断捨離のたった一つのコツと、こんまりさんの商法について
今日も今日とて、書いてる時間がおかしい。
この睡眠ログをみてもらえると分かる通り、ここ最近昼夜逆転している。
いい大人が何してるんだと言われそうだけど、自分でもなにしてるんだと思う。他人とする仕事をしていない今だからこそ、ギリギリ許されているが、正直はやく生活リズムをもとに戻したい。
さて、今日も今日とて日記を書きます。
この100日日記企画は「日記を気楽に書く企画」です。だけど僕はHIKAKINでも本田翼でもない。ごはんがおいしかったなんて内容はかけない。ネットに公開する以上、有象無象のどうでもいい内容になってもたどり着いてくれた人に申し訳ないので、「どっかで使えそうな気づき」を取り入れていくものです。
PCの掃除と部屋の掃除
今日は部屋の掃除をしていた。昨日、PCのGPUの話を書いたのだけど、その続きでPCでのワークフローを再考していた。
バーチャルでのワークフローを見直すついでに、リアルのワークフローも見直そうという試み。仕事のスタイルと生活スタイルは切っても切り離せないものだ。そこにバーチャルとリアルの境目はない。
部屋を見直すにあたって、断捨離が必要になる。
本題:断捨離のコツ
僕は優柔不断で、物事の判断が基本的に遅い。鱗滝さんもびっくり。炭治郎同様に「判断が遅い!」と平手打ちされるだろう。当然、断捨離も苦手分野であった。
だけど、今は断捨離がなかなかに得意なほうになったと思ってる。それはある問いを作ること。
今日は「モノを手放す為の物理的なコツと、心理的な話」をしたい。
ものに愛着がないわけでなくて、大切に使うものは何年も使うと断りは入れておく。むしろこだわりは普通の人よりは強いほうだと思う。誰かが作った商品を雑に使うことはあまりしたくない。(こう書いて美談っぽくしておきます。割り箸などは平気で捨ててます。)
話が逸れそう、戻す。
モノの整頓や、断捨離をする上で大事なことはたった一つだけです。
「今、お金を出してそれを買うかどうか」
これに尽きる。
もう一度言います。今手元で捨てようか迷ってるもの、お金を出してもう一度買う?
たったひとつ、この問をするだけ。これだけでモノを捨てる判断は一気に楽になる。
とはいえ、「これは買う」「これは買わない」と、そんなすぐに決められないと思う。その場合は、自分の生活のリズムやワークフローにその商品が組み込めるかを考えてみる。
今の生活にいるかどうかで決める
「今お金を出して買うか?」の質問が難しい場合は、今の生活に必要か(もしくは近い将来必要か)どうかを考える。
たとえば充電ケーブルであれば、「これは車での充電に使えるな」とか「これは他の部屋で使えば便利だな」など、生活のフローに入れられるかどうかで考えてみる。
一世を風靡した「こんまり先生」(近藤麻理恵さん)のメソッドでもそう言っていた。
…すみません。こんまりメソッドはよく知らない。伝聞や調べた情報によると「ときめくものを集めよう」とのこと。
これはつまり、「ときめかないものや、役に立たないものは一旦手放して良い」というメッセージになる。
(特集などはいくつか見たけど彼女の著書自体は未読。なので、引用するのを憚ったけど、一旦そういうことにしてほしい。許してほしい。)
こんまり先生曰く、”服を積み上げたとき、ときめくものを残そう”とのこと。
正直、これだけではあまりにもざっくりしてる。スピリチュアル力が高い。なので、もう少し言語化してみると「今、お金を出して買いますかこの服!?」となる。
この問いをひたすら自分に投げかける作業が、ときめき探しである。未読のくせに偉そうにときめき探しを言語化してる。どうか許してください。
「ときめきとは、お金を出してでもほしい欲求である」と僕は思っている。欲しいは正義。
自問自答し、「わかりました。買います….」となったものだけを残す。たったこれだけで断捨離は一気に楽になる。
(と言っていると解釈してる。なお、未読)
そうしてモノを断捨離させつづけ、信者とも言えるファンを作り続けたコンマリ先生。順調にモノを捨てさせる最中、ひとつの事件が起こる。
最終的に、「オリジナルグッズを作り、買わせる」というテクニックを繰り出した。これは僕らに大きな衝撃を与えた。捨てさせといて、買わせる。この手法はこんまり先生にしかできない凄まじいメソッドだと思う。これもまた一世を風靡した。
断捨離からお賽銭。ここまでがこんまりメソッドだと僕は勝手に思ってる。
一部で「この商法は悪だ」「捨てさせて買わせるとかひどすぎる」といった意見を見かけたのだけど、残念ながらそれは違う。こんまり先生は最初から「ときめくもの」と言ってすべてが始まっている。
シンプルな洗濯カゴが55ドル(約6000円)したりと、価格設定がなかなか振り切ってはいる。
だけど、「こだわり」と「ときめき」の集大成が詰まった商品その価格設定には文句はない。デザインもよいと思うので、外野がとやかく言う必要はないと思っている。(個人的にはときめく要素は十分にあると思う。余裕があれば欲しい。)
どれも「ときめくもの」と言ってよいと思う。正直ほしいと思える。彼女の著書を読んでいない僕ですら欲しいと思わされたので、ファンは垂涎モノだと思う。(お賽銭などと言ったけど、それはネタ。)
どうしてもよくわからないものは誰かに託す
さて話が脱線したのだけど、「断捨離は今必要かどうか」「今、お金を払うか」でだいぶ条件分岐は楽になる。
だけど、それが必要なのかすら自分で判断できないものもあると思う。そういう場合は需要を探せばよい。フリマサイトで自分のもっているものを検索してみるのだ。すると客観的に、どれが売れてどれが売れなさそうなのかがわかる。
試しに自分のうちで以前使っていた「Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル」を検索してみる。
するとこんな検索結果になる。
「大体600~1000円前後で売れてるんだな」とわかる。客観的に、自分の手元にあるモノの金銭的価値を理解できる。
自分で価値がわからなくなったら売るのだ。具体的なサービス名を出すと、メルカリやラクマで売ってしまえばよい。売るのが面倒な場合も、とりあえず検索してみることをおすすめする。検索すれば自分のもっているものが必要かどうかが第三者の視点でみることができるからだ。
自分で判断ができなくなったら、市場価値を調べてみるとよい。
必要なものはどうせまた戻ってくる
ここまで書いても、なかなか捨てられないものがあると思う。
「これはいつか役に立つ」「この服はいつかまた着る」「なにかしらのタイミングでないと困りそう」と迷いが生じることはどうしてもある。
熟考してもよくわからないものは確かに存在する。
僕らは未来予知ができないので、先のことはそうそう正確に把握できない。その不安が今あるものを手放すストッパーになっている。
だけど安心してほしい。
本当に必要なものは手放しても、必ず戻ってくる。
「今必要ない」と少しでも感じるのであれば、手放して大丈夫なものだ。僕も何度かモノを売ったり買ったりしているけど、本当に必要なものはなんだかんだもどってくる。マンガとか、本、ガジェットを僕は何度も買い直してる。
「じゃあ手放さないほうがいいじゃん」と言いたい気持ちもわかるのだけど、本当に必要かどうかを見極めるためには一旦手放さないとわからないこともあるのだ。買い直すことも、部屋の片隅で残っていても物理的には同じなのだけど、心理的な面で大きく変わる。
離れることで、視点が変わる
僕らは体調が良いときに「あぁ体調が良い!気持ちが良いぞ」とは感じにくい。それが感じるのは体調が悪い経験をした者だけだ。風邪を引いて初めて、自分の喉が普段痛くないことがわかる。つまりはそういうことで、なにか代償を得ないとわからないことがある。あの人がいないと寂しいとか、それはその人が近くにいると感じにくいもの。意識しないと難しい。
.....こんまりメソッドはほとんど知らないのだけど、ときめくものを集めようは本当に正しいと思う。何度も手に入れて手放して、それが気に入るかどうかがよくわかる。こんまりさんのこと書いていて、ときめくってなんだろうと興味が湧いてきたので、ちょっと今度読んでみようと思う。
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部屋の画像は諸事情で移せないからなんの説得力もないんだけど、ある程度はすぐに片付けることができる。これはほんと。
また3000文字くらいになってしまった。気楽に書くとは一体..... 日記とは一体なんなのかって思いながらこの100日企画をしてる。
......僕は文章の断捨離をしないといけないのかもしれない。
断捨離のヒントになれば幸いです。ではでは.。
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(ライター | 文筆 | Webデザイン)言葉とカルチャー好き。仕事や趣味で文章を書いてます。専攻は翻訳(日英)でした。興味があって独学してたのは社会言語学、哲学、音声学。留学先はアメリカ。真面目ぶってますが、基本的にふざけてるのでお気軽に。