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10年。

久しぶりに彼女の顔を見ながら描いた。

誰だこれはと思った。

長らく顔を見ながら描いていなかった。

長らく今の彼女を見ていなかった。

過去の彼女ばかり見ていたのかもしれない。

過去はもう無いので、あるのは、ただ今、である。

新しい彼女がある。

ちゃんと見なければならない。

同じ時はない。

常に流れている。

同じ状態はない。

常に変化している。

そのあと描いた。

これはダメだ。

何にもならない。


ここ3日間店に隙間なく絵を飾ることをしている。

なかなか難しく、時間がかかるばかりである。

絵は色々とあるので、家の中を探し回れば、隙間にピッタリ合う絵が見つかる。

ただまぁ、この10年でいろんなところにしまい込んでいるため、どこにどんな絵があるのかわからない。

また、探そうにも非常に億劫な場所がある。

そこは流石に手を出しかねる。

大きい絵しかないであろうと思う。

いや、大きいのしかないはずなので、開けないでおこう。

10年かけて当初の計画を実行するのである。

今更と言う声も自分の中にあるが、今だからこそ実現できる部分もある。

それにしてもまだまだかかりそうである。

ただ今、亀甲堂は店内を作りながらの営業になっております。

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