こと(片付けコラムニスト)

片付けコラムニストのことです。整理収納アドバイザーと仏日翻訳の仕事もしている複業ライタ…

こと(片付けコラムニスト)

片付けコラムニストのことです。整理収納アドバイザーと仏日翻訳の仕事もしている複業ライター。「家事は素早くラクに」がモットー。生活動線を短くして楽家事となる仕組みづくりを考えるのが得意。個人・企業向けに片付けコンサルティングも。noteには自分が思ったことをゆるゆると綴っています。

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私のお仕事まとめ

2018年8月にランサーズに登録し、私のライター生活が始まりました。 整理収納アドバイザーと住宅収納スペシャリスト、ルームスタイリストプロの資格、フランス語翻訳の経験を生かしたライティングで実績を積んでいます。丁寧でわかりやすい文章を書くのがモットーです。 私の仕事内容を知ってもらうために、記名記事とクライアント様から許可をいただいた記事の一部をご紹介します。 参考までに、翻訳本と整理収納アドバイザーとしてやっていることも記載しました。 整理収納アドバイザーの資格と主

    • ライターとしての働き方を見直す年に

      あけましておめでとうございます。 片付けコラムニストのことです。 2018年にライターになってから、もうすぐ5年。書くことが好きで、楽しくて、ひたすら執筆する日々でした。でも、何かが違う。コレじゃない感。 それがどこに起因するのか、ずっと考えていました。 あるとき、ふと自分が思い描いていたライター像とズレが生じていたことに気づいたんです。 アラフィフを襲う「ミッドライフクライシス」女性には、いつかやってくる更年期。ここ2年ほど、更年期症状に悩まされてきました。 ライター

      • 届け!みんなの想い「#三嶋一輝投手にエールを」

        先日、横浜DeNAベイスターズの球団から発表があり、三嶋一輝投手が「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化切除術」を受けたという。胸椎黄色靱帯骨化とは国指定の難病で、星野仙一さんを始めとして、この病気にかかった野球選手も少なくないそうだ。 2022年8月31日の試合後。ヒーローインタビューでお立ち台に立った山﨑康晃投手はこう話した。 このヒーローインタビューを聞いて、思わず泣いてしまったファンも多いのではないだろうか。私もその一人だ。 この言葉をきっかけに、Twitterではベイ

        • もうあの熱気は戻ってこないのか

          3年ぶりに横浜スタジアム(通称ハマスタ)で野球観戦をした。以前のハマスタはファンの応援が選手を後押しして、相手チームを飲み込んでしまうような独特の威圧感があった。 だが、あの頃の熱気はもう感じられない。そこに一抹の寂しさを覚えた。 試合を見るだけならテレビでも十分だ。解説があってわかりやすいし、試合の流れもつかみやすい。選手のアップも見られる。 にもかかわらず、一度現地で観戦するとまた行きたくなってしまう。 それはなぜなのか? そこにはチームとファンとの一体感と屋外球場なら

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          一冊の本ができるまで

          昨年の9月に『feel FRANCE 100〜言葉と写真で感じるフランスの暮らしとスタイル〜』(いろは出版)が出版された。私はフランスの偉人の名言やことわざの翻訳を担当させていただいている。 心に響く素敵な言葉が多く、ひとつひとつの言葉を噛みしめながら翻訳していた。 翻訳することになったきっかけは、留学時代の友人からの声かけ。その友人が編集担当で、日々のやりとりは彼とするだけだった。直接話してはいないが、フランス語のチェックは共通のフランス人の友人が担当している。 そもそ

          一冊の本ができるまで

          ライター組合を卒業するにあたり

          私がライターを始めたのは2018年夏のこと。少しずつ仕事が増え始め、ライターとしてこのままでいいのか?SEOって勉強しないといけないの?といった不安を抱えるようになった。そんなときに募集が始まったのが、佐々木ゴウさん主宰のオンラインコミュニティ「ライター組合(通称ライ組)」だった。2019年5月のことである。 あれからもうすぐ3年。私は3月いっぱいでライター組合を卒業する。退会ではなく、あえて「卒業」と言わせていただきたい。卒業を前に、今回こういった決断をした理由を少し聞い

          ライター組合を卒業するにあたり

          女性が生きやすい世の中になるために私ができること

          3月8日は国際女性デー(ミモザの日)。イタリアではこの日、男性が感謝の気持ちを込めて女性にミモザの花を贈るのだそう。ミモザの花言葉には「感謝」「思いやり」などがある。 日本でも「思いやりと感謝」があれば、もっと女性が生きやすくなるのに…とよく思う。今回は、私がまだママになったばかりの頃のエピソードをお伝えしたい。 イクメン扱いされていた夫高校生の息子が赤ちゃんの頃、私は専業主婦でいわゆるワンオペ育児をしていた。夫も家にいるときは手伝おうとはしてくれたが、あくまでも「手伝い

          女性が生きやすい世の中になるために私ができること

          育てたように子は育つ〜ある親子のエピソード〜

          育てたように子は育つ これは書家で詩人の相田みつをさんの有名な言葉である。相田みつをさんとは約30年前に作品の選定や編集をお手伝いさせてもらったご縁があり、今でも作品はあらかた覚えている。 そして、あるニュースを聞いたときに、真っ先に浮かんだのがこの相田みつをさんの言葉だった。 今回は、ある親子のエピソードを紹介したいと思う。 受け継がれたお母さんの想い以前、こんなnoteを書いた。 息子の幼稚園時代のママ友の死。思い出すたびに私の胸をえぐる。 葬儀には参列できな

          育てたように子は育つ〜ある親子のエピソード〜

          【続】できることを先延ばしにしてはいけない

          先日、大学時代の友人からLINEが来た。ここ何年かは一緒に箱根駅伝を観戦したり、コロナ禍になってからはLINEで実況したりする仲。「来年こそは生観戦したいね」とLINEしたばかりだ。18歳からの付き合いだから、もう30年以上になる。 そんな彼女からの突然のメッセージ。 「乳ガンが見つかり、来月、入院・手術することになりました」 かける言葉がなかった。できることは何でもしたいけど、自分に何ができるだろう? 無力さでいっぱいだ。 「お見舞いには行けない状況だけど、いつでも

          【続】できることを先延ばしにしてはいけない

          【2021年】印象に残った執筆記事3選

          2021年ももうすぐ終わろうとしている。正確な本数はわからないが、年間で250本くらいは書いたと思う。 バリバリのライターさんから見ると少ないかもしれないけれど、ライター4年目の私にとっては年間最多本数。体調不良で書けなくなったこと、翻訳や片づけサポートの仕事も並行しておこなっていたことを考えると、十分頑張った! そんな私が2021年に執筆したなかで印象に残ったブログ(note含む)と記名記事を3本選んでみた。 「南仏で起きた引き寄せのはなし」(note)50年も生きて

          【2021年】印象に残った執筆記事3選

          【翻訳ウラ話vol.2】有名すぎてどう訳すか悩んだ名言の話

          2021年9月に出版された本『feel FRANCE100〜言葉と写真で感じるフランスの暮らしとスタイル〜』で100の言葉の翻訳を担当させていただいた。 フランスの偉人の名言やことわざをよりわかりやすく訳すのが私の仕事。なかには誰もが知っているような名言もあり、「そのままでもいいのでは?」と思うものもあったのだが、だからこそ新しい訳をつけてみようという話になった。 無事に本が出版されたので、ちょっとウラ話的なことをシリーズで書いていこうと思う。 第2回目は「ある有名すぎ

          【翻訳ウラ話vol.2】有名すぎてどう訳すか悩んだ名言の話

          【翻訳ウラ話vol.1】秋というのは、冬にとっての春である

          2021年9月に出版された本『feel FRANCE 100〜言葉と写真で感じるフランスの暮らしとスタイル〜』で100の言葉の翻訳を担当させていただいた。 フランスの偉人の名言やことわざをよりわかりやすく訳すのが私の仕事。 無事に本が出版されたので、本の中に登場する言葉について訳しながら感じたことやちょっとしたウラ話をシリーズで書いていこうと思う。 第1回目は「秋というのは、冬にとっての春である」という名言について。 ロートレックの名言の意味L'automne est

          【翻訳ウラ話vol.1】秋というのは、冬にとっての春である

          多様性という言葉だけが一人歩きしていないだろうか?

          「嵐」の相葉くんと櫻井くんがそれぞれ結婚したことが発表され、世間を騒がせている。そのなかで「相葉雅紀&櫻井翔が結婚」という見出しが誤解を生み、「二人が結婚したのかと思った」「同性婚?」などのコメントが多く見られた。 文章に携わる者として、この見出しはいかがなものかと思う。人気アイドルグループから二人同時に結婚しただけで話題性は十分だ。変な煽り文句はいらないのではないだろうか。わざとこの見出しにしたのなら悪質だし、わざとでないとしたらもっと慎重になるべきだったのでは?と思う。

          多様性という言葉だけが一人歩きしていないだろうか?

          南仏で起きた「引き寄せ」のはなし

          3年前の2018年7月、当時中学1年生だった息子を連れて1週間ほどフランスに行ってきた。目的は友人の結婚式への出席だ。 ざっくりとした旅程はこんな感じ。 羽田→パリ→アヴィニヨン→エクサンプロバンス→マルセイユ→フランクフルト(乗り継ぎ)→羽田 それぞれの場所でさまざまな出来事があったが、長くなるので1つずつ紹介していく。 今回は南仏エクサンプロバンスでの奇跡のような「出会い」についての話をしたい。 かつて留学していた街”エクサンプロバンス” エクサンプロバンス、通

          南仏で起きた「引き寄せ」のはなし

          モノの価値を見出せない人たち

          ポルトボヌールの渡邊シェフのツイートを見て、モヤモヤした気持ちを吐き出したくなったので、常日頃から感じていたことを思考整理してみようと思う。 これはすべての専門職、得意分野を持つ人に共通した問題だ。 私もたまに「フランス語ができるなら、ここちょっと訳してくれない?」とか「うちの子、学校でフランス語やってるから分からないところがあったら教えてね」とか、本当に本当に軽い気持ちで言われる。 「翻訳をお願いしたい」と頼まれて、相場を教えると「そんなに高いなら無理」と言われたことも

          モノの価値を見出せない人たち

          「読みやすさ」ってなんだろう?

          以前、記事を納品したクライアントさんからこんなメッセージを受け取ったことがある。 半年ほどお付き合いのあるクライアントさんで、いつもご満足くださっていたと思っていたので、正直このメッセージには驚いた。 たしかに私の記事は「読みやすい」と言われることが多い。Webライターとして「読みやすさ」を大切にしてきたからだ。 けれども、私の記事はクライアントさんにとって「刺さる記事」ではなかった。今の流行り言葉でいえば、「エモさ」が足りなかったのだ。 「読みやすさ」は記事を書く上

          「読みやすさ」ってなんだろう?