タカハシコウキ

毎日を繊細に。 ライター 本質とストーリーを伝えられる人になりたい。 【お仕事募集…

タカハシコウキ

毎日を繊細に。 ライター 本質とストーリーを伝えられる人になりたい。 【お仕事募集してます】ご連絡は下記まで takakouki1030@gmail.com 料理とカメラが趣味です http://www.instagram.com/neko_ha_neru/

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タカハシコウキのポートフォリオ

始めまして、ライター/フォトグラファー/マーケターのタカハシコウキと申します。漢字がよく間違われてしまうのでカタカナで失礼します。 「ストーリーを伝える」をテーマに2020年から活動を行っています。 テーマについては別途記事にまとめる予定です。この記事では私のこれまでの実績やご依頼時の料金目安についてお伝えしていきます。 ▼書くお仕事【インタビュー・ライティング】 記事の軸は「ストーリー」を伝えること。インタビュー・ライティングを専門をしています。 さまざまな資料やデ

    • 【noteは「おしゃべりの場」】3月18日法人Note勉強会〜基本と事例紹介〜

      この記事は3月18日に行われた【note 法人勉強会】のメモです。 自分はフリーランスでライターやマーケターをしていてお手伝い先の会社から『noteを運用してみたい』と言われていたことから、「運用の方法を知りたい」、そしてあわよくば「自身のサービスとしてnote運用をお客さんに提供したい」という想いから参加しました。 法人勉強会での個人的な収穫は ・noteは「おしゃべりの場」、コアファン(すくなくとも社員)が喜ぶ記事を投稿すべき ・アーンドメディアで話題になれば思い描

      • 「身勝手な正義は、狂気と変わらない」幼い僕が一匹のグッピーを殺した話

        言葉はときに役に立たない。 まだちいさな僕があの時にとった行動は、失敗という言葉ですますにはあまりに残酷な事件だった。 「これ以上、状況を悪化させないために」その一心で動いていたはずなのに。 行きすぎた正義は狂気となる。そんなことを知る由もない子どもの僕は無意識に、そして身勝手に正義を振りかざした。それが命を奪う行為だとも知らずに。 いまでもあの狭い空間に放り込まれた小さい目を思い出す。「これからどうするの!?」という怯えにはらんだあの目を……。 ―――――― 小学

        • セクシーフットボールという信念

          その衝撃は何の前触れもなく起こった。 第84回・高校サッカー選手権決勝、野洲高校vs鹿児島実業高校。延長にまでもつれ込んだ試合は、すでに両チームとも限界を超えて死力を尽くしていた。 勝負の行方はこのままPKか……? スタジアム・TVの前の観客たちがそう思い始めた、延長後半7分。ゴール前まで攻められていた野洲高校が、カウンターを仕掛ける。 それは鮮やかすぎるカウンターだった。緩急のついたパス交換、芸術的なヒールパス、小気味よく交わされ敵を置き去りにするダイレクトパス。

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        タカハシコウキのポートフォリオ

          風化した街と流れ続ける事象

          都会の中心から1時間。たったそれだけの距離で、景色は風化し、時間はスピードを緩める。 一言で言えば田舎。 だけど、そんな場所で流れる時間だからこそ、気づかされることもあると思った。 少しだけ世界のルールについて考えた、年末の話。 ――― クリスマスと年末を兼ねて、久しぶりに実家に帰省した。 ポッカリと時間が空いたから散歩に出てみると、古いアパートが鉄骨に覆われている。どうやら取り壊されるようだ。もともと古いアパートだったので仕方がないけれど、野良猫が何匹も住み着い

          風化した街と流れ続ける事象

          名前は「呪い」で「祈り」で「願い」なのだ。

          僕にとって自分の名前は、どこまでもついてくる重荷、いわば「呪い」だ。 目につくたびに意識して、気持ちが疲れててしょうがない。けれど他人の名前を聴き、世代を超えた「祈り」に思いを馳せると、重荷だった名前はまるで嘘のようにふわりと軽くなる。他人の目から自分を見つめることで、いつのまにか自分の名が、応えるべき目標となっていたのだ。 だから。 僕にとって自分の名前は、そう在りたいと自らを奮い立たせる「願い」でもある。 名前は「呪い」で「祈り」で「願い」なのだ。 ・・・ 駅

          名前は「呪い」で「祈り」で「願い」なのだ。

          言葉と写真と探求の根と【13歳からのアート思考】

          小学生のころ、ピアノのレッスンが苦手だった。先生のところ行く前に「今日休みたいな…」って思うくらい。 習い始めたきっかけは、習っていた姉が練習したあと、ぼくが鍵盤を弾いて遊んでいたことだった。 窓辺に置いてあった、ヤマハのグランドピアノ。白い板を押すと音が出る、黒い箱。小学1年生の僕には仕組みがわからなかったから、その箱には魔法がかかっているようにみえた。 金色で控えめな文字と赤いフワフワしたシート、日常では見かけない光沢は、日々をおくる家のなかでひときわ異彩を放ってい

          言葉と写真と探求の根と【13歳からのアート思考】

          【書いた】【Go toトラベル】以前書かせていただいたGo toトラベルの記事がリライトされています!! 資料をわかりやすくまとめた記事となっているので、ぜひ!!https://omatsurijapan.com/blog/about-go-to-travel/

          【書いた】【Go toトラベル】以前書かせていただいたGo toトラベルの記事がリライトされています!! 資料をわかりやすくまとめた記事となっているので、ぜひ!!https://omatsurijapan.com/blog/about-go-to-travel/

          【ライター・カメラマン】撮影スタジオのコラムで、カメラのF値について、解説記事を書きました!解説だけでなく、自分なりにF値の捉え方を考えながら書いてみた記事です! ぜひ! https://www.daitafactory.co.jp/post/f-number

          【ライター・カメラマン】撮影スタジオのコラムで、カメラのF値について、解説記事を書きました!解説だけでなく、自分なりにF値の捉え方を考えながら書いてみた記事です! ぜひ! https://www.daitafactory.co.jp/post/f-number

          毎日を、『あっ』という間にしないために

          「『一年はあっという間』っていうけどさ、じっさい『あっ』て言っても一年は過ぎなくね??」 小学生のころに言った言葉。 あのときは本当に毎日が遅くて、楽しいことはたくさんだったから早く明日が来てほしくて。これでもかというほど首を伸ばし、次の日、次の週、次の季節を待ちわびていた。 あれから15年ちょっと。 なんだか今は、とても早く一日が過ぎ去ってしまう。 ――― ガラス越しの毎日ここ数か月ほど、あらゆる物事が通り過ぎていってしまうような感覚にずっと悩まされている。

          毎日を、『あっ』という間にしないために

          【ライター】少し前「おうちでお祭り騒ぎ!オンライン夏祭り2020」のレポートを前後編で公開させていただきました。文化の継承を諦めない伝承者の方々の熱意。ぜひ読んでみて下さい!! https://omatsurijapan.com/blog/online-fes1/ https://omatsurijapan.com/blog/online-fes2/

          【ライター】少し前「おうちでお祭り騒ぎ!オンライン夏祭り2020」のレポートを前後編で公開させていただきました。文化の継承を諦めない伝承者の方々の熱意。ぜひ読んでみて下さい!! https://omatsurijapan.com/blog/online-fes1/ https://omatsurijapan.com/blog/online-fes2/

          ガーリックポークと僕の味

          ニンニク香る豚肉と僕への疑問 「これ、食べてみてくれる?」 ある日のこと。アルバイトをしているお店———ライター活動も認めてくれ、接客したお客さんから仕事が生まれることもある、クラフトビールが売りの不思議なお店———で、新メニューの試食を頼まれた。 見た目はなんの変哲もない(といってはシェフに失礼だが)、豚肉のロースト。しいていえば中心になにか詰まっているが、外側にまで影響は及ぼしてなさそうだ。いったい何が変わったのだろう? 確かめるべく、外側を少し切っておそるおそる

          ガーリックポークと僕の味

          夜に溶けた境界線【明け方の若者たち】

          忘れられない人、忘れられない思い出だって、時間が経てば、ただの事象にかわっていく。解像度は落ちて、輪郭はぼやけ、彩度は下がり、ありふれた映像となる。 そうやって“青年”は、いつのまにか”大人”へと、変わっていくのだろう。 ―――――― ある日のこと。 作業中にラジオかけていたラジオの曲に心を奪われた。細く、けれど存在感のある声。サビで盛りあがる王道メロディー。心の機微を現わす繊細な歌詞。 「夜に駆ける」という名前だけ覚えて、家に帰り、YouTubeで再生する。 や

          夜に溶けた境界線【明け方の若者たち】

          想いを繋げるクラウドファンディング “がんばろう中野!クラウドファンディング”の裏側

          コロナウイルスによる厳しい影響が続くなか、東京都中野区で、中野区観光協会の有志と中野区民が飲食店応援事業“がんばろう中野!クラウドファンディング”を行いました。 筆者がこの取り組みを知ったのは、5月の中盤。最寄り駅でテイクアウトを注文したときのことです。 「ここまではやく活動ができるなんて……」「中野区にとっての飲食店ってどんな存在なのだろう?」「自分が住んでいるこの地域はこれからどうなるのだろう?」とさまざまな疑問がわき、主催の中野区観光協会に連絡を取ったのです。 “

          想いを繋げるクラウドファンディング “がんばろう中野!クラウドファンディング”の裏側

          創造と「ぼくのかんがえたさいきょうのなにか」【熱帯】

          なにかを創り出すことが苦手だ。 感性は鋭くないし、想像力の視野も狭い。強いて言うなら、文脈を読む力はあるかもしれないが、それとて大したものではなく、どうやってもあまり自信というものが持てない。 そんな調子だから記事のテーマを決めるとき、いつも煮詰まる。詰まって詰まって詰まって、にっちもさっちもいかなくなって「さぁ、やばいぞ」と逃げ出すように散歩へ出かける。 冴えた頭で思考して、さらに考え、熟考を重ねて、どうしようもない課題について悩み始めたあたりで、どうにかこうにか絞り

          創造と「ぼくのかんがえたさいきょうのなにか」【熱帯】

          独りじゃない【船を編む 】

          文章を書いていると、いつも悩んでしまう。 この場面はこの言葉でいいのか?気持ちや空気を伝えるのに適切か?想いを取りこぼすことなく、文章にできているのか?もっと別の言葉があるんじゃないか? だから記事を書くときは時間をかけて、例えば「楽しい」感情だったら、「楽しい」で類語検索をかけ、できるだけ気持ちを届けられる言葉を探す。 けれど、同時に悪魔のささやきも頭に響いてきて。 ここまで気にする必要はないんじゃないのか?「楽しい」でもどうせ伝わるだろう。そもそも自分の記事を熱心

          独りじゃない【船を編む 】