第一印象で全てがわかる

顔は人の感情がむき出しで表れる場所であり、一番の判断材料です。

第一印象で読んでほぼ間違いありません。

パッと見の印象でその人を見抜くというのは乱暴な方法のようですが、心理学では、ドリアン・グレイ効果といい

「人の顔はその人の考えや感情が表れたもの」と捉えます。

ドリアン・グレイ効果とは、顔というのは生まれつきのものではなく、成長過程において変わっていくものであることを意味します。

中学生くらいまではまだ表れませんが、大人になれば、明らかにその人の心が形作った顔になります。

それゆえ顔から受ける印象というのは、そのまま読んでも、そんなに大きく外れることはないのです。

人の顔を見て、すごく気持ちのいい人だなと思ったら、その人は本当に気持ちのいい人のはずです。

顔を見ただけで、なんとなくこの人とは合わないと思ったら、その人とは性格が合わない場合が多いですし、その人には何か歪みや頑固なところがあったり、不機嫌になりやすい、短気であるなどの可能性も高いです。

顔は生まれつきのものではなく、変わっていくもの。
人の心が形作った顔から受ける印象はそのまま読んでほぼ間違いありません。

ドリアン・グレイ効果
--心理状態によって、顔は変わっていく--

主人公ドリアン・グレイが卑怯なことをするたびに、主人公の肖像画の顔が変わっていくことを題材にしたオスカー・ワイルドの小説「ドリアン・グレイの肖像」から名付けられた心理学用語です。

ただ実は、肖像画だけではなく本人の顔も変わっていくのです。

悲しげな顔をしている人というのは悲観的ですし、陽気そうに見える人はたいてい楽観的。顔から受ける印象を読んで判断しても、ほぼ間違いありません。

それはなぜかというとドリアン・グレイ効果によって、その人の心が顔に出ているから。不思議なもので、性格が変わると、顔も変わります。悲観的な顔で眉が下がっていた人の眉が上がってきて、聞いてみたら恋人ができたという話はよくあります。

人間の顔とは心の反映なので、その時々の相手の顔をしっかりと読み、予測していきましょう。

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