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54 スタッフに作業の指針を示す

本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。過去の記事をご覧になるには、想定外を克服する『究極の状況判断力』の以下のマガジンをご参照下さい。

想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25
想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40
想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~(42以降は有料)

「究極の状況判断力」実践編では、不透明・不確実な中にあっても組織として強固な意思決定が可能となるレベルのプロセス・ロジックを解説。本項では、実践編の第3ステップ「インテンションの確立」について解説。一連の状況判断プロセスにおいて、リーダーが方向性を示すために重要となるステップと、具体的な留意点について説明します。

実践編

【 ③インテンションの確立 】

54 スタッフに作業の指針を示す

インテンションの確立の2つ目のステップは、「スタッフに対する指針」を示す事だ。

これまで、①ミッションの確認、②状況の分析・提示を終え、現時点で③インテンションの確立における中核要素としての概略の方法をリーダーが示した。以後は二つ目の大セグメントである「詳細の条件提示・整理」の作業へと移行するが、それに先立ち、リーダーはスタッフに対し、これからのプロセスを効果的に進められるよう、指針的事項を示していく

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