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【noteは「おしゃべりの場」】3月18日法人Note勉強会〜基本と事例紹介〜

この記事は3月18日に行われた【note 法人勉強会】のメモです。
自分はフリーランスでライターやマーケターをしていてお手伝い先の会社から『noteを運用してみたい』と言われていたことから、「運用の方法を知りたい」、そしてあわよくば「自身のサービスとしてnote運用をお客さんに提供したい」という想いから参加しました。

法人勉強会での個人的な収穫は

・noteは「おしゃべりの場」、コアファン(すくなくとも社員)が喜ぶ記事を投稿すべき

・アーンドメディアで話題になれば思い描いているメディア運用となるが、なかなか難しい

・そのため、おすすめの順番は以下
メモ→コミュニケーション→メディア
0個人で練習→1メール+α→2オープン社内報→3オンライン接客→4企業のメディア

・1のとき、何度も説明することを記事にするといい
採用のときにする、会社の歴史の話・特徴的なメンバーの話・働き方に関する話
効果測定を、PVから採用面接の時間短縮にすることができる

・2.3.4の時点では累積PVをみた方が、運用をする上で精神衛生的に良い

・noteのいいところは、noteが一つのコミュニティとして機能しており、他の運用者とコミュニケーションが取れること

その他の内容のメモはこの下をご参照ください。
また「もっと知りたい!」という方はぜひ参加してみてください!イベントでは質問もできるので、気になる点を解消できます。

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今は情報溢れ気味
選んでもらうための情報発信

新規のためのオウンドメディアではない
オウンドメディアはコアファンにしか届かない 情報発信は広告の代わりになりがちだけど、逆の立場になって考えると知らない会社の情報は受け取らない

コアファンがおもしろいと思えば、共感の輪が広がる
X これ見て
インスタ 私を見て
Note ストーリー見て

企業3万件

採用広報 
BtoC
BtoB

コアファンの方々とのコミュニケーション 
成功しやすいのは採用 BtoB BtoC

NECネッツアイ 社内風通し、募集
ベーシック ダイレクト応募3倍
入社の決めて・志望動機 面接の話を記事に

社員発信で指名発注が増えた
商談の時にする話を記事に

Note記事をきっかけに新規
マクロミル

BtoCが派手だけど、Noteでうまくやってる企業もやってることは同じ
創業者の想い、商品のこだわり

オウンドメディア 注目はされやすいけど、やるのは大変 トヨタイムズとか隣のカインズとか 
企業の想いを伝えるのが大切

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企業でnoteはnote pro 月額8万
個人向けの基本機能+CSサポート 
ノウハウがない コンテンツ案が思い浮かばない ターゲットに読まれない
1on1サポート

アナリティクスができる

個人のnoteを企業noteに入れることができる

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企業の情報発信の実践ステップ

オウンドメディア 自社(所有)自分たちでメディアパワーを 
店の看板、アイテムの色 従来は目に見えるところ 近年は目に見えないところに

ペイドメディア 広告(払う)メディア企業がパワーを培っている、お金を払う必要
ペイドメディアは昔はマーケティングと言われることもあった 

アーンドメディア 口コミ・PR(評判の獲得)タダ、しかしコントロールできない

しかしインターネットの発達はオウンドメディアだけじゃない、アーンドメディアがインターネットにより発達したから広がりやすくなった

成果が不安定

成果を安定させるためには、ペイドメディアを使う トヨタイムズ

組み合わせが大切 トリプルメディアという考え方

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オウンドメディアは
いきなりメディアから始めるのではない

メモ→コミュニケーション→メディア
0個人で練習→1メール+α→2オープン社内報→3オンライン接客→4企業のメディア

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Noteはコアファンとのおしゃべり
気軽に出さないと意味がない パッとできるかどうか 
メディアを作るは、ホームランではなく適当にバットを振る感覚

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メモ
講演メモ、読書メモ、ニュースメモ

通常のメモは二度度見直さない→なら公開してもいいのでは?

徳力さんの二番あたり
スライドのキャプチャと速記メモ
8万のセミナー メモ担当だった ちょっとずるいけど、このくらいでいい
富士フィルムがなぜフィルムという主力事業を失っても破綻しなかったのか
それぐらいの気持ちでメモを出すことが大事

読書→テキストで書き出してブログに書くという読み方 一文をメモでシェア(著作権、、、?ではあるけど)
ファクトフルネス 一位

一番簡単なのはニュースの感想 SNSに書く
感想を書いてみて、周りの反応がある状態を楽しむ そのために発信してるとなれば楽しい おしゃべり

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1
何度も説明することを記事に

自己紹介
会社紹介
商品やサービスに込めてる想い
部下やチームに紹介したい仕事のノウハウ

採用 会社の話 10人応募したら10人にする
Note書いて送れば、10人分時間短縮できる
会社として効率化できる

話しかける プッシュは迷惑に近い

プルのコミュニケーションの方がユーザーフレンドリィではある 読ませることはやりにくいけど

SNS、note、そのほか

炎上怖いと言ってる場合ではない、けれど当事者はプルのコミュニケーションは認められにくい
育てる必要がある

何回もする話を記事にすると楽

トップの想い
仕事のノウハウ

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2
オープン社内報
社内が読んで意味のある記事は、社外向けにも意味がある可能性が高い

社内の文化や取り組みを紹介
社員インタビュー
社員によるnoteの発信を会社のnoteに

従来の社内報もそう、お客さんに配りがち
ならそれをデジタルにしてもいい

上司の期待値を下げることができる
コアファンのさらに中心は社員のはず

鉄板コンテンツ
社員インタビュー 話を聞いたメモを公開
イシダテック、都庁

イシダテック まず社長インタビュー 
社員→みんな嫌がる 新卒社員にお願いした 【新卒編】
対象社員さんや家族が喜ぶ記事を書こう

Noteでは有名な会社になっている

オープン社内報はつむぎでプロトタイプ そのままサービスかできるのでは?

つむぎ
・ヒストリーブックの分解、投稿
・社員ブランドブック
・合宿のレポート
・サービスストーリー秘話

情報発信に協力してくれる人をどう増やすかが大事

社員によるnote投稿も、企業発信noteに
法人noteはリツイートみたいな企業がある

マネーフォワード公式noteはそれをピックアップしてるだけ
オウンドメディアの編集部の意味合いが変わる お客さん全員がSNS上でコミュニケーションしてる状況になる 

カミナシ
入社エントリー note担当が「書きませんか」 提案しに来る 個人の記事をリツイート

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3
オンライン接客

大勢の人に宣伝するのではなく、ひとりの顧客と接客、会話している感覚で記事を書く

商品サービスの開発ストーリー

コアファンに伝えたくなる話→プレスリリース代わり?
従来型の広報だという機会がない 
でも意外にその方が好きになるきっかけになる もったいぶらずに記事を

お客さんインタビューもおもしろい→インフルエンサーで買った人をインタビュー
マクロミル→調査内容を言いたいお客さんもいる マクロミルの取材、依頼もきた、アサヒビールも嬉しかった

顧客によるnoteの発信を会社のnoteに

キリンの紹興酒
マガジン→キリン自身は二年前に1記事だけ 他は中華屋の記事を載せている

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4
企業のメディア
メディアとして運営するのであれば、商業メディア同様に全ての手段を組み合わせる

メルマガや公式SNSアカウントでの紹介
検索経由のアクセス獲得を意識
必要な場合は広告も実施

とはいえ大変 「本当にそこまでやりたいの……?」を考える必要がある

ポイントはアーンドメディアで広がらせること 
オウンドメディアで広告費が浮くわけではない 

Note pro 運用一人 年24本 メディアというか?
商業メディアですら儲かっていない、一部の成功企業はいるけど、それにはお金がかかる

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5
オウンドメディアはストックがある 積み上がり 効果測定を、負けないようにプラン
いきなり売り上げ、採用貢献ではない
まずは期待値を下げる 
「広告」ではなく、「会話」「接客」で比較してもらいたい
「広告」にする評価制度インプレッションに比較されてしまう

5pv→5人と接客した、会話した

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個人で練習
メール+α
記事数(自分の思うメディア BtoB、採用なら数記事くらいでも意味ある)
PDCAを貯めることが大事 質より量
大企業ほど完璧な記事を求める 硬すぎて手応えない
雑談ができれば、手応えがあるかもしれない
この段階では定量(書いた量)を参考に

「Note なので、雑談させてください」

メール+α
記事数
説明や面接の効率化時間

オープン社内数
社内の反応
月刊PV(累積)
「言い訳」という言い方をすると言い。「そのうちメディアになるので、まずは社内向けに」
この段階では定性を気にして欲しい 記事を読んだん反応は?「どうでした」「読んでください」「共感できました?」
共感できていればそれが芽吹く可能性がある

月刊PV(累積)は、バズった記事が的にならない 1000PV→100pvを10本かけるがいい 頑張ればどうにかなる
グラフは右肩上がりになるものになるように 精神衛生上いいし、伸びてるように見える

オンライン接客
顧客の反応
月刊PV(累積)
参照元
参照元 フロー(X、インスタ、tiktok)とストック(note、ユーチューブ)を意識
普段は フロー(X、インスタ、tiktok)で、ここぞというのはストック(note、ユーチューブ)で

最初におすすめ 指名検索の複数語のキーワードにヒットするかどうか 
関連語検索候補で上位に出られるかどうか 
それができるとストックのメディアとしての意味合いが出てくる 

企業のメディア
SNSシェア数
検索流入数(金額換算するとまぁまぁな金額になる)
売上、採用貢献度

時間をうまく使ってできることをやっていく

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Q・記事の記名 

正解はないけど、書いた方がいいと思う 
書かないと会社の発信になる 個人名を入れるとキャラが出て良くなる 炎上もしにくい

ヘッダーとフッター、どちらもいる

挨拶から始める記事は読まれにくい 毎回全部の記事が担当の挨拶から始まると読まれにくいので。

Q・noteの優位性

ページを作るツールはなんでもいい 究極的にはない状態が問題 ある状態にするのが第一
一般的にはnote proは公式サイトのコンテンツか、noteか
優位性は明確 公式サイトはプロしかできない noteは誰でも使えるコンテンツ
個人事業主はどこでもいい 8万のリターンはない 
PDCA回そうと思うと、アクセス解析を見る必要がある 無料ではできない

企業がアメブロを選ばないのは、広告が出ないから
ターゲットによってどのプラットフォームかで選んだ方がいい 

Q・社内で書く際、コンテンツのクオリティチェックに悩む。ベストな体制は。量を増やすためには妥協?

正解はないけど、チェック体制を作りすぎると従来の公式サイトと変わらなくなってしまうのでは?と考えている
せっかくnoteなら、マガジンをうまく使って欲しい

マガジン(カテゴリー)でブロックを分けられる

とはいえ、会社としての最低ライン的なコンプライアンスは作った方がいいけど(これ以上下げたらお客さんが怒る)みたいなライン、
Noteでやるならトンマナ合わせない方がより活用できる

Noteだからカジュアルにかける

Q・noteでしなきゃいけないポイント

メール的なコミュニケーション
他のnoteとユーザーとのコミュニケーションに挑戦
ページ作るならなんでもいいでも、noteはコミュニケーション機能が充実してる 他のnoteにリンクすると通知がいく(トラックバック機能)
相手のブログに対して、「あなたの記事を読んで、私が記事を読みましたよ」ができる
相手に伝える「あなたを読みましたよ、書きましたよ」を伝えることができる
リツイート、リンク、マガジンでできる 

コミュニケーションを味わえる 誰かが書いた→アンサーソング→。。。→。。。
公開メールのやり取りの感覚 

最近 notepro コラボ企画 増えてきてる 
Noteは「長文Twitter」 sns的なサービスだからこそできる

Q・社内報、PR、長い文章抵抗あるのでは?短くしたり、動画にしたりしている。本当に読まれるのか。

長い文章が読まれないは誤解 今は読んでもらえる用意なっている スマホの性能が上がって長文が読みやすくなってる
会社の記事長いやつより、短い方が読んでもらいやすいは確かにある
でもNoteでバズってる記事は長い、ツイッターのシェアも長い記事の方が多い

短いことは内容が薄いということでもある
長文を諦める必要はない 

とはいえ、ターゲットによる ショート動画世代にはショート動画で見せるしかない
長文を読める人には長文で 

画像を挟むと、長文でも見やすくなる

逆に長い記事でも、テキストがいらない可能性もある(写真記事)

Q・人格の話 原稿を無料版で発信。自分が書いて顔出しもしている。今度は別のPJでnote書く。同じ人が違うプロジェクト行って読者は混乱する?マスコットを立ててやるのは?

Noteでマスコット立ててやるケースはないかも。
今、マスコットはじめ、中の人の文化は過渡期。プレスリリース文化からnoteのようなブログ系への間で生まれたのが、マスコット立ててやる中の人文化。
その超成功例のシャープですら、社内の不満がある。キャラクターを作ると守っていかなきゃいけなくなる。本業が他にある場合はお勧めしない。

同じ人間が複数PJに携わっても良いと思う。
副業してる人だっている。それを見せていいのなら「こちらにもお邪魔します」みたいな感じ

とはいえ、残念ながらほとんどの人は気が付かないからやっていいと思う。楽しそうに出した方がいい。

Q・記事タイトル コツは

徳力さんはタイトルで結論、その理由が内容
SNSで見たときに、クリックしてもらいたくなる、中身に関するタイトル おもしろいと思った特徴、思ったこと

ダメな例
Noteでタイトルをつけて誤解
本の目次みたいなのをつける人がいる タイトル見ただけだと中身がわからない SNSでの相性がよくない
Noteの記事はタイトルから内容が想像できるか、自分に関係あるかと思われることが大切 届けたい人に届くようにする 

シリーズタイトル、ナンバリングを冒頭にするのは良くない
ただ、釣りはしないように
テクニックの本を読めば読むほど釣りテクニックが紹介される

メディアをやるわけではないと考えた方がいい 真摯に

一人の対象に向けて書くといい 「この話面白いと思うんだけどさ、〜で〜で〜なんだよね。」

「〜で〜で〜なんだよね」がタイトルのタネになる

Q・記事を柔らかくするコツは?

いろいろなイベント noteは属人性が強い 属人性 人によってトーンが違う 正解はない
ふざけた会話の方が人気 真面目な人で人気な人もいる お客さんにどう思われたいかが文章に出る 

登場人物を増やして記事のバリエーションを増やして欲しい 究極「ファンに受ける文体」
接客がある業態だとやりやすい 悩むのはお客さんとの接点が少ないところ

Q・現場のモチベ ピンポイントなレポート

日の当たらない部署を優遇するといい
花王のアスファルト 王道のサービスは広告予算がたくさん ついそっちからやりたくなっちゃう 担当者も喜ばないことが多い
そうじゃないところにフィードバック増やすと味方が増える 

ローソン いろいろな商品を紹介 反応・フィーバックを各部署に返していった

Q・ピックアップしきれていないモノづくり部隊 商品、製品の宣伝記事って好かれないのでは?手前味噌感が出てしまう気がする。

Noteだとえもくないと読まれない、わけではない
Noteは700万人 Xは数千万人いる noteのコミュニティを意識するのはやめた方がいい
お客さんが何を読みたいか お客さんが読みたくなる記事 かといって商品の話は必要な人もいる 「商品名×何か」で出してもいい やってみないとわからない

「やって欲しいです」→「下書き書いてきてください」

Xでネタを投げて予選とし、反応が良かったのを本線のnoteにする

Q・トンマナの違いによるアカウントの離脱は?
心配なら、別のアカウントで作りリツイートするか、ディレクションするか

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