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『「俺の」Jリーグアウォーズ』 #3

 2021シーズンも終了し、2022シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。

 そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。

 今回は、J3最優秀DF賞を発表したいと思います。

J3最優秀DF賞とは

 この賞は、2021のJ3リーグの中で、DFとして、守備および攻撃においてチームに貢献し、チームの成績や勝ち点獲得への貢献度が高い選手を選出するものです。

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ノミネート選手紹介

 ノミネート選手は以下の3名です。

 ①甲斐健太郎(FC岐阜)

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2021シーズン成績
 27試合出場
 1得点1アシスト

1試合平均タックル数
 3.0(リーグ10位)
タックル成功率
 66.7%
空中戦勝率
 63.9%
1試合平均インターセプト
 0.2
ファウル数
 15
警告
 2
退場
 0
1試合平均プレー数
 46.3

 岐阜に加入して3シーズン目となった今シーズンも、リーグ戦28試合中27試合に出場した「岐阜の守備の要」
 J2経験者でもあり、20代半ばながら実戦経験が豊富で安定感のあるプレーで後方からチームを支える。
 1試合平均タックル数は3.0であり、年間では81。その中で、ファウル数は15となっており、18.5%の割合でファウルを取られている。一方、成功率は66.7%あるということは、比較的クリーンな選手であることの裏付けである。
 J2昇格を逃した岐阜が、来季、J2に昇格するためには、彼の奮起が必要条件であろう。

 ②広瀬健太(AC長野パルセイロ)

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2021シーズン成績
 22試合出場
 1得点1アシスト

1試合平均タックル数
 3.1(リーグ6位)
タックル成功率
 66.7%
空中戦勝率
 72.3%
1試合平均インターセプト
 0.0
ファウル数
 14
警告
 2
退場
 0
1試合平均プレー数
 53.9

 広瀬選手は、AC長野パルセイロの選手で、年間を通して、長野の堅い守備を支えている
 1番の武器は、自陣での空中戦の強さで、クロス対応などのハイボール処理に定評がある選手で、J1湘南やJ2新潟でのプレー経験もある選手。上位カテゴリーで、屈強な外国人FWと対峙した経験は、身体能力が高いアフリカ系FWなどが多いJ3ではとても有効である。
 来季も長野に所属するのであれば、今期までY.S.C.C.横浜で指揮を取っていたシュタルフ監督が就任する中で、また一味違った広瀬選手を見ることができるのではないか。

 ③戸根一誓(カターレ富山)

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2021シーズン成績
 28試合出場
 2得点0アシスト

1試合平均タックル数
 3.1(リーグ6位)
タックル成功率
 61.6%
空中戦勝率
 61.9%
1試合平均インターセプト
 0.2
ファウル数
 26
警告
 3
退場
 0
1試合平均プレー数
 64.9

 戸根選手は、カターレ富山の選手でコロナ禍でありながら2021シーズンのJ3リーグで全28試合フル出場という記録を成し遂げました。
 大卒3年目ということで、経験がまだ浅い選手ではあり、ファール数が多くて荒削りな面もあるものの、富山の「守備の要」として君臨しています。今期、J2昇格チームへの肉薄した要因は彼のパフォーマンスでしょう。
 来季の去就に関しては未だ不透明ですが、J3からJ2のチームへのステップアップ移籍もあるかもしれません。

2021 J3 最優秀DF賞

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 私が思う、最優秀DFは

 AC長野パルセイロの広瀬健太選手です!!

 前述したように、身体能力の高いFWが多いJ3で、彼のような空中戦に強いDFは貴重です。これまでのキャリアで培った確かな実力を発揮して、来季こそ長野の上位進出に貢献してくれるのではないでしょうか。
 一方、甲斐選手や戸根選手も来季も良いパフォーマンスを見せることで、今後のステップアップやチームとしてのJ2昇格も見えてくるでしょう。

最後に

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