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BOYSPLANET,ZEROBASEONEと歩んだ2023年

ボイプラ放送開始からもうすぐ1年。

ゼベワンデビューからももうすぐ半年。

私の2023年はボイプラとゼベワン一色だった。

これを振り返らなければ年は越せない!と思ったので書き綴ってみた。

1月 私はまだ練習生たちの存在を知らない


私は、ボイプラの前に全く予習をしなかった。

だから、誰一人として練習生の名前を知らなかったし、シグナルソングのHere I Am さえも見ていなかった。

第0話 Star was born はファイナル放送後に見て、ブランケットがびしょびしょになったのを覚えている。

第1話で、練習生たちとはじめてのご対面となるのだ。


2月 推しと巡り合う


彼がステージを始めるまで、私は彼に全く関心を抱いていなかった。

正直、癒し系、かわいい系の男性は苦手だった。

でも、音楽が流れ、彼が girl~♫ と歌った瞬間から、私は彼の虜だった。

そう。私の推しは G group のソクマシュー。

私はこれまでも、声を聴いて推しを決めることが多かった。

彼の、ハスキーで鼻にかかる独特な歌声は、私にとってとても心地よかった。

低重心でバイブスのあるダンスも、良い意味でアイドルダンスっぽくなくて、見ていて新鮮だった。

ソンハンビンとのケミ推しという人も多かったが、私は最初からメテュに一途だった。(もちろんハンビンも大好きです。メテュビンは世界を救う。)


3月 デュアルポジションバトルで沼る


私がメテュのボイプラのステージで最も好きなのは、ダントツでラブキラだ。

全体で見ると、確かにキルディスラブGはアベンジャーズメンバーだったし、伝説と言っても過言ではないステージだ。

しかし、ソクマシューのパフォーマーとしての魅力が最も溢れていたのは、間違いなくラブキラだったと私は思う。

正直、キムジウンがキリングパートであることを忘れてしまうくらい、みんなが輝いているステージだった。(とはいえジウンの Did I make you anxious? のインパクトは絶大で、今でも事あるごとに思い出して頭から離れなくなります。)

特に私が好きなのは、ダンスブレイクの直前の、ソウォンからメテュへと繋がるところ。

ソウォンの中性的で透明感のある歌声と、メテュの力強いながらも包み込むような伸びやかなビブラート。

全く違うタイプの歌声が混ざり合う未知の世界が、私の心を鷲掴みにした。

メテュが見せた挑発的なパフォーマンスも大きな見どころだ。(私含めすべてのスタクリの気持ちを寺園さんが代弁してくださいました。)

これまでのステージではまだ緊張が見え隠れしていたが、2度目のミッションとなると余裕も出てきて、アイドルみが一気に増したように感じた。

また、今はソロ歌手として活動しているイスンファンや、EVNNEのメンバーとして活動しているムンジョンヒョンにハマったのもこのデュアルポジションバトルだ。

実は、私がデュアルポジションバトルで最も好きなステージはラブキラではなく、GANG。

ボイプラ全体を通してもTOP3には食い込むほど気に入っている。

クムジュンヒョンの腹筋Tシャツしか記憶に残っていないという人もいるかも知れないが、イスンファンの憑依ラップや、多くのメンバーが本来ラップポジションではない中で作り出したパフォーマンスにも注目して見返してみてほしい。


4月 デビューメンバー発表で初の号泣


私は今まで、リアルタイムでサバ番を見たことがなかった。

だから、ファイナルでこんなに緊張するのは初めてだった。

というのも、メテュの順位は2位→4位→9位と、デビュー圏内は保っているものの、右肩下がり。

しかもジェリポのキリングパートは惜しくもジャンハオに競り負け、メテュのパートはたったの7秒。(ジャンハオのpの歌い方(?)最高に好きなのわかってくれる方いらっしゃいますかね。ジェリポのキリングパートは大正解。)

全くもって安心できる状況ではない中迎えたファイナル。

正直、最悪の事態の覚悟はしていた。

その日は塾の授業があったが、集中なんてできるわけなくて、授業が終わった瞬間教室を飛び出した。

家に帰るとちょうどメテュのプロモーション動画が始まって、彼の太陽のような笑顔を見て、改めて神に願った。

4位でリッキーの名前が呼ばれたとき、私の鼓動は確実に速まった。

覚悟とは言ったものの、どこか現実味のなかった最悪の事態が、今から目の前で起こるのかもしれない。

メテュの表情も確実に暗くなって、私は画面を見られなくなった。

ボイプラを通して、彼の夢は、私の夢にもなった。

3位で彼の名前が呼ばれた瞬間、私は文字通り泣き崩れた。

ここまで他人の物語に振り回されたのは生まれて初めてだ。

(リッキーはオバミ、ホッサマと立て続けに優勝すぎて予想外って感じではなかったし、むしろ今となっては彼がいないゼベワンは考えられません!ファイナルのときの私の切迫感を忠実に表現した結果誤解を招きかねない記述になってしまいました。)

毎週木曜の楽しみを与えてくれた98人の練習生たちには感謝の気持ちでいっぱいだ。


5月 KCONの初ステージそしてセンイル


ZEROBASEONEとして初めてのステージとなるKCONが日本で開催された。

Here I Amでは、ネソヌルチャバのパートをメテュビンが幸せそうに踊っているのを見て、うるっとした。

あのパートは、言葉には表せないほど尊い友情を築いてきた彼らが歌うからこそ涙を誘う歌詞になる。

またセマネは爽やかさ全開の新人アイドルらしいパフォーマンスで、微笑ましく思うと同時に、活動終了へのカウントダウンが始まってしまった切なさも感じてしまった。

ちなみにメテュの「むずかしいじゃないです」は耳の保養すぎて、狂ったように何度も聴いた。

そして28日、メテュが22歳になった。

22歳にしてはケーキが可愛すぎではないか、というのは置いておいて。

ジャンハオからのプレゼントのカチューシャをつけるときも、頑なに帽子を脱ごうとしない。

なにかあるな、と思っていた。

すると程なくして、マスターニムが撮った金髪メテュの写真がネット上に出回った。

その姿はまさに、「アイドル」だった。

ダンスも歌声もビジュアルも、既存のアイドルのイメージとはどこか違うユニークな存在だったメテュ。(と、私は思っていました。)

ただ、写真に写っている金髪に黒スーツを着てピースをしている男性は、どう見ても「KPOPアイドル ソク・マシュー」だった。

私はその画像を見て、鳥肌が立った。(サバ番ではみんな隣の人に鳥肌見せがちですよね。多分私も真っ先に見せるタイプです。)

彼はもう練習生じゃない、立派な一人のアイドルなんだって、わかってたつもりだったけど、どこか実感がなくて。

でも、一気に腑に落ちた。

私の中で、「新人アイドルZEROBASEONE」が大きな第一歩を踏み出した。


6月 スタクリ亡霊はこちらです


ゼベワンの目立った活動がない中、私はボイプラの亡霊活動に勤しんでいた。

周りにもスタクリはある程度いて、その人達ととにかくボイプラについて語り合っていた。

ということで、そのときにも話した、個人的なボイプラの見どころをいくつかあげようと思う。

まず、100周まわってやっぱりスターレベルテストのメテュビン。

デビューしてしばらく経ち、二人の過去がさらに明らかになってきている今改めて見ると、ハンカチ必須の感動もの。

それから、ベクドアG。

正直この段階ではリッキーやカムデンが重要人物になるとは予想もしていなかった。

それよりなにより、Mカ出演を果たした対戦相手のKチームのインパクトが凄く、どうしても印象が薄くなっていた。

だが、中華メンバーが生み出す神レベルのビジュアルと、キリングパートのリッキーの色気はもう一度チェックしておきたい。

続いて、「春、恋、桜じゃなくて」

本編ではさらっと流されていたが、私は割とこのステージが好きだ。

ダウルの歌声が優しくて、暖かくて、安心して聞ける歌声ってこういうことなんだと思った。

高音を出すのが苦手だと思われるダウルはこれまで苦戦していたが、やっと彼の声にマッチする曲に出会えた。

ドハは俳優出身ということもあって、甘酸っぱさをうまく表現していたと思う。

イチャンも、前回のミッションで悔いの残ったであろう高音を美しく歌い上げて、パフォーマンスに安定感をもたらした。

今でもふとした時に見たくなるステージだ。

お次は、「Switch」

このステージは現場投票では最下位となってしまったが、聴けば聴くほどハマるタイプの曲だと思う。

最強のセクシーコンセプトだったオバミや人気メンバーを集めたセマネ、力強さで会場を掌握したアンガ、放出メンバーだらけの中必死に練習を積み重ねてきたスパチャジャには劣る部分があったのかもしれない。

だが、ジョンウ、カムデン、ケイタの舌を巻くゴリゴリラップ、テレの伸びやかなハイトーンボイス、そして26人に残っただけあるレベルの高いダンス。

これらが創り出すステージは、まさに実力派という言葉がぴったりのステージだった。

最後は、「Jelly pop」

私は他人にメテュを布教するとき、最初に見せるチッケムはこれだ。

ジェリポのパフォーマンスは、彼がいかにステージを楽しんでいるかがよく表れている。

動画が始まった瞬間から口角が緩みきってしまって、それは彼が生まれ持ったスター性というものだと思う。

また、今となってはこっちが本性だよね、という感じの可愛いゴヌクにも注目だ。


7月 ついにゼベワンデビュー


私はデビュー曲 In Bloom の歌詞を見て、違和感を覚えた。

確かに疾走感のある爽やかな曲調で、初々しさを感じさせる。

でも、

「永遠なものはないって。結局はすべて枯れてしまうのだから」
「結末は変わらなくても僕は走っていくよ」
「僕の最も輝かしい『今』を君にあげる」
「僕の一日の始まりと終わりは君」

と、デビュー曲にも関わらず、「活動終了」「有限」ということを暗示するかのような歌詞であることだ。

有限であることを示唆し、ファンたちを駆り立て、ファン離れを防ぐためかと思ったが、私には真意はわからない。

ただ、これまでにも活動期間延長の前例はないし、メンバーの兵役事情も考えると難しいと思うので、この2年半は悔いのないよう全力で応援しようと思う。


8月,9月,10月


この辺はたくさんのイベントに出演し、海外を飛び回っていた頃だ。

その中でも特に印象的だった、KCON LA についてお話しようと思う。

まず、ドリームステージ。

一人ひとり、違う人生を歩んできた。

だけど唯一共通しているのは、ゼベワンを愛していること。

共通のアーティストを応援する気持ちが、交わりようのなかった人たちを繋げてくれる。

名前の通り夢のあるステージで、すてきな企画だと思う。

どういう基準で選ばれるのかはわからないけど、好きなアーティストと同じステージに立って踊るというのは本当に貴重な経験だ。

また、カナダ出身のメテュは、ファイナルのときも来ていた母と姉にも再開した。

彼の家族は韓国に何度も行けるわけではないため、息子、弟の勇姿を自分の目で見ることは活動期間中もそう多くないと思われる。

他のファンと平等な短い時間ではあったが、その空間はとても尊かった。

私が神ならいくらでも時間を止めてあげるのに。


11月 初カムバ、推しと推しが共存する世界線


ZEROBASEONEが 2ndミニアルバム「MELTING POINT」で初カムバック。

2作連続でダブルミリオンを達成した。

普段のコンテンツではあんなに愛らしい姿を見せる彼らが、一度ステージに登れば、飛ぶ鳥を落とす勢いの新生スターになる。

余裕で年下なのに、「こんなになっちゃって」と母親感情が生まれる。

そのちょっと前、私のもう一つの推しグル、NiziUが韓国デビューを果たした。

NiziUはこれまで日本を中心に活動していたから、ゼベワンとの接点はなかった。

もちろんだけど、彼女たちから「ゼベワン」という言葉を聞くこともなければ、彼らから「ニジュー」という言葉をきくこともなかった。

だけど今、ハトリスダンスとクラッシュチャレンジを一緒にやっている。

ずっと平行線だった二つの世界が急に軌道を変え、ぶつかった。

たった十数秒の動画だったが、私にとってはビッグバンが起きたような衝撃だった。

嬉しいような、でもちょっとあっけなさすぎるような、複雑な気持ちだった。


12月 待望の日本デビュー決定


3月20日、ゼベワンが日本デビューすることが決定した。

私は毎日1センチほど宙に浮いたような気分で過ごしている。

なぜか、会えるような気がしている。

というか、絶対会いに行く。

私の人生を最高に狂わせてくれたゼベワン。

彼らにとっては数多のファンのうちの一人かもしれないけど、私にとっては世界にたった9人しかいない完璧で究極のアイドルだから。

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