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なにごとも「習うより慣れよ」

「わたし、本当は人前で話すのが苦手なの」
というと、たいていの人に「またまた〜、ウソばっかり(笑)」といわれてしまう。

誰とでも気さくに話せるから、人見知りや緊張しているようには見られない。
実際、いまはそこまで人前で話すのが苦手じゃなくなった。

その理由は簡単。

慣れたから!

それだけのことなのだ。

アナログ人間がWebライターになった当初の話

苦手だったのは、話すことばかりではない。

わたしがWebライターとして活動を始めたのは2018年から。
クラウドソーシングに登録し、案件に応募するところから一歩を踏み出した。
当時、SEOってなに?レベルの知識で、もちろんWordPressなんて触ったこともなかった。

でも「できません」といってしまったら仕事はこない。
だから、やるしかなかった。
クライアントからもらったマニュアルを見ながら、ときには検索をしながら、わからない操作を解決していく。
その後、自分のブログもWordPressで作成し、いまはクラシックエディタもブロックエディタも使える。

その後、クライアントにいわれるがままにインストールしたChatWorkやSlack、Discordなどのあらゆるコミュニケーションツールも難なく使えるようになった。

ライターになる前からやっていた翻訳の仕事は、メールでのやり取りのみ。Wordで原稿を提出すればOKで、ゲラは喫茶店で待ち合わせて、直接受け取っていた。ほぼアナログの世界。でも、これ、ほんの7年前の話だったりする。

そんなわたしが、いまやGoogleドキュメントやスプレッドシートで共有するほうがラクだなんて、7年前の自分に話したら、さぞかしビックリするだろうなぁ。

オンライン講師をやり始めた頃

コロナ禍となり、リアルよりもオンラインでの交流がおこなわれるようになった頃、わたしはオンライン講師としての活動を始めた。

まずはZoom操作の壁にぶち当たる。画面共有やらブレイクアウトルームやら訳のわからないことだらけ。
けれども、整理収納アドバイザーのコミュニティや異業種交流の場で練習させてもらい、数カ月後にはひと通りの操作ができるようになった。

スライドづくりもしかり。PowerPointやCanvaの使い方を勉強し、使いこなせるようになった。特にCanvaは、いまではなくてはならない相棒だ。

しかも講師業は、受講生さんたちに分かりやすく理路整然と話さなければならない。話すのが苦手なんて言っていられない。
もちろん質問に対してすぐに答えられる対応力も必要だ。

何度も何度もやっていくうちに、あれだけ人前で話すのが苦手だったわたしもさすがに慣れてくる。

ありがたいことに、いまでは話が分かりやすいとまで言ってもらえるようになった。

場数を踏むって大切なことなんだと実感している。

そして、自分で努力してみても分からないことがあったときに助けてくれる仲間の存在は大きい。

食わず嫌いをせず、とにかくやってみる!

なりたい自分になるために。場数を踏んで慣れていく。
そして、それがいつか本物になる。
なにごとも「習うより慣れよ」なのだ。
チャレンジしてみなければ、自分に向いているかどうかなんてわからない。やってみて、ダメだと思ったら潔く諦める。それでいい。

書くことも、話すことも、人に教えることも、それ以外のことも全部同じ。
まずは行動してみるが大切なのだ。

最初からできないと諦めて、やらない選択をするほうがもったいないんじゃないかな?

人も経験も、成功も失敗も、わたしの宝物。


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