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能に触れたい2020

7月15日(だったと思う)に
発表される直木賞のノミネート作。
澤田瞳子さんのことは
昔から大好きであるにも関わらず
新聞のコラムやエッセイ集しか
読んでこなかったのですが、
先日『泣くな道真』を
はじめて読んだところに、
直木賞ノミネート!

自分のなかで、
すごくタイムリーだと思っていたら
大変失礼いたしました。
澤田瞳子さんの作品が、
直木賞にノミネートされるのは
『若冲』『火定』『落花』に
続いて今回が
なんと4回めなんですね。

『能楽ものがたり 稚児桜』は
お能の曲を題材にした
8編の短編集です。
能のことを全くいっていいほど、
よくわかっていない私にとっては
かなり難しいのではないか、
と恐る恐る読んでみましたが、
1編30ページほどで、
むしろ他の澤田さんの本よりも、
読みやすかったかもしれません。

「かもしれません」というのは、
恥ずかしながら、
私、その分厚さに圧倒され、
買ってはみたものの、
まだ『泣くな道真』以外の
澤田さんの作品を
読めていないのであります。

そんなことで好きだなんて、
言ってるんじゃあないよ!
と言われればそれまでですが、
好きなものは仕方ない。

好きなものに、
ようやく真剣に向き合えている
令和2年なのです。

能を知っている方にとって、
どんな作品なのかは
わかりませんが、
私はこれを読んで、
能を観てみたいと
思うようになりました。
私いま、四十歳なんですが、
このくらいの年になると、
いろいろ諦めるでしょう。
新しいことに挑戦するなんて
偉そうにいっても、
結局、自分の掌中で、
なんとかなりそうな
無難な新しいものにしか、
手を出さなくなるでしょう。

そうしたなかで、
これはどう扱っていいものやら、
という自分にとって、
縁もゆかりもない、
知識も教養もない世界に、
一歩足を進めてみようかしらんと
思わせてもらえただけで、
私にとって、
この作品は傑作なのです。

本当に足を進めるかどうかは、
わかりません。

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