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【大学院生】うつ病になって大変だと感じること

夏の終わりは病みやすい

どうもです。
600日後、正確には554日後に音楽教師になる大学院生です。

最近は、ずいぶんと秋らしくなってきましたね。



夏の終わりはいわゆる“エモ”と言われることも多いですが、私は得意ではありません。

季節の変わり目というのはどうも気分が落ち込みやすい上に、特に私たち学生にとっては「夏の終わり=夏休みの終わり」。
とても悲しいことに、この時期は子どもの自死が増えるといいます。

それくらい不安定になってしまうため、心を大切にしなければいけない季節、それが夏の終わりなのです。




前回の自己紹介記事でもお話ししたように、私はうつ病です。

ちょうど2年前、学部3年生のこの時期にうつ病と診断され、現在も治療中です。

振り返ってみると、2年前に心を病んでしまったのも、夏の終わりのせいもあるのかなあと思います。


今回は、この2年の経験からうつ病になって私が大変だと感じることについてお話ししたいと思います。

あくまで私自身のお話として読んでいただければと思います。




うつ病になっていちばん大変だと感じること

それは、身体の不調です。

うつ病は心の病気と思われがちですが、実は脳の病気であり、そのため身体に病気の症状が多く出ます。



例えば、
・心臓がバクバクして、指先さえも動かせない
・呼吸が苦しい
・眠れない、食べられない
・めまいや耳鳴り、頭痛がひどくて、目を開けていられない

など、他にもたくさんありますが、私が特に苦しんでいるのはこれらです。



うつ病の症状として「希死念慮(死にたい気持ち)」がありますが、ただ死にたくなるだけじゃないのです。


心臓がバクバクして身体が動かせず、じっとしていても呼吸をするだけで苦しくて、目を開けていられないくらいのめまいや頭痛がするのに、眠ることさえできない。

そんな状態が24時間365日続きます。


この痛み苦しみから解放される手段として、死を考えてしまう。
うつ病とはそういう病なのかなあと思います。


(だからいたわってほしいとかそういうことではなくて、私がそう感じるというだけなので、参考程度に読み流してください)




生きるのが苦しい同志へ

この記事を書いたのは、自分の記録のため、そして病気について知ってもらうためです。

だから、決して「この人は頑張っているのに自分は頑張れない…」なんて思わないでください。


私は、「みんなつらいのは同じだから、一緒に頑張ろう」という言葉が苦手です。

みんなつらい中頑張っているのに、なんで自分は頑張れないんだろう、自分はだめだと思ってしまうからです。


そんなひねくれ者なのでうまくは言えませんが、私はあなたを傷付けたくないということと、この記事を読んで少しでも気分が悪くなったらあたたかいものを飲んでお気に入りのテレビを見てぬくぬくしてほしいということを伝えたいです。

頑張るなんてしなくていいから、一緒に時が過ぎるのをじっと待ちましょうね。



うつ病の経験を生かしてなんて言えないけれど

前述のように、私は554日後、中学校の先生になります。

うつ病の経験を生かしてなんて言えるほどポップには生きられないけれど、いつか誰かのちょっとした助けになれる日が来たらいいなと思います。

うつ病と診断される前より、人の痛みが少しは分かったような気がします。

生徒の痛みに寄り添える、そんな教師を目指したいです。

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