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職人にはいろんなタイプがある

職人と一口に言っても、いろんなタイプの職人が存在します。大雑把に4つのタイプに分類しました。ここでは各職人のタイプ別に解説していきます。みなさんは、どんな職人になりたいですか?自分の目標をしっかりと立て、あなたらしい職人を目指しましょう。

一匹狼タイプ

このタイプの職人は、ネット販売や問屋さん、小売店、個人のお客様に商品を販売して生計を立てています。自分で販路開拓をしなければならず、いつも情報収集は欠かせません。このタイプの職人になるには、職業訓練校等を卒業後、すぐに独立してやっていくのは難しいでしょう。有能な職人に弟子入りし、作るノウハウ等を学んでから独立することをお勧めします。

デメリットとして独立後、注文が取れない、商品が売れないなどの事態に陥ると収入ゼロなんてことにもなりかねない怖さはあります。メリットとして人気作家になれば青天井の未来が待っています。そのためにはそれなりの技術が必要です。営業の努力も欠かせません。

雇われ職人タイプ

工芸品を作る会社や個人事業主の職人さんに雇われて働くタイプの職人です。会社であれば、社会保険や厚生年金、労災保険、失業保険等をかけてもらえます。個人事業主の職人さんに雇われる場合は、だいたい時給制の給料だと思います。中には労働基準法に違反しているブラックな所もありますので就職前にしっかりと労働条件を聞いておきましょう。

雇主が仕事を取ってきてくれるので営業活動無しで工芸品を作れますが、自分の作りたい物を自由に作らせてもらえないデメリットがある一方、雇い主が法人であれば労働基準法で守られるというメリットがあります。

サラリーマンもしくはアルバイトと職人タイプ

主な収入源はサラリーマンもしくはアルバイト、それ以外の日に職人をするタイプです。その逆のパターンもあるかと思います。作った商品をグループ展や店舗に置いてもらっている人が多いです。

工芸品を作る時間が少ないのがデメリットですが、サラリーマンやアルバイトで生活費を稼げるので、商品が売れなくても収入ゼロは回避出来ますので、一匹狼タイプよりはリスクは小さいです。

きちんとした収入があるうえで、休みの日に工芸品を作っていますが、製作日数が少なくても中には超一流の職人もいます。



職人も出来て、マーケティングも出来るタイプ

このタイプの職人は、従業員を雇い商品を作ってデパートや店舗へ催事に出店するなどしてお金を稼ぎ、工房を運営しています。従業員を抱えているので、営業、販売、販路開拓、リサーチ等、経営者としての才能も必要。簡単に言ったら大変ですが、今回紹介した職人のタイプの中で、一番お金が稼げるメリットがあります。


今日のまとめ

まずは、あなたの理想の職人像を決めて目標をしっかりと立て、どうしたら、その目標に到達できるのか、よく考え行動してみましょう。



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