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【日経225先物】マーケット分析とトレード戦略|2021年10月3日(日)時点 ※毎週水・日曜更新
この記事を開いていただきありがとうございます! 日経225先物トレーダーのコータローです。
この記事では、日経225先物のファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を解説します。
また、上記の分析結果を落とし込んだ日経225先物の相場動向シナリオと、コータロー自身のトレード戦略の考え方も解説します。
皆さんがトレード戦略を考える上で、情報収集の時短や相場分析のヒント等としてお役立てください。
《サマリ》
総合評価は、短期は【弱気 or 中立】、中期は【中立】、長期は【中立】に修正します。
※総合評価は、ファンダメンタルズとテクニカルの分析結果を総合的に評価したものですが、テクニカル分析の評価のウェートを比較的高くしています。
ファンダメンタルズの評価は、短期は【悪材料優勢】、中期は【中立】、長期は【悪材料優勢】と評価します。
主要な株価指数については、引き続き全体的に弱いです。
金曜日の海外株式の動きは、現段階では、上昇転換というよりは調整の動きというイメージです。
米国債務上限、米国インフラ投資法案、中国経済リスク、解散総選挙、新政権での経済政策、冬のコロナ感染拡大懸念など、短期から長期までリスク材料が目白押しの状況。
テクニカルの評価は、月足は【中立】、週足は【中立】、日足は【弱い or 中立】に修正しました。
10/1の大幅下落で200日MAに到達しましたが、そこで止められサポートを受けているように見えます。
直近の下落は非常に強いものでしたが、200日MAはサポートとして非常に強力です。
短期で上昇転換する可能性と下落継続する可能性は半々程度と評価しておきます。
ただし、中期的に上昇継続する可能性は高くないと思料。
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《テクニカルベースのシナリオ》
①200日MAでサポートされ上昇転換(20%)
②一旦大きめに戻ったのち、ボックスに移行(40%)
③やや戻したのち、下落に復帰し200日MAを下にブレイク(40%)
※括弧内%は各シナリオの実現可能性の設定値
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投機で勝てるようになるには、①トレード手法の確立 ②チャート過去検証 ③ファンダメンタルズの知識 のそれぞれがとても重要。
— コータロー@兼業投資家 (@Trader_Kengyo) March 21, 2021
過去検証でトレード手法を確立すれば勝率と損益比が改善でき、経済の知識があればさらに精度が高まる。
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↓ 以下、詳細な分析 ↓
《ファンダメンタルズ》
・短期は【悪材料優勢】、中期は【中立】、長期は【悪材料優勢】と評価。
・主要な株価指数については、引き続き全体的に弱い。
・欧州の株価は、200日MAでサポートされそうな動きに見える。
・米国債務上限を巡る政局(プロレス)や、岸田新総裁の緊縮派疑惑(金融所得課税の強化の方針)等、新たな悪材料ネタが投入されている状態。
・金曜日の海外株式の動きは、現段階では、上昇転換というよりは調整の動きというイメージ。
・米国債務上限、米国インフラ投資法案、中国経済リスク、解散総選挙、新政権での経済政策、冬のコロナ感染拡大懸念など、短期から長期までリスク材料が目白押しの状況。
■ファンダメンタルズ好材料/悪材料まとめ ※赤字はアップデート項目
■経済指標スケジュール
10/5 (火)
23:00 米国 9月 ISM非製造業景況指数(総合)
10/6 (水)
21:15 米国 9月 ADP雇用統計
10/8 (金)
21:30 米国 9月 非農業部門雇用者数変化
21:30 米国 9月 失業率
10/11 (月)
15:00 英国 8月 月次国内総生産(GDP)
10/13 (水)
21:30 米国 9月 消費者物価指数(CPI)
10/15 (金)
21:30 米国 9月 小売売上高
23:00 米国 10月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値
10/20 (水)
18:00 欧州 9月 消費者物価指数(HICP、改定値)
10/22 (金)
08:30 日本 9月 全国消費者物価指数(CPI)
情報出所
・ロイターニュース(https://jp.reuters.com/investing/markets)
・ブルームバーグニュース(https://www.bloomberg.co.jp/)
・CFTC建玉明細(https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=9107)
・Yahoo!ファイナンス(https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/)
《テクニカル》
・月足は【中立】、週足は【中立】、日足は【弱い or 中立】に修正。
・10/1の大幅下落で200日MAに到達。
・一旦、200日MAで止められサポートを受けているように見える。
・直近の下落は非常に強いものだったが、200日MAはサポートとして非常に強力。
・短期で上昇転換する可能性と下落継続する可能性は半々程度と評価しておく。
・ただし、中期的に上昇継続する可能性は高くないと思料。
■月足
中立
・直近で強く上昇するも、直近最高値の30600〜30700円付近でレジスタンスを受けている形に。
・10月足は陰線からのスタートとなっているが、数本以内(年内)に直近最高値を抜くことができなければボックスまたは下落への転換を疑う必要が出てくる。
・基本的には上昇トレンド継続の可能性がまだ高いとしておくが、その勢いが失われつつあることを警戒もしておく。
■週足
中立(変更なし)
・2月〜8月の下降トレンドラインを強くブレイクし、強い上昇が続いている。
・ただし、直近の大幅下げで大き目の陰線が出現。
・再度勢いづいて直近最高値を超えてほしいところだが、もし高値更新が叶わなかった場合は、ダブルトップ形成を疑うべき局面と見ることができる。
■日足
弱い or 中立
・10/1の大幅下落で200日MAに到達。
・一旦、200日MAで止められサポートを受けているように見える。
・直近の下落は非常に強いものだったが、200日MAはサポートとして非常に強力。
・短期で上昇転換する可能性と下落継続する可能性は半々程度と評価しておく。
・ただし、中期的に上昇継続する可能性は高くないと思料。
《コータローのトレード戦略》
10/1の日中の大幅下落を受け、同日20時頃に戻り売りでエントリーしました。
直近下落波動に対してフィボナッチリトレースメントをあて、23.6%、38.2%、50%の位置でそれぞれ指値を仕掛けていましたが、刺さったのは23.6%のみでした。
幸いすぐに下げ始めてくれたのですが、夜の0時あたりから200日MAで再びサポートされる動きを見せてきました。
夜遅くなってしまったこともあり、オーバーウィークは断念して微益で利食いました。
※青丸がエントリーポイント
週明けは、超短期では上目線で見ています。
※上記のテクニカルの解説でいっている「短期」は“数日以内”と指していますが、ここでの「超短期」は“1日以内”です。
1時間足では200日MAでダブルボトムを形成しており、程よい水準まで戻して終了しています。
下降ウェッジ内に復帰する可能性がある程度高そうと見込んでいるので、週明けの寄り付きで大きなギャップアップ/ダウンが無ければロングを検討したいと思います。
ただし、ファンダは好材料が見当たらない状況なので、逃げ足は早めにしておくようにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けにトレード技術や経済、政治などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。
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