飛行機のフルフラットシートが大好きです。狭い中にテーブルとベッドが共存していて、仕事もできればiPadで漫画を読んだり動画を見たりすることもできるし、夜は完全に横になって眠ることができる。この狭さや小さな洞穴の中に入る感覚もなんだか落ち着く。子どもの頃、段ボールの基地を作ったときのような妙な楽しさと安心感があるのです。

(昔、フルフラットシートを事務所に購入できないか検討したことがあるくらいです。ヤフオクなどで売ってなくはなかったのですが、100万以上するのと、場所とりすぎるという理由で諦めましたが…)

そんな私にとって、この「LCCなのにフルフラット」という選択肢は願ってもないこと。別に豪華な食事はいらない。特別扱いもなくていい。料金は抑えながら、JALで使い古された機体(つまりJALレベルのクオリティ)のフルフラットシートで旅を楽しめるなんて。

10万円で我慢の時間がエンタメ時間に

今回のフライト代は9万円(GWの真っ只中というスケジュールでこの値段なので、普段はもう少し安いと思います)。オプションにラウンジ使用をつけて1600円。スーツケースを預ける際に5500円(※)かかりました。(※14 kgまで4500円/23kgまで 5500円/32kgまで 6500円)

ちなみに超格差社会であるエアラインの常識と比べて、LCCの世界は平等主義。高い座席を予約してるからと言って優遇されることはなく、チェックインカウンターもちゃんと並ばなくてはならないし、預けた荷物もピックアップするときに早めに出てくるということもない。機内ではお金を出さなければ水1本さえもらえません。

もっともチェックインに関しては、預ける荷物さえなければ、カウンター近くのマシンにパスポートだけで手続きできますが。

待つのが嫌いな私…でも大人しく並びました。

ラウンジのオプションは別につけなくていい

ラウンジはどんなもんかなと思ってつけてみたのですが、まあ普通でした。飲み物はある程度はサービスで、ある程度は購入。食事はお金を出せばありますが、だったらここで食べなくてもいいかな、という感じではあります。まあ他にラウンジ利用権がなかったり、時間を潰す手段がないなら買ってもいいけど…という感じ。今回は、夫がANAラウンジに入れるプライオリティパスを持っていたのでそちらで食事をし、後半20分ほどはZIPのラウンジでコーヒーを飲むというラウンジ巡りを楽しみました。

ZIPAIRのオプションで入れるラウンジ

機内での過ごし方

通信は乗客用の無料wifiもあり、もちろんちゃんと電源もあります。食事は事前にオプションでつけることもできますが、機内のQRコードから注文することもできます。

アルコール、ノンアル、カップヌードルやスイーツなどの軽食などは充実してます

私はミネラルウォーター1本と、スイーツとコーヒー、機内が少し寒かったのでブランケットを購入しました。

映画とかをみるモニターはないので、iPadとかなんらかの時間つぶしのツールは持ち込んだ方がいい。

スイーツやコーヒーを楽しみながら、この時間にダウンロードしていた「クイーンメーカー」の4・5話を見たり、ビースターズを数巻読み進めたり、また仕事をしたり、このノートを書いたり、疲れたらちょい寝したりして過ごしました。

ちょっとお金を足すだけで、苦痛で耐えるだけのフライトの時間が、隠れ家で遊ぶようなエンタメ時間になる。いやー最高でした。

快適!!

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