ゴッホ名画へのスープ撒きという違法行為を擁護するのはダメ
昨日tweetした記事についてです。
いや~、
この記事、いわゆる”活動家”に親和的な思考というか、彼らから見た世の中の出来事、その理解の仕方というものを垣間見ることができるという意味では貴重な資料だと思います。
頑張って全部読みましたけど、まぁ胸焼けしましたよ。
この記事に通底する主張を読み解くならば、
「やむに已まれぬ事情がある人間の行動を部外者が批判してはならない」
ではないかと感じました。
なんかどこかの新聞記者や活動家が主張していることと似てますが、、、
記事の活動家達の行動は、法律に違反している以上は単なる犯罪行為であり、彼らはただの犯罪者です。
しっかりと罪を償ってほしいですね。それが世の道理ですから。
それにしても、この記事の主張の背景として
「目的や理念が正しければ過激な行動も許される」
的な考え方が読み取れますが、こうした考え方は本当に危険だと思いますよ。
記事中では、次のように活動家を擁護しようとしていますが、、、
どのような主義主張や事情があろうと、犯罪は犯罪です。
法律は、誰に対しても平等に適用されなければいけません。
法の支配に超越する”正義”だとかを認め、違法行為を例外扱いで許してしまうと、そうした例外を認めさせる能力の高い人・集団が力を振るうようになります。
そして「例外を認めさせる能力」とは、大抵の場合は(今回のように)威力・暴力的な手段なのです。
まさに北斗の拳の世界。
違法行為は正当化されてはなりません。
法は誰にも平等に適用されるからこそ、社会秩序をもたらすのです。
事情を汲んでほしいのならば、裁判のシステムにちゃんと「情状酌量」とか「執行猶予」というシステムがあります。
あと記事中で、今回の行為を「非暴力の直接行動」と評価しているように読める部分がありますが、、、
液体やスプレーをかける行為って、対象がモノであっても十分暴力的だと思うんですよね。
人に対して同じことしたら、暴行罪で逮捕されるじゃないですか。
今回の罪状だって、「器物損壊」ですよ。
リベラル界隈のこうした我田引水的な、ダブスタ的な主張は、信頼を損なうのでやめた方がいいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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