社交辞令で終わらせないことだけが人生になる。
この言葉をもらったのは、2016年4月のことでした。
「社交辞令で終わらせないことだけが、人生になる」
どきっとした。
ひろのぶ党の党首であり、コピーライターの大先輩でもある田中ひろのぶさんからリプライが来てから、みずからを省みた。僕はどちらかというと、社交辞令をあまり言わない方ではあるけれど。
僕は東京、ひろのぶさんは大阪。僕の「お会いしたいです」という言葉が本気なのかどうか、問われている気がした。
約束にはエネルギーがいる。でも、約束を果たすことで、人は変わっていく。
2016年に書籍「待っていても、はじまらない。―潔く前に進め」を刊行できた時に思った。刊行記念イベントで大阪に行こう。4月の約束を果たすために。
というのも本を届けるために、全国各地あらゆるところに行こうと思っていた。手で書き、足で売る。とにもかくにも、できることはすべてやりたかった。フェイスブックで「各地でイベントをやります、やりたいです」と報告をした時に、コメントをくださった方がいた。
「大阪にも来てください!」
コピーライターの金そよんさんだった。そよんさんは、「世界は言葉でできている」という番組に出演されていた。お会いしたことはない、でもいつかお会いしたいと思っていた人だった。「来てください!」と言ってもらえたことが嬉しかったし、これはもう大阪に呼ばれてる気がした(勝手に)。
それが、2016年12月10日だった。新幹線に乗って、約束を果たしに行く。すごく特別な日だった。その思いの強さに比例するように、いい時間だった。なぜ書きつづけるのか。3人が初対面だとは思えないほど、とてもうれしい話がたくさんできた。
そして、いちばんはっとしたこと。
ひろのぶさんが、コラムを書きはじめたことで、仕事であちこちに行く機会が増え、駅に降り立った時に、思ったこと。
文字がここへ連れて来た。
ひろのぶさんの「社交辞令で終わらせないことだけが、人生になる」と重なって僕は、その場で大げさではなく、感動していた。社交辞令にならずに、約束になれた文字は、人を動かし、人生を変えるんだなと。
打上げはたこ焼「味穂(あじほ)」。
なんだかとても楽しくて、帰りの新幹線ひとりにまにましていた。「待っていても、はじまらない」というタイトルの本を出して良かった。この日感じたことは、またいつか思い出したくて、noteに書きました。
また、会いましょう!
あのイベントから、2年半が経つ。
ひろのぶさんは、書籍「読みたいことを、書けばいい。」を刊行されました。
読みたいことを書き、自分を連れ出していく。それを体現する姿がかっこいい。
ひろのぶさんの本は、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」モハメド・アリのように、思わず笑ってしまった後に、核心を突く言葉で貫かれます。すごいです。本も、イベントも、ぜひとも。
・・・そして、2020年3月・・・
4年かかって、ようやく僕も新刊を出せました。
noteで書き続けたから、生まれた一冊です。
もしよかったらぜひともです!読んでいただきありがとうございました!
・・・2021年7月・・・
『それ、勝手な決めつけかもよ?」刊行。
ひろのぶさんとまた会えた、それがとてもうれしい初夏です。
この先も、また会える日まで、かならず。
2021年9月に、ひろのぶさんとの『会って、話すこと』刊行記念イベントを経て・・・
・・・2023年5月・・・
僕が新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』を刊行しました
ぜひ、お越しください…!!
社交辞令で終わらせないことだけが人生になる。
この言葉を、この先も…!
ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/