職人になるためには情報発信をしましょう
僕が師匠の所から独立して、自営を始めたのは25歳の時でした。その時に困ったのが仕事が無い事でした。
師匠の竹清先生からは、「中岩君は、一人前の職人だ。もう教えることは無い」と言っていただけました。
しかし、僕が竹清先生の弟子だからといって、仕事が入るわけではなく、自分で営業に行ったり、先輩の職人から、仕事を分けてもらったりしながら、なんとか食いつなぐという感じでした。
ある日、問屋さんに、竹バッグを持ち込んで営業に行きました。僕が希望額35 ,000円を伝えると「こんな