終活とは人生最後の成績表〜承認欲求強めの人は外せない
2ヶ月ほど前に、バリカンデビューで勝利を収め調子に乗りっぱなしです。
月1くらいで軽く手を入れ、早くも3度目。慣れてきたというか、度胸がついたというか、コトは淡々と進むようになりました。
片付け面倒、、
後ろ側よくわからん、、
細かい作業ができない、、
などもありますが、言葉にしにくい「この辺もうちょっと」を自分のできる範囲で調整てきるようになるので、便利と言えば便利。なんとなく、なんとかなるものです。
何も知らない、誰も知らない土地に、移住したこともありますが、ここでの暮らしはほぼ隠遁。キラキラすることとは縁もなく、物を片付け、お付き合いも控えめになり、さほどない財産情報をまとめ、何かあったときの延命治療や葬儀のことは夫と双方で合意し、遺言書を書き、セルフカットまで始めたのだから。これを、人は「終活」と呼ぶのだろうか。
そうであるなら、私の「終活」はどこまで進んているのかざっくり確認してみました。
身辺整理
不要な衣類、家具、書類などの処分 → ほぼ済み
思い出の品の整理と譲渡先の決定 → 死後全捨て
重要書類(契約書、保証書など)の整理・保管 → ほぼ済み
エンディングノートの記入 → 不要
財産管理
預貯金、保険、不動産などの財産状況の確認 → ほぼ済み
相続人への財産分配の希望をまとめる → ほぼ済み
遺言書の作成検討 → 作成済み
医療・介護関連
延命治療に関する意思表示 → ほぼ済み
介護施設の情報収集と希望の施設の検討 →未
成年後見制度の利用検討 →未
葬儀・お墓
葬儀の形式や規模の希望をまとめる →しない
お墓の準備(新規購入や改修) →不要
散骨など、alternative な選択肢の検討 → ほぼ済み
デジタル関連
SNSアカウントの取扱い方針決定 → 死後全削除
パスワード管理と継承者への引継ぎ方法 → 済
デジタル写真や重要データの整理 → 死後全削除
各種手続きの準備
年金や保険の受取人の確認・変更 → 済
公共料金の支払い方法の整理 → 済
各種会員権の解約手続き方法の確認 → ほぼ済
介護関係以外の「終活」はほぼ終了していたようです。
基本的には面倒だし、やらなくていいならやりたくありませんが、電波の悪いリゾート地へ長期休暇に出る前の準備のようなものと思うと、なんとかなります。
遺言書や意思の伝達は、作業指示書
名義やアカウントの整理などは、マニュアル
モノの片付けは、長期休暇前のデスク整理
作業指示書に基づき実際に作業するのは自分以外です。
部下や同僚に、役立たずやダメ人間扱いをされないように、
探し物のために机の中を引っ掻き回されたりしないように、
オフィスの清掃さんがデスク周りの掃除に困らないように、、、準備する。
残された相手のために残すモノですが、指示の仕方が悪いと自分の評価に直結します。最後の成績表が、いくら追試がないとはいえ、赤点になるのは避けたい。
相手を思う気持ちが強い、もしくは承認欲求が強い人なら、上手にできるような気がします。
なお、私は「わかるように準備しておくから連絡してこないでね(連絡しようもないけど)、あとはよろしく」という自己中派ですが、残したもので相手の作業がそれなりにスムーズに進み、最終成績表が「4」くらいで収まると予想しています。承認欲求が強い傾向もあるようです。
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