行動心理士@舩橋

一般社団法人日本能力開発促進協会 合格認定 「行動心理士:舩橋」

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一般社団法人日本能力開発促進協会 合格認定 「行動心理士:舩橋」

最近の記事

「言葉だけ」ではわからない人間の心

僕たちは普段、「言葉」を使って他者とコミュニケーション をとっていますが、人間は「嘘」をついたり、本心とは裏腹な事をいってしまうことがあります。 例えば、あなたが嫌いな食べ物を「これたくさん頂いたからどうぞ!」 とおすそ分けしてもらった時、「私、それ嫌いだから入りません!」 とはっきり相手の目を見て断ることが出来ません。 相手の気持ちを考えれば、「ありがとうございます、いただきます」 と笑顔で対応することがほとんどでしょう。 しかし、この優しい思いやりは、あなたの「しぐ

    • 第一印象で全てがわかる

      顔は人の感情がむき出しで表れる場所であり、一番の判断材料です。 第一印象で読んでほぼ間違いありません。 パッと見の印象でその人を見抜くというのは乱暴な方法のようですが、心理学では、ドリアン・グレイ効果といい 「人の顔はその人の考えや感情が表れたもの」と捉えます。 ドリアン・グレイ効果とは、顔というのは生まれつきのものではなく、成長過程において変わっていくものであることを意味します。 中学生くらいまではまだ表れませんが、大人になれば、明らかにその人の心が形作った顔にな

      • 「顔」から読むリーディング

        相手の心を読むためには「顔」をしっかり見ることから 行動心理学の知識を駆使して相手をリーディングする時は、まず重要なのが「顔」です。 そして「顔」を読むにあたって基本となるのが、普段から相手の顔を見ること。 顔は人の心、つまり本心が特に強く出るところです。 心を読みたい時は顔を見るというのは簡単なルールのようですが、実は7割くらいの人は相手の顔をしっかり見ていません。 相手と目を合わせるのは恥ずかしいとか、相手の顔をまじまじ見るのは失礼だと思っていたりして、会話しな

        • しぐさから相手の心理を見抜かない

          相手の心を読む時は自分がフラットな状態で、客観的でなければいけません。 苦手な人や嫌いな人が相手だと、歪み(バイアス)がかかってしまい、相手のしぐさや行動を読む時に歪んだ見解をしてしまい 「ほらやっぱり嫌なやつだ」 「あいつのあの仕草は嘘をついている」 と自分自身が歪んだバイアスのせいで納得してしまうため、より一層自分の感情を正当化する手がかりを探してしまうことがあります。 また、逆に好きになり過ぎてしまうと、今度は理想化の方向で相手に対する見方が歪むこともあります

        「言葉だけ」ではわからない人間の心

          行動心理学の心構え

          行動心理学を学ぶにあたり、重要なポイントは、以下の5つにありますが、1番のポイントは、「人に興味を持つ」「人を好きになる」ことです。 人の心を読むのが苦手な人が増えている一方で、訓練などをしていなくても、人の心を読むのがうまい人もいます。 その両者を分ける違いは何かと言えば、人間のことを好きか否か、人に興味を持っているか否かです。 人のことを好きな人は、興味、関心を持って相手を見ます。 何を考えてるのかな、喜んでくれているのかな、と読もうとします。 すると普通の人が見

          行動心理学の心構え

          行動心理学のスキルは万能

          ストレスの要因として、1番目か、2番目に上がってくるのは、たいてい人間関係です。 行動心理学を学ぶメリットは拗れてしまった人間関係を円滑にし、ストレスを減らすために不可欠な最強のスキルを習得できること、しかも、そのテクニックは1から10まで無駄なく使うことができ、人とのコミュニケーションを円滑にしていくための実用性にも優れています。 また。行動心理学は人間の幸福間や満足度、心理的健康に直接関わってくるものであり、どこでも誰でも使える知識であり、技術です。 例えば、水泳や

          行動心理学のスキルは万能

          核家族化社会の影響

          昔は自然に身につけることのできたコミュニケーション能力 それを今、学ぶ必要のある人が増えているのは、社会背景、環境の変化があります。 一昔前は、、、 かつては、大家族で子供の数も多かったので、それだけ人間関係のやりとりがたくさんありました。学年も上がってクラス替えとなれば、全然知らない人が何十人もいて、その中でやりとりするとなれば、「あの人は何を考えているだろう」とか「どんな声をかければ仲良くなれるかな」と考えながら自然にコミュニケーションのスキルを使って付き合っていまし

          核家族化社会の影響

          今、なぜ行動心理学が必要か?

          人間関係に悩み、ストレスを抱える人が増えています。それは「人付き合い」の練習をせずに大人になる人が増えていることと関連しています。 人付き合いというのは実は技術的なもので、その際に必要かつ有効なのが、 行動心理学なのです。 大家族で子供の数も多かった昔と違って、核家族や一人っ子が増えていく環境の変化の中で、今は相手の心を読んでうまく対応していく、つまり行動心理予測をする機会、人付き合いの技術を学ぶチャンスが激減しています。 しかしながら人付き合いは技術ですから、自転車の

          今、なぜ行動心理学が必要か?

          行動心理学を学ぶメリット

          人は、話す内容についてはコントロールできますが、表情やしぐさには気づかないうちに心のうちの思い、本音が出てしまうものです。また、体型や服装も、その人を理解する手がかりになります。 それらを読み取り、予測することは難しいことではありません。 ちょっとしたコツやポイントに注意すれば、誰にでもある程度読めるようになるのです。 行動心理学の基本を会得すれば、どこでも誰にでも使えるので、大変便利です。 そして、行動心理学によって相手が何を考えているのか理解できるようになれば、人付

          行動心理学を学ぶメリット

          相手に納得感を与える話し方とは?

          講師の仕事に活かせる話し方のテクニック 人前で話す講師の仕事は、周囲の目線があなた一点に集中するため、とても緊張します。 そのため「失敗したらどうしよう」「うまく伝わらなかったらダメなやつだと思われないか?」と、いろいんな不安が高まることもあります。 しかしこの不安感は、経験、練習を重ねることに加え、「話し方のテクニック」を理解することでかなり和らげることができます。 最後に核心を伝える「クライマックス法」 説得力のある話し方のテクニックの一つに「クライマックス法」

          相手に納得感を与える話し方とは?

          「座る位置」で人の心を読んでみよう

          「座る位置」は相手の心理状況を表している 座る位置が自由に選べるシチュエーションでは、座る位置でその席を選んだ人の真意がわかることがあります。 例えば、あなたの真正面に座った人は、あなたの反対意見を持っている可能性があり、どちらかというとライバル的な存在になる可能性があります。 そして、横に並んで座る人は、体の接触が近くなるため、親密性が高まり、あなたの味方になってくれる可能性が高くなります。 また、斜めの位置に座る人は、適度な距離が保たれ、緊張感が緩和されるため、衝

          「座る位置」で人の心を読んでみよう

          他者との「関わり方」がわからない人が急増

          近年「相手が何を考えているのかわからない」と感じ、他者との関係を築くことに困窮したり、恐怖心を抱を抱く人が増えています。 その原因は、孤立しやすい現代社会の環境要因が大きな影響を与えていることを 過去の記事でご紹介しました。 現代社会では、他者との関わりから対人関係の築き方を学習する機会が減少しています。そのため、「他者とどのように関われば良いのかわからない」と悩む人が増えてきています。 しぐさから読み取った真意を生かした「関係作り」 人間関係に苦しむ人は、たくさんい

          他者との「関わり方」がわからない人が急増

          相手に好意を与えるしぐさ

          しぐさは印象に大きな影響を与える 人間は、表情やしぐさ、姿勢、言葉などのメッセージを総合的に判断し、相手の印象を作り上げていきます。 そのため、言葉でいくらいいことを言っても、しぐさに好意を抱いてもらえないと、相手にいい印象は持ってもらえません。 しぐさは言葉と一緒で、ある程度自分で意識してコントロールすることができます。 ここで、相手に好意を抱かせるしぐさを学んでおきましょう。 相手に好意を与えるしぐさ 相手に好意を抱かせるしぐさとしても有効なのが、次の三つのし

          相手に好意を与えるしぐさ

          目では「YES」本当は「NO」を仕草から読み取る

          本当に心から了解している時のしぐさ 他者とコミュニケーションをとる時「この人本当にわかっているのかな?」 「本当は違うことを思っているんじゃないかな?」と感じることがあります。 僕たちがこのように感じるのは、表情や、しぐさにぎこちなさが表れているためです。 人間は、相手の意見に賛成している時には、顎をさすったり、机の上に両手を広げておいたり、机の上の障害物を脇に避けたりする行動が見られます。 このしぐさが見られた時は、より活発なコミュニケーションが期待できます。 本

          目では「YES」本当は「NO」を仕草から読み取る

          コミュニケーションから「嘘」を見破る

          「嘘」はコミュニケーションのやりかたでもわかる 僕たちは嘘をつく時、不安や焦りから、なだめ行動が増え、表情にもぎこちなさが現れますが、コミュニケーションのやりとりでも、嘘を見破ることができます。 例えば、会話の途中で急に発言が増えたり、質問をする隙を与えないほど、発言をしたり、話の内容をあやふやにして、「話は変わるけど、あれってどうなった?」と違う話題に変化させようとしたりする時は、嘘をついている可能性が伺えます。 また、会話の途中で、急に高笑いをする場合も、笑うことで

          コミュニケーションから「嘘」を見破る

          見た目でわかる「嘘」のしぐさ

          「嘘」は人間の体を気ことなくさせる 僕たちは嘘をつく時、「相手バレないか?」「悪いことしているな・・・」と言う思いから、不安や焦りを感じたり、なだめ行動が増加する傾向にあります。 つまり、嘘をついている時には、やたら自分自身に触れる動作が増えると言うことです。 例えば、額を擦ったり、喉元に手を当てたり、鼻を擦ったりするのは、有名な嘘のしぐさです。 そして、足を何度も組み換えてゴソゴソ落ち着きが無くなったり、するのも、嘘をついている時によく見られるしぐさです。 相手の

          見た目でわかる「嘘」のしぐさ