駐妻モラトリアム🇹🇭

夫の駐在に同行するため21年3月末よりタイに移住。シャイな息子とおてんば娘の2人の子供がいるアラフォー母ちゃん。渡航前はワーキングマザー。新卒で入社した会社を●●年勤めたのち渡航を機に退職。今は帰国後のキャリアについて、考えたいような、考えたくないような、モラトリアムな日々。

駐妻モラトリアム🇹🇭

夫の駐在に同行するため21年3月末よりタイに移住。シャイな息子とおてんば娘の2人の子供がいるアラフォー母ちゃん。渡航前はワーキングマザー。新卒で入社した会社を●●年勤めたのち渡航を機に退職。今は帰国後のキャリアについて、考えたいような、考えたくないような、モラトリアムな日々。

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好きなものは好きと言える気持ちを呼び覚ます

好きなものは好きと言えるようになりたいなというお話。 趣味がないコンプレックス昔からこれと言った趣味がない。そのことが昔からコンプレックス。 私の知人友人には趣味を持つ人が多い。そしてその多くは、自分が楽しむだけじゃなく、ほかの人にも幸せを分けられる趣味。料理、お菓子作りはもちろん、家庭菜園、スポーツ、登山や釣り、裁縫、アクセ作り、楽器、イラスト、などなど…あげればキリがないけれど、誰かと一緒に楽しんだり、教えてあげたり、作ってあげたりすることで、自分だけじゃなく誰かの幸

    • 【SNSと信頼貯金】書くことが億劫になった理由

      随分と書くことから離れてしまった。 …って、別にこれまでもこまめに更新はしてなかったけれど。最近はnote以外の媒体も更新頻度が下がっていた。 筆を休めている間、せっかく海外生活しているのだからいろいろ投稿して欲しいという声を多数いただいていた。 毎日がネタの宝庫。私もそのつもりだった。 けれど、SNSで薄ら嫌な気持ちになることがあり、筆から遠のいてしまった。未だ消化不良なんだけれど、とりあえず吐き出してみようと思う。 SNSで薄ら嫌な気持ちになったこと 駐妻はイン

      • 語らう時間、語らえる時間

        語らう時間は限られた時間 誰かと話がしたいなぁと思っても、話せる時間は限られていて、それが複数人ともなると調整が必要で、そうするともっと限られてきて、誰かと会話をするって、実はとっても贅沢で貴重な時間なんだなと、最近改めて感じている。 会社にいた頃は、相手の予定表見て今話せる?と電話したり、チャット投げたりなんてことができたけど、私生活となるとそうもいかない。仕事を辞めたから毎日『無制限通話し放題』だ!とか思ってたけど、日々の生活も忙しく、微妙な時差にも阻まれ、全然そんな

        • 「多様性」にまつわる私的小噺3選

          とくにオチはないけど、最近「多様性」について考えさせられた小噺を3つ、 備忘録として。 小噺その壱 カルチャーショックもどき 思わず二度見しちゃうくらい綺麗なお姉さんが、よく見たら男性だったり。 手を繋いで歩くカップルが揃って女子トイレに入って行くから焦ったり。 大学生だと思ってた店員さんが結構大きな子供がいるシングルマザーだったり。 ずっとタイ人だと思ってた人が実はミャンマーの人だったり。 嗚呼、タイランドだなぁ。 なんて思ったあとに、そう思ってしまった自分にゾッと

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        好きなものは好きと言える気持ちを呼び覚ます

          「毎日何してるの?」という問いが愚問だと感じる私はおそらく駐妻を拗らせている

          久しぶりの更新。 書くのを忘れていた訳じゃない。 異国での生活、ネタは毎日溢れるほどある。 でも、なぜだろう。日本の友人と話をしているとき、「毎日何しているの?」と聞かれて怯んでしまった。 朝起きる。弁当を作る。息子を送り出す。娘の支度をして送り出す。洗濯機を回す。昨晩干した分を畳む。食器を洗う。 列挙すればきりがない家事。その後、タイ語教室に通ったり、買い物に行ったり、病院行ったり、ご飯を食べに行ったり、何かしら予定がある日もあるけれど。 「毎日何しているの?」とキ

          「毎日何してるの?」という問いが愚問だと感じる私はおそらく駐妻を拗らせている

          好きって言いなよ

          毎回タイトルに合うイラストを選ぶのが楽しくなっちゃって、今回も「可愛い〜」なんて言いながらあれこれ選んでたら記事アップが遅くなりました。 好きって言えない好きなものを好きって言える気持ちを呼び覚ましたいと、以前noteに書いた。 このnoteをきっかけに、自分自身の好きと向き合う機会が増えた。そして、好きなものを好きと言うこと対して凄まじい抵抗感があることに気づいた。 好きって言いたいのに、喉がつかえて言えない。 どっちかというと好きだけど、そこまでの好きじゃないし。

          一時停止ボタンの押し方

          前回の記事から随分時間が経ってしまったけれど、引き続き『7つの習慣』のおさらいを兼ねて。長くなってしまった…。 押せない一時停止ボタン子供を怒ってしまう。心の中では「感情的に怒ってるわ〜」って呆れてるのに、抑えきれずついグチグチ説教してしまう。 もともと売られてない喧嘩まで買うような短気な性格。怒らないなんて無理ゲー。親としてこのままではまずかろうと、アンガーマネジメントの本を手にとってみたりした。 6秒ルール。怒りを感じたら、待つ。ふむ。 1、2、3、4、5、6…ドッ

          一時停止ボタンの押し方

          娘と私の信頼貯金

          前回記事で藤原竜也をネタにしたからお詫びの気持ちも込めて映画版カイジを観た。 最後、香川照之演じる利根川とのカード戦で見事勝利したカイジ。カードがすり替えられていると読み策を講じた利根川だったが、カイジは裏の裏を読みすり替えもどきを演じていた。どうして!と混乱する利根川にカイジが放ったセリフ。 簡単だよ。俺は信頼したんだ。 過去何度も利根川に騙されたカイジ。彼の優秀さを認めていた。そして、その優秀さゆえの驕りを討ち心理戦を制したのだ。このシーンを観ながら私は思わず「信頼

          メンタルがメタメタになったとき

          脱・藤原竜也わりと結構な頻度で、藤原竜也になって絶叫したくなる(藤原竜也さんに謝れ)。一時帰国して随分と落ち着いたが、在タイ期間中は、何度も何度も藤原竜也が私に憑依した(まじで謝れ)。 めっためたにメンタルが弱ってしまったとき、みなさんはどうしているのだろう。異国で長期のロックダウンを経験し、子供達とずっと家に引きこもるという生活をする中で、メンタルが何度も壊れかけた。実際には壊れていたのかもしれない。 Twitterの過去投稿を見直してたらこんな呟きを見つけたから、実際

          メンタルがメタメタになったとき

          推しのいる世界線

          (注)久しぶりの投稿でリハビリを兼ねているため、これまでで最もくだらない内容です。 突然の一時帰国随分と久しぶりの執筆。 実は8月に一時帰国しました。 前回の更新が7月頭。そこから約1ヶ月後にまさか日本に帰ることになろうとは…。患者数が凄まじい勢いで増え続け、どんどん規制が厳しくなり。 サバイバル感満載の、怒涛の日々。その怒涛の日々で感じたこと、突然の一時帰国で胃を悪くするほど悩んだこと、たくさんありすぎて書ききれないので、今回はリハビリがてらとことんくだらぬことを書き殴

          ワカラナイ孤独に立ち向かう2度目の新入社員

          ワカラナイは孤独だ友達と話をしているとき、みんなは知っているのに自分だけ知らない話題になることがある。 「こないだZOUZOUTOWN(仮名)に行ったんだけどさぁ」 「そこ私も行った!あそこっていつも混んでるよねぇ」 「え?私が行った時はそうでもなかったよ?」 自分を置いてどんどん進んでいく会話。会話の情報からZOUZOUTOWN(しつこいけど仮名)が何なのか推測しようとするも難しい。カフェなのか、施設なのか、何なのか。有名なの?なぜ私は知らないの?なぜ誰も教えてくれない

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          「かわいそう」を因数分解したら「かわいそう」なのが自分だった件

          またしても学校再開が延期に。今回は「無期限」。落ち込む私をよそに、息子は大好きなサカナの図鑑を読みながら幸せそう。今日はそんな息子を見ながらふと考えたお話。 「かわいそう」が止まらないタイに来てからすぐロックダウン、息子が登校したのは入学手続きをしに登校した1度だけ。入学式もないまま、1学期はずっと自宅でオンライン授業。 GW明けくらいまでかなと思っていたら、5月末まで延び、6月こそはと思ったらまた延びて、6月14日からと信じていたら土壇場でまた延期…しかも今回は”無期限

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          コロナ禍の救世主「想像力」

          空想癖小さい頃から空想癖がある。 本を読むのが好きだったので、没頭するあまり現実世界と本の世界の区別がつかなくなって、しょっちゅう空想していた。 小学生の時に好きだったのが、佐藤さとるさんのコロボックル物語シリーズ。コロボックルが本当にいるんじゃないかと、学校の帰り道に探したこともある。 歳を重ねるごとに読書量は減っていったけれど、培われた空想癖だけは生き残り、退屈な授業ではシャーペンの上をコビトが走り、不毛な会議中には上司の頭の上にコビトが座っていたりした。 そして

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          退職が決まった途端に髪を伸ばし始めたおばちゃんの話

          大木凡人との訣別旦那の海外赴任が決まって、まっさきに始めたことがあります。 それは、語学の勉強でも、情報収集でもなく、 髪を伸ばすこと。 仕事に育児に家事、毎日時間に追われる生活をしていた私は、とにかく効率化と時短にこだわり、自分の髪を洗う時間さえ惜しかった。ショートは似合わないから、息子が生まれてからずっとボブスタイル。もともとお洒落に興味がない人間なので、服も適当。コンタクトレンズすら面倒でメガネ姿なもんだから、さながらアラフォーの大木凡人。 そんな私が、旦那の海外

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          【回顧録】週イチパパより月イチじいちゃんが人気な理由

          予期せぬ「不公平感」との決別海外赴任が決まったのが10月。 4月渡航の予定がコロナで延期。結局旦那が渡航できたのは7月に入ってからでした。 私は5月末で退職、2人の子供たちの育児と家事に専念することに。 周りからは1人で大変でしょう?と言われましたが…これ書いちゃっていいのかしら。ぶっちゃけ大変じゃなかった!むしろ楽になった部分もあります。 ●洗濯物が減る 仕分ける、干す、畳むの工数が減る。洗剤の減りも減るから購入頻度も減る ●料理の品数が減る 子供達と私の分だけであ

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          【回顧録】みんなの反応と私が決意を飲み込むまで

          羨望8割、その他2割旦那が海外転勤になった(退職して帯同する)という報告をしたら、ほとんどの人が「いいなあ!」という反応だった。およそ8割。正直、驚いた。私としては羨ましがられる要素がどこにあるんだ!?と思っていたから。 旅行で行ったけどご飯美味しかったよ! タイ人みんなめっちゃ優しいよ! タイ駐在は人気だよ! それまでタイに行ったこともなく、タイの印象=平成の米騒動の時に食べたタイ米のイメージしかなくて、自分より周りの人の方がタイに詳しくて、たじろいだ。 海外で生活で

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