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Kei
2021年10月13日 08:09
花すすきまた露深しほに出でてながめじと思ふ秋のさかりを (秋歌上・349・式子内親王) すすきがしとどに濡れています。それでもすすきは茎が強いから、倒れ伏すこと無くゆらり、ゆらり。秋の盛りを迎えた野原にはそんなすすきがたくさん。 式子はすすきを見つめたくなかったんです。いえ、見つめることを否定しているんじゃないですね。「ほに出でて」見つめることをするまいよ、と思っていたのです。
2021年8月7日 13:06
窓近き竹の葉すさぶ風の音にいとど短きうたた寝の夢 (『新古今和歌集』256 式子内親王)1,分からなかった話 サッパリ分かんなかったんですよこの歌。 竹の葉っぱがザワザワっとしました。目、覚めました。夏の夜っす。 っていうね。 「そっすか」以外の何物でも無かった。もっかい寝てね。 でも何かあるよ式子内親王だし。なんか読めてない気がするよ。 とも思ってました
2021年3月14日 21:32
日曜だ。 7歳の長男は最近、公園の遊具制覇に挑戦している。去年まで高くて登れなかった塔。足元が不安で渡れなかったネット。あちらこちらの公園にいっては、次々に挑む。 大方は制覇できるのだけれど、時々あきらめるものもある。落下と痛みの可能性を想像してしまう場所には尻込みしてしまうようだ。それらを下から眺めながら、訳知り顔で「これは8歳になってからだな」とか批評している。 今日の公園の制