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今の夜明への「モデル」になった作品や人物について 次回の#010は、企画の発表です。

こんばんは。
Night Portrait Photographer -夜明-です。
夜明で「よあけ。」と読みます。

高校の頃から朝は「情熱大陸」を聞いて、帰りは「progress スガシカオ」を聞いて帰ることを続けている。何か自己肯定感をあげて、1日頑張るおまじない的なもの。そんなものはないだろうか。

今回は、いつもの「夜明の呟き」とは別に、今回は僕の今の自分への「モデル」を紹介していこうと思います。もちろん作品や人物様々ですので、ざっくばらんにへぇ、、くらいで聞いてもらえれば嬉しいです。

いつもは「自分らしさ」をコンセプトに様々な人を撮影して表現したり制作したりしていますが、自分自身、夜明の自分らしさってなんだろうと考えるいい機会になったので、忘れないうちに明記しておこうかなって。

つらつらと書きつつ、今後の展望等のヒントもここにたくさん描かれているので、よかったらお楽しみに。

それでは今回の目次です。


<CM>サッポロビール「大人エレベーター」

おそらく僕が見た作品(映画・ドラマ・MV・CM・アニメ等)の中で、1番のテーマで1番モデルになっているもの。サッポロビールのCM「大人エレベーター」だ。この作品は、妻夫木聡という俳優が、まだ当時は始まったばかりの役者として様々な業界に存在する「憧れの大人」に、ビールを交わしながら、人生についてのいろいろなテーマやお題を基に対話をするもの。

僕の好きな「リリー・フランキー」「星野源」も出演していて、ドキュメンタリーとして見れるこのCMはわずか15秒・30秒で幕を閉じる。
・・・にも関わらず、満足感と次の期待。自分もその空間にいるかのように対話ができるこの作品は、面白い。

これを僕もやってみたい。人のリアルを聞いてみたい。
もちろん、このCMに関しては、ビールのPRでもあるので有名な人が出演する。「みんなが憧れる大人」を選出しやすいところでもあるからだ。
これを自分の身の回りの人の中で、あるいはどこかで活躍している面白そうな人に向けて「夜明の憧れる大人」を選出しながら、撮影とご飯を通してその人の人柄や価値観・世界観を聞いてみたい。

僕が、「憧れた・素敵な大人たち」と対話をして、投稿やnoteに書き記して、まだ「自分らしさ」ってなんだろうとか。自分の好きなものがわからない人。自分自身を理解して、表現したり、大切にしたい人に届けたい。


あくまで、僕はフォトグラファー。
映像を上手に撮ることも、巧みに文章を綴ることもできない。
それでも、人のいいところくらいはちゃんと見つけられる。
素敵なところを撮影し、それを見てくれる誰かに届けることはできる。

僕は、Instagramでもそうなのだが、写真だけの投稿ではなく必ずキャプション(言葉)を書く。夜明の投稿は、「写真」+「言葉」=「作品」だから。

少なくともコピーライターである父親のことは尊敬をしているし、父親みたいな広告系に進みたかった時期もある。それは嘘じゃないし、今もさほど変わらない。だけど、伝えたいものや届けたいものが、広くて遠いものから狭く近いものに変わっただけだと思ってる。


<CM>サントリー 「人生には、飲食店がいる。」

少しニュアンスは、上のサッポロビールと似ているかもしれないが、こちらも非常に印象に残っている作品。サントリーのCM「人生には、飲食店がいる。」だ。確か、僕が高校3年か大学生になった時くらいの作品で、ちょうど新型コロナウイルス禍だった時のCM。

飲食店は、「食事をする、お酒や飲料を飲む」というだけでなく、「人と人 とのコミュニケーション」を後押しする、大切な場所であると考えています。 飲食店に行く機会が減ってしまった今だからこそ、「人生には、飲食店がいる。」 という応援メッ セージを発信しているのだ。

サントリー ホールディングス「人生には、飲食店がいる。」新聞広告から抜粋

僕らがコロナ禍の状況下の時に、僕らの中には飲食店があることの後押しであったり、ただご飯を食べるためだけに行くものでもないと再認識させてくれたCM。実際に貼ってある動画を視聴すれば、分かるのだが、様々な映画の飲食店の場面を切り取っている。

苦しい時も、喧嘩した時も。
嬉しい時も、感動した時も。
誰か大切な人との時間を過ごす時や、誰かとお別れをして寂しさを噛み締める時も。全部全部飲食店に僕らは助けられている、支えられているんだなと思い始めた瞬間でもあった。

実際、僕も今となっては21歳。
お酒が飲める年になって、もう常連と言っていいほど通う居酒屋もできた。
何か嬉しいことがあった時も、この人いいなって思った人とも、通う店。
「こかげ酒場」だ。店長も、料理長も、その他の店員さんも仲良くしてもらってる。いいお店。行くときは本当に週1.2レベルで通っていたと思う。

レトロポップな居酒屋で、何週間おきかにクラフトビールの種類や飲めるお酒が変わるお店。もちろん、年中変わらないメニューもあるけど。


毎度お馴染みのサングリアのスパークリングと鳥刺し。

ここでは、必ずと言っていいほど同じメニューを頼むし、毎回カウンター席にして、店員さんとも交流できる時間を作る。それが今となってはご褒美で、日常で、心の拠り所だ。年齢層も近いからだと思う。

何を頼んでも美味しいところも、外せないところではあるけど。
お酒や美味しいご飯を共にすると自分の中の本音や普段人には見せない瞬間が絶対に訪れる。反応や仕草、内情も。そんなとこも含めて人間のドラマを感じる。それを具体化してくれた作品だ。


<アニメ> 「よふかしのうた」

子供の時に夜は外に出ることができなかったが、約束を破ってでも、外にいるとなぜか怒られるというのに夜という知らない世界に対してワクワクした。あとは、ちょっとした時に許される「お祭り」や「卒業式」後の夜

誰にも邪魔されない、新しい可能性になんでもなれるあの瞬間が僕にはたまらなかった。未だに「夜」という世界にワクワクはしているけど。

たとえ、今日終電を逃したことになっても。
今、無一文になって帰る場所までの移動手段がなくなっても。
多分、僕はその日の夜を楽しむことができる。

夜は、人間らしさが滲み出ているから。
以前、とある人に「1日の好きな瞬間は?」と聞かれたことがあるのだが、躊躇いもなく僕は、「終電前の時間」と答えた。

それは、自分視点や友達視点からしたら乗れなかったら、帰れないで明日になるとか小さなことを考えるのかもしれないけど。もっと周りを見てみると、僕は面白さに気づいた。

周りには、終電なんてお構いなしに飲み始める人。
友達のようにやばいやばいと全力で駆け抜けるサラリーマンやOL。
下心満載で女性にナンパをしている大学生や
道ゆく人を見ずにスマホと睨めっこをするコンカフェ嬢のキャッチー。

夜の世界は、人の数だけあるのかなと思い始めた瞬間だ。
話を戻すと、このアニメはそれをよく表してくれている。
夜の世界の作り方がうまい。色も本当はそんなネオンじみた感じではないはずなのに、そんな世界観もきっとあるんだなと思わせてくれる。

そして、本作品のヒロインでもある「七草ナズナ」というキャラクターがいるのだが、彼女の「夜、眠れないのは、今日という日に満足してないから」というセリフが何回か出てくるのだが、僕個人的には結構刺さっている。

また、この作品の劇中歌としてCreepy Nutsが歌う「ロスタイム」という曲があるのだが、これも僕が今を生きる、撮影の視点になるポイントの1つ。

僕は別に、ラップが好きかと言われたら別にそうじゃないし、
Creepy Nutsを知っていたかと言われたら名前を聞いたことがあるくらいだった。でも、この曲はめっちゃ好き。未だに僕の聴くサブスクのランキングでは上位に値する。

「ロスタイム」というこの歌には、擬人法がたくさん使われているのだが、着眼点が好き。この曲を聴きながら終電を逃して夜道を歩きたくなる。
どんな視点で物事が動くのかで写真も撮り方ってすごい変わってくると思ってる。僕の作品の中では、グラビアがその例に近いかもしれない。

どこを強調して、何を視点にしてみるかで見え方は変化する。
胸やお尻だけに着目するとかじゃなくて、雰囲気ごと変えてしまったり、はたまた視線とか仕草とかを強調してみたり。それだけで男性目線でエロいものから男性にも女性にも綺麗って言ってもらえるようになったり。

そのおかげで最近では、グラビアをやってみた人から見方が変わりましたとコメントをいただいている。嬉しい話だ。

<人物> 井出上 漠(いでがみ ばく)

可愛すぎるジュノンボーイとして最近もドラマやCM、番組にも出ている彼。
「井出上 漠」性別はない。
僕の高校がLGBT系の人が多い高校だったこともあって、結構前から知っていた尊敬している人。それに僕と彼は生年月日が全部同じ

ちょっとしたことだけど生年月日とか今、漠さんの思いとかが活動している僕と近しいことが少しだけ嬉しい。この動画にもある通り、母の言葉に出会うまでは自分として生きることが不安だったり、する日々もあったという。
でも、ちょっとしたことでも人は変われるし、たった誰かのひとことであっても、救われたり頑張れたりする。とても素敵な親子だなと思う。

彼は、ジェンダーレスモデル。
それに伴い、僕が知っている人の中では現状1番自身のことを愛して、自分らしさを表現している人だと思っている。最近も、「情熱大陸」にも出演している回を録画して何回も見たのだが、彼の自分らしさへの取り組みや表現の数々がとても熱い。また、「自分らしさ」を出せる環境や「自分らしさ」を表現することの素晴らしさとかを周りの若者に自分の体験談を交えながら講師として授業やセミナー・番組に出ているのをみると尊敬という言葉だけではとても言い表せない。

僕は、別に彼のように「自分らしさ」がどうこうっていう体験談はあまりない。「自分らしさ」はもしかしたらまだ表現しきれていないのかもしれない。何かを追い求めて、さまざまな人の「自分らしさ」というものをコミュニケーションを通して、引き出すことが正解だと信じて今まで生きてきた。
最近となっては、自分と向き合う時間を作ったり、この上の引き出すこと自体が僕にとっての「答え」じゃないのかとも思ったり。

今の自分が今までで1番好きだということだけは言えるから。
「自分らしさ」というものは常日頃から変わり続ける。
それだけに、正解を探し続けてしまうのかもしれない。

ただ、200人以上撮影をして、「自分らしさ」とは何かを考えながら生きてきて、少しずつ見えてきたんじゃない?とか思ったり。
僕も写真だけに留まらずに、いろいろ自分らしさを表現していければなと思う。

<その他>上記以外できっと僕の自分らしさへ影響をもたらした作品

こちらに関しては、語るほどのものでもないものも含むのでタイトルと名前だけになるけど、きっとどこかであぁ、確かにこれ入ってるなとか思ってるからいろいろ載せておきます。この中でも紹介したかったもの・まだまだ欠けたものに関しては太文字で記しておきます。

・<MV> King Gnu 「Specials」
・<MV>アイナ・ジ・エンド 「偽りのシンパシー」
・<MV>indigo la end 「邦画」
<MV>BUMP OF CHICKEN「新世界」
<小説>青春ブタ野郎は夢見る少女の夢を見ない「牧之原翔子」
・<TV>「情熱大陸」
・<TV>「プロフェッショナル~仕事の流儀~」
・<TV>「legato~旅する音楽スタジオ~」
<CM> ポカリスエット「キミの夢は、ボクの夢。」
・<CM>JR東海 「クリスマス・エクスプレス」
<CM>JR東海  井上陽水の音楽のやつ
<アニメ>「メカクシティアクターズ」
・<ゲーム>「被虐のノエル」

もし、この中で気になったものがあったら是非、調べてみてください!
何か、ここから素敵な作品や人物に巡り会えますように…

今回も最後までお読みくださりありがとうございました!
また、次回のつぶやきでお会いしましょう!
次回はついに、企画の情報解禁です!

夜明

執筆:夜明
撮影:夜明

ポートレートフォトグラファー「夜明」

2003年生まれ フォトグラファー日本大学芸術学部を休学して、独学で写真を学び、2023年7月より活動開始。半年で250人以上の被写体を撮影。何にも縛られない自分らしさを撮り続ける現役大学生。

<好きなもの>スイーツ|お酒|珈琲|CM|ドキュメンタリー|人が集まる場 そして、人。撮影時には楽しい時間を作るためにこまめなコミュニケーションを心がけています。

普段は、キッチンカーの運営をしながら、お酒とカメラと手紙に明け暮れる毎日です。

夜明のHPの紹介より。


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