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【後継ぎ時代】未来づくり amazarashi

DTPデザイナーを頭を下げて務めた会社を辞め、この会社に入って15年以上経つのかと思うと寒気がします。 色々とありすぎたし現在進行形でありすぎるのでね。
実直で直情型な性格で更にトラブルメーカーで不器用なものだから、そりゃ色々ありますよ。 取り柄なんて無いですもの。 いやそれが取り柄だと言われれば否定はしないけど。

父が重い病になり、父の家業の価値を聞き納得し、辞めて引き継いだすぐに他界し、負の遺産放棄もできたけど、借金MAX超えの会社をわざわざ引き継ぎ、父の命からもらった勇気で駆け抜けた結婚するまでの約10年。 その序盤の頃にamazarashiの歌をよく聴いていました。
私は現代の日本においては、平均よりもメンタルが強い方なのかもしれない、だから気付けなかったけど。 完全に病んで落ちてましたね。
あくまでも前向きなんだけどね。
明日、父との約束を裏切るかもしれないという悔しさと戦っていました。
勝つ方法なんてないですよ。
自分を信じるしかないんです。
なんの取り柄も無い自分の価値を自分で見出して信じて、そして、私を信じてくれる家族や仲間を裏切りたくない想いに火を付けて走るしかないのです。

当時のamazarashiしか知らないのだけれど『未来づくり』は本当にたくさん聴いた曲です。

生まれた時から死ぬことを確約されて。
いつ死ぬかは教えられずに大きな頭にたくさんの知識を与えられて。
恐怖や不安に怯えなくてはならない特異な生物『人間』は生物全体の何%なのかは知りませんが希少ですね。
何を頼りに、何に洗脳されることが幸せなのだろう。
頼ることや洗脳が悪いなんて全く思いません。
ただ、使いたいものを選ぶときに、選ぶのが本当に難しい。
私の場合は幸運で、幼いころから祖母と長い時間を過ごしたことで死生観が固まったような気がします。
だから商業主義の思想は容易に跳ねのけてこれました。
祖母は脳出血で倒れてから痴呆も始まって時が止まり、私と兄の区別が付かなくなったけど相変わらず的を得た発言をして、大学から一年ぶりに帰省した当日に白く硬くなってしまったばあちゃんは最後まで格好良かったよ。
私と戦争のことを心配したり、母(娘)にしっかりしなさいと注意したり。
ボケても敬意は変わらなかった。

これは私の経験だけれど、私以外の人にも何か届くフレーズがあるかもしれないと思ってこの歌を掲載しました。

知ってます? 挨拶をする風潮が許せない! っていう意見。
友達でもないのに面倒くさい。とか。
そうゆう組織や会社を作ればいいのにって私は単純に思うのだけれど。
コスパいいと思うけどなぁ。
ひとりじゃ生きていけない人が多い中で、挨拶をするだけで互いに気持ちいいなんて。
大した知識や経験もいらないじゃないですか。
楽をしたくないのかな。

挨拶をなめちゃいかんよ。
『ありがとー』『おはよー』『またね!』
で、救われる心は本当は、本当に、きっと多いと思っているし、そーゆうシンプルで小さな世界こそが人類が理想郷として描いてきた未だ実現できていない『楽園』に近いものなんじゃないかなぁって空想します。

余命を告げられた人の気持ちは今の私には分からないし、生まれてこなければ良かったと幼いころから思い続けて今も首の皮一枚で命を繋いでいる人の気持ちも分からないけれど。
なにもなくても消えるし急がなくていいし、日々という小刻みのサンプリングの中でネットでも現実でもアウトプットできる便利な世の中になったのだから、少なくともそれはラッキーだと思う。
1スキが今日の励みになることだって全然あるからね。
ぜんぜん大げさでなく
生きるなんてそんなもの

そもそもくだらないけど、いいこといっこくらいあるかも


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