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通常更新通知ギガスパーク!

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脳髄に直接響くギガスパークで更新告知もお手のもの。シビれる通知で七色の物語をアナタにオトドケ。
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#大人のオハナシ

その好きをくださいな

好きじゃない相手を好きになりたい。 仕事場の厳しい上司、 結婚相手の姑、 そういう相手では…

あの娘はホタテが大好きで

諸君、寿司は好きか。 私はサーモンが大好きでな。 清水と言うのは変わった友人の一人で、 …

未払い残業代を骨が笑う 前編

お早う御座います、魔族です。 皆様の中には魔族嫌いの方もいるかと思いますが、 少しだけそ…

未払い残業代を骨が笑う 中編

→前編← この世で一番静かに過行くもの、 風でも月でもない。 それは時間だ。 光でも愛でも…

未払い残業代を骨が笑う 後編

→最初から読む← 洞窟の中にあるのは闇、 それの伴侶のように無音が寄り添う。 動けば音が…

未払い残業代を骨が笑う 脱編

→最初から読む← あ、動いた。 そう思ったのはヴイカという骨だった。 落盤がもたらした結…

未払い残業代を骨が笑う 酔編

→最初から読む← ※ 前回から登場している魔王の弟ですが、 あらすじで用いた魔弟(まとうと)という語句が私の中で大ヒット、 以降これを使用しますので御留意下さい。 ※ 心と言うのは何処にしまわれているのでしょうか。 魔弟に一番近い給仕は優秀だった。 彼はオークの出だったが勤勉で物分かりも良く、 そのオークらしからぬ繊細さに目を付けて魔弟が召し抱えた。 ただ珍しい物を見た時の視線が抑えきれなくて、 対象をジロジロ見る癖があるがそこは御愛嬌、 全てが満足いく生き物などこ

未払い残業代を骨が笑う 森編

→最初から読む← 魔族の領地には森が多い。 防衛面での効果が非常に大きい為で、 魔族領の森…

未払い残業代を骨が笑う 煙編

→最初から読む← 理不尽の欠片に触れた時を知る。 静電気はまるで稲妻の子供、 バチっと光…

未払い残業代を骨が笑う 蛇編

→最初から読む← 厄介者だ、 そう教えられると単純になる。 そうか、あいつは厄介者なんだな…

未払い残業代を骨が笑う 終編

→最初から読む← 「あのさ、皆……よぉ、元気だったか?」 一人の男がいた。 彼は魔族で兵…

もうここまでにしておきましょう

(ある男女の終わり) もうここまでにしておきましょう それがお互いの為でしょう もうここ…

ロシーを躾けて

(このオハナシはSM的な内容を含みます) 大分。 岡山。 滋賀、奈良、 飛んで東京は北区、…

記憶銀行

ここは記憶銀行。 預けた記憶は忘れるし、 おろした記憶は思い出す。 ここは記憶銀行。 万が一、他の誰かがアナタの記憶をおろしても、 アナタの記憶はアナタだけしか思い出せない。 「店長」 「なんだね」 「さっきのお客さん夏になると必ず来ますね。」 「ああそうだな」 「夏に何かあるんですかね」 「ラピュタだろ」 「は?」 「あのお客さん、  ラピュタが放送される前に来て記憶を預ける。必ずな。  それで毎回新鮮な気持ちで見たいらしい」 「なんすかそれ、  何度でも初恋を楽しみた