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【0~12話感想】ルパン三世シリーズpart6見逃し向け。ネタバレあり【AazonPrime無料動画】

この記事は8分で読めます。📚 2022/1/9更新しました。
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今回の記事は、記念すべきルパン三世アニメシリーズpart6の内容をご紹介します。ルパンの映画やスペシャルの個人的なランキングはコチラです。

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それではPart6(1クール目)の感想を記載していきます。今度の舞台はロンドンです。

1.第0話 ー時代ー

■次元はつまらない時代になったことを嘆き、盗みから引退するという。
時代は変わり、ドローンによる攻撃、残弾表示されるプラスチック銃を使う警察にあきれて「足を洗う」と言い出します。ストーリーの最後に銭形ら警察とのドンパチを終えて、きっとルパンに合流するはずですが、ここで区切りをつけるための「時代」への問いかけでした。

■やっぱり変わらねえな。お前はクラシックだよ、次元
このセリフがまた聞けるとは思っておらず、思わず身震いしました。映画版「ルパンVS複製人間」の作中でルパンがつぶやく有名な言葉ですね。

時代が変わる中でもずっと変わらずにいてくれた。とルパンがいうように次元大介は常に自身の拘りや美学を持っている人間です。扱う銃にしても常に愛用のコンバット・マグナムで、人によっては考え方から好みまで”古い”や”時代遅れ”と捉えるかもしれませんが、時代が変わる中で自信を貫いてきた。”声”を含めてずっと同じ次元大介でいてくれたことがまさにルパンの支えだったかと思います。

辞めるかもしれない次元を引き止めたい五ェ門と、引き止めないルパンの構図が印象的で、どちらも二人の思いやりですが、滅多にないルパンの本音を聞けるのは珍しく、物語には全体的に寂しさが漂いました。「またうまい酒を飲もうぜ、次元」

小林清志さんが演じる次元への手向けとなるルパン好きスタッフによるストーリー構成だったかと思います。小林さん、次元への声の吹込み本当にお疲れさまでした。

2.第1話 シャーロック・ホームズ登場

■絵画を取り合いに、アルベール、シャーロック・ホームズ、ルパン三世のそれぞれの思惑が交差する。
⇒ある映画のポスターに隠されたレイブン(秘密組織)の財宝の在りかをめぐって早速交戦が始まります。part5に登場したアルベールも登場して良かったです。おそらくpart5での活躍を受けて人気のあるキャラになったと思います。まだ映画ポスターの中や映画自体にも謎を解くカギはありませんが、どんな謎が隠されているのでしょうか。

■シャーロックホームズ、リリー14歳とルパンの因縁
ラストではルパンとホームズ、リリーと対峙しました。ホームズは怒りの表情を、リリーは驚き&恐怖?の表情を浮かべました。リリーはかなり勘が鋭い、頭が切れるようですが、もしかしたらホームズの本来の相棒である”ワトスン”となにか関係がある人物なのかもしれません。この二人はpart6シリーズのキーマンになると思いますので、今後どんな因縁があるのかが明らかになっていくことに期待です。

3.第2話 探偵と悪党

■ホームズを交戦するルパンたち
ルパンが「気を抜くな」と言った通り、ホームズは五エ門、次元、不二子らと交戦しても捉えることはできず圧倒していきます。”ルパン”とは称号であるようで、おそらく推理力だけでなく戦闘力や洞察力など総合的なスキルで認められたものだけが継承されていく資格なのだと思いました。

■リリーの父親はワトスン。葬ったのはルパン?
リリーの朧げな記憶では、血だまりに横たわる父・ワトスンの横に佇むルパンが思い浮かばれます。おそらくワトスンを葬ったのはルパンではないのですが、なにものかが何かの因縁で狙ったものであることは間違いなく、リリーの仇となる人物が今後登場するのかと思います。part6はヒロイン:リリー、ラスボス:ワトスン殺害の犯人という図式で描かれそうですね。

4.第3話 大陸横断鉄道(嘘)の冒険

こちらは単発エピソードで、初めて英国で鉄道が開通した際のプレミア切符をルパンたちが狙う話です。今回はド派手なドンパチはなく、不二子が二人の少年・リーとダネイに「素敵な女性」として尾行されたり、メイド服を着たり、捕らわれたりとメイン回です。

子供から大人まで魅了してしまう不二子を描きたかったのが伝わってきます。最後には「あいつら(リーとダネイ)しばらく顔を洗えないな」「私の〇〇を奪った罰ね」と、不二子は大人の女性としての魅力を振りまき締めくくります。

5.第4話 ダイナーの殺し屋たち

■ダイナーに集まる6人の殺し屋と2人の黒スーツ

■ヘミングウェイのThe Killer「殺し屋」の初版本を巡るやり取り

今回、最初の10分間はルパンではない何かを見せられている気になりました。ヘミングウェイのThe Killersを知っていれば、単に準えていただけの話だったと気付けたのですが。おそらくThe Killersをルパンで再現したいと考えた方の監督・脚本だったのではないかと思います。遠まわしのような、移民のないような言い回しを連続したセリフ回しが独特でした。

6.第5話 帝都は泥棒の夢を見る 前篇

■ルパンが昭和初期の帝都東京へ降り立つ。今度の相手は波越、明智小五郎。まさに江戸川乱歩の描く世界

タイムスリップ、異世界転生ものに分類されるシリーズですね。銭形、次元、五エ門、不二子らもおそらく先祖?(もしくはパラレルな存在)で登場します。敵だらけ、かつ馴染のない世界でもルパンはいつも通り悠々自適に大胆にお宝を盗もうと狙うところがやはりかっこいいです。ルパンで昭和の世界を舞台にした話はなく新鮮で見ていて時代に合って良い雰囲気です。part6はシャーロックホームズだけでなく明智小五郎とも対決と目白押しですね。

7.第6話 帝都は泥棒の夢を見る 後篇

■五エ門は13代目。ルパンと同じ時代を生きている本物と判明する。

■この世界は過去の記憶をもとにしたVR。ルパンと五エ門は敵に捕まりVRを見させられていた。

タイムスリップや高技術ギミックによる転生物ではなく、VR世界の話でしたね。最後のオチにもあったように、もしかしたらルパンと五エ門が体験したVRの物語が作り話ではなく、実際に先祖らが繰り広げていたのかもと考えるとロマンがありますよね。特に次元の先祖?そっくりな人である”本郷義昭”(山中峯太郎の小説シリーズの主人公ですね)はかっこよかったです。自身の任務を遂行する姿は次元に似て、武骨でかつ頼れる漢という印象がありました。

8.第7話 語られざる事件

■ルパンと銭形は傭兵あがりのセバスチャン・モラン大佐と対峙する

■ワトスンはレイブンの宝を巡る相手に殺害され、リリーは犯人の顔を見た可能性がある。

10年前の事件の真相が語られました。ワトスン殺害犯はルパンではなく、レイブン絡みの敵だったとホームズはすぐ見抜いていたんですね。ルパンとリリーが近づけないようにしたのは、犯人の顔の記憶を思い出させないようにしたのは見抜けませんでした。リリーを守るための行動の違いはありますがルパンとホームズは良き敵でもあり良き仲間にもなれそうだと勝手ながら印象を受けます。”教授”となのる犯罪組織の名が出てきましたが、おそらくアノ教授が登場ですね。

9.第8話 ラスト・ブレッド

■時は3年前のスコットランド。レイブンの刺客からリリーを守るために活躍するのは同級生のケニーと次元

■次元はガンマン。それは職業ではなく、生き方

今回は次元メインの話でした。リリーの前に現れるわけにはいかないルパンの依頼を受けています。リリー(実は変装したケニー)との会話の中では、次元の「(命がけの戦いにおいて)これが俺の生き方」「(耐用年数が過ぎた銃を買い替えず)これは俺の相棒なんだ」といったセリフが次元の古き良き漢らしさのように見えます。まだ何も知らない(知る必要もない)リリーを支えたのはホームズだけではなく裏でルパンたちがいたことも伝わります。

10.第9話 ダーウィンの鳥

■捏造疑惑が生じる”始祖鳥”

■博物館に眠る”天界から降りた者の化石”

大英帝国の自然史博物館に眠る「始祖鳥化石」から始まる話で、全体的なダークさとファンタジー要素に包まれた展開でした。初めて羽毛のある鳥の化石として見つかった始祖鳥から、それ以降に羽毛をもつ鳥の化石はずっと見つからない(事実もそうなのでしょうか?)ことから捏造疑惑が上がります。そこから不二子に”ホンモノ”の化石の盗みを依頼したのは「大天使ミカエル」、そして”ホンモノ”の化石とは「堕天使ルシファー」という内容です。最後には話の始まりに時が戻ったり、監視映像が繰り返されたりと人の常識を超えた何かが関わっている不思議で魅力的な内容になっています。

11.漆黒のダイヤモンド(執筆中)


12.第11話 真実とワタリガラス

■リリーの記憶を刺激するホームズ。前に進みたいと決意するリリー

■不可能を消去して、最後に残ったものがいかに奇妙なことであってもそれが真実となる。

「どんな手を使ってでもワトソン殺害の犯人を見つける」と、リリーをワトスンの事件現場に連れてきたホームズの目に迷いはなく、真実と向き合う決意が見えました。それに応えるようにリリーも「父を殺害した犯人を見つけたい」と前に進みだします。リリーはまだ14,15歳程度でしょうが強い精神力を持っていることに感心しますね。また、フォークナー卿が守っていたのは絵ではなく黒塗りの部屋自体だとも判明します。

13.第12話 英国の亡霊

■ルパンたちのホームズ、銭形との共闘作戦

■ワトソン殺害の真犯人とは

首謀者の狙いはもともとフォークナー卿自身だったことは想定外でした。フォークナーの私物、スコットランドヤード警察まで拘束させたこと、などの狙いが見えてきました。話としてはかなり違和感なく理解できるほど明瞭でした。(真犯人は全くの予想外でしたが、、)ストーリーの最後には”モリアーティー”と名乗る少年が出てきました。ルパンと知り合いのようですが今回彼がどこまで関わっていたかは謎のままです。ホームズとモリアーティの対峙はルパンの中では本筋ではないので描かれることはないでしょうね。

13.2クール目はこちら

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