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東京在住 国立大学修士卒(工学) 趣味は料理と変わった建物を探すこと 機械系エンジニア…

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東京在住 国立大学修士卒(工学) 趣味は料理と変わった建物を探すこと 機械系エンジニアとして研究業務に従事 学会には国内外問わず積極的に参加し色々と知見を深めています。 最近はフランス語とデータサイエンスに興味を持っています。

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本ブログについて

初めまして。 Kotaroです。 このブログでは僕が今まで取得してきた資格に関する情報や現在学んでいることについてマイペースに発信できればなと思います。 僕は航空宇宙系の修士を取得後、会社員になりました。 エンジニアとして活動しており学会にも積極的に参加しております。 取得資格 ・電験三種 ・第一級陸上無線技術士 ・応用情報技術者 ・危険物甲種 ・技術士補(電気・電子) ・コンクリート技士 ・宅建 資格の取得分野におきまして一貫性が無いですが全て会社で推奨されていたため

    • 知的複眼思考の実践① ~電験三種の必要性をテーマにして考える~

      こんにちは。 Kotaroです。 今回はいつもと毛色が異なりますが最後まで読んでもらえると嬉しいです。 まずは複眼思考とは何なのか?ということですが、この複眼思考を提唱しているのが知っている方もちらほらいるかと思いますが、苅谷剛彦先生です。 先生が執筆した知的複眼思考法は発売から22年が経とうとしているところですが、未だに売れている名著です。 物事を常識にとらわれた単眼思考で捉えるのではなく、自分自身の視点から多角的に捉える力を複眼思考と定義しています。 この力は社会人と

      • 電験三種⑮ ~法規分野:電気施設管理~

        こんにちは。 Kotaroです。 今回は電気施設管理に関して書いていきます。 電気施設管理は配電・変電・送電・発電設備の運転&管理に関する問題が出題されます。 正直法規というよりは電力分野の範囲に入る内容が問われます。 計算問題が多くたいてい配点の高いB問題で出題されるので対策は念入りにしましょう。 ①電力分野と一緒に勉強する 冒頭から書いている通り電力分野の応用問題が多く出ます。 各個撃破の取得プランを取っている方は 1回目の受験:理論 2回目の受験:機械 or 電

        • 電験三種⑭ ~法規分野:電気設備の技術基準~

          こんにちは。 Kotaroです。 今回は法規分野メインの電気設備の技術基準について書いていきます。 ここでは大きく分けて2つの内容に分かれます。 ・電気設備に関する技術基準を定める省令 法令に関する文章が第78条までつらつらと続きます。 一言一句覚える必要は全くありませんが、穴埋め問題としてよく出てくる条文においては重要な単語や数字は覚えておくといいでしょう。 前回紹介した「絵とき 電気設備技術基準・解釈 早わかり」では問題としてよく問われ部分の色を変えているので覚える

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        • 知的複眼思考の実践① ~電験三種の必要性をテーマにして考える~

        • 電験三種⑮ ~法規分野:電気施設管理~

        • 電験三種⑭ ~法規分野:電気設備の技術基準~

          電験三種⑬ ~法規分野:電気事業法とその他法規~

          こんにちは。 Kotaroです。 電験三種に関する記事も残すは法規分野のみになりました。 ある意味技術系資格として最大の難関ではあると思います。 社会人になると法律や経済に関する職務は避けられないですよね。 理系として生きてきたのに今更法律の勉強なんてやる気が起きないと思われますが頑張りましょう。 法規分野は大まかに3つの範囲に大別できます。 ・電気事業法とその他の法規 ・電気設備の技術基準 ・電気施設管理 法規といいつつ計算問題が出てくるのが特徴かなと思います。 電力分

          電験三種⑬ ~法規分野:電気事業法とその他法規~

          電験三種⑫ ~機械分野:自動制御・コンピュータとメカトロニクス~

          こんにちは。 Kotaroです。 今回は機械分野最後となる自動制御とコンピュータ関連について書いていきます。 自動制御もとい制御工学は機械電気系の方なら結構がっつりと勉強された方が多いのではないでしょうか。 電験三種では制御工学はコスパの悪い分野だと思います。 結構色々なことを覚えて計算するのに本番では1~2問しか出ません。 しかも積み重ねが必要なので勉強の時間も多めに取る必要があります。 ただ、電験二種では二次の記述で必ず出てくるのでステップアップする方は勉強しておいて損は

          電験三種⑫ ~機械分野:自動制御・コンピュータとメカトロニクス~

          電験三種⑪ ~機械分野:照明・電動機応用・電気加熱・電気化学~

          こんにちは、Kotaroです。 今回は機械分野でも小問として出されやすい項目について書いていきます。 ■照明   :発光原理や照明の構造、照明計算や照度計算など ■電動機応用:電動機の運動力学、所要動力、負荷の計算など ■電気加熱 :電気に関する熱計算や温度測定器の原理など ■電気化学 :電気エネルギーの計算、電池の特性や仕組みなど いずれも他項目と関連性の無い独立した内容であり、かつ毎年必ず問題として出てくるものでもない。 意外と機械分野が難しいと言われる要因を作ってい

          電験三種⑪ ~機械分野:照明・電動機応用・電気加熱・電気化学~

          電験三種⑩ ~機械分野:同期機、パワーエレクトロニクス~

          こんにちは、Kotaroです。 今回は4機の中の1つ、同期機とパワーエレクトロニクスについて書いていきます。 難しいと言われる機械分野の中でも一番難しいのがこの2つじゃないかと僕は思います。 同期機は発電機の中に入っていることが多く目にする機会が非常に少ないのではないでしょうか? 僕の受験時にはLesicsに同期機の説明が無かったので特に苦労しましたが、今ではちゃんとアップされてますね。。。 もう少し早く欲しかった。 同期機の計算問題はベクトル図を書いて問題を解くのですが、

          電験三種⑩ ~機械分野:同期機、パワーエレクトロニクス~

          電験三種⑨ ~機械分野:変圧器・直流機・誘導機~

          こんにちは。 Kotaroです。 今回から機械分野に関して書きます。 電験三種最大の関門と言えば多くの受験者が機械と答えるでしょう。 僕は機械のテキストは以下のものを使いました。 おなじみの完全マスターですね。 では、機械分野がなぜ難しいと言われるのか僕なりに考えてみました。 ・範囲が広い ・各テーマの関連性が薄く覚える量が多い ・見慣れない(イメージしにくい)機械が多い ただでさえ見慣れない機械の上にそれぞれの関連性も薄いとなると 非常に学習しにくいですよね。 ここが一

          電験三種⑨ ~機械分野:変圧器・直流機・誘導機~

          電験三種⑧ ~電力分野:送配電~

          こんにちは。 Kotaroです。 今回は電力分野の残りの分野かつ最も出題の大きい分野である送配電について書いていきます。 送配電分野は非常に学習量が多いですが、計算問題も知識問題も毎年一定のレベルで傾向もほぼ変わりないのが特徴です。 つまり、一度習得してしまえば確実に得点源にできる分野であることを念頭に学習していきましょう。 計算問題と知識問題の比率ですが、年によってばらつきがあることに注意しましょう。 僕が受けた時はほぼ知識問題だったため、未だにかなり苦戦したことを覚え

          電験三種⑧ ~電力分野:送配電~

          電験三種⑦ ~電力分野:原子力、新エネルギー、変電~

          こんにちは、Kotaroです。 本日も電力分野に関する内容です。 水力発電と火力発電以外の発電分野はそんなに内容がボリューミーではありません。 原子力発電は名の通り核反応で生じるエネルギーを使って発電するシステムです。 受験者の中には思想的にあまり勉強したくない人がいるかもしれません。 しかし、内容が少なく、計算問題もアインシュタインとエネルギーの関係式しか出ないのでやっておいた方がいいと思います。簡単ですし。 新エネルギー分野ですが、こちらの方がやっかいです。 新エネル

          電験三種⑦ ~電力分野:原子力、新エネルギー、変電~

          電験三種⑥ ~電力分野:水力・火力発電~

          こんばんは、Kotaroです。 理論分野から離れ、今回から電力分野についてお話ししていきます。 電力を学ぶ上で使用したテキストはオーム社の「完全マスター電験三種受験テキスト」です。 このテキストの問題を3回正解するまで周回した後に過去問を解きました。 電力、非常に覚えることが多くて大変でした。 しかも受験当日で頼みの綱だった計算問題が異常に少なく本当に苦労しました。 ただの詰め込み暗記だと意外と点が伸びないので「月刊 新電気」を読んで理解を深めました。 この本、電気と法規

          電験三種⑥ ~電力分野:水力・火力発電~

          電験三種⑤ ~理論分野:電気・電子計測~

          こんにちは、Kotaroです。 久しぶりに土日に時間を作ることができたので連続更新です。笑 今回は理論分野最後のパートです。 電気・電子計測は今までの理論分野で学んだ内容の集大成とも言えるべき部分です。 実務経験を積んでいる人はむしろこの分野の方が得意かもしれませんが、経験が浅い受験者は一番大変になるかなと思います。 僕も学生時代に使用した計器以外はさっぱりだったのでたくさん覚えました。 ただ、計器なので原理もそこまで複雑ではないので今までの基礎が身についていればそんなに難

          電験三種⑤ ~理論分野:電気・電子計測~

          電験三種④ ~理論分野:電子理論~

          こんばんは、Kotaroです。 今回は電子理論について書いていきます。 皆さんは電子と聞いて一番最初に思い浮かぶのはどんな内容でしょうか? 人によって千差万別ですが僕は勉強していて「半導体」が最初に思い浮かびます。 この半導体のことをよく理解するのが理論における電子分野だと思います。 ここのポイントを紹介します。 ①素子の特性を十分に理解する 半導体そのものの原理から、ダイオードやトランジスタ、演算増幅器、FET、サイリスタなどなど・・・、とにかく出てくる素子がたくさんあ

          電験三種④ ~理論分野:電子理論~

          電験三種③ ~理論分野:回路~

          こんばんは。 Kotaroです。 引き続き電験三種の理論についてお話します。 回路についてですが、電磁理論と同じく、本試験の根幹をなす部分です。 回路を自分で描いて計算して解く。 これができないと他の3分野でもまともに点数を取ることは難しいでしょう。 前回の物理学の前提を踏まえて回路問題を解くにあたって重要なポイントを挙げていきます! ①回路図を描く 問題文に図が描かれていても絶対に自分で描きなおしてください。 自分で描きなおす過程でこの部分が短絡しているとか、こっちの

          電験三種③ ~理論分野:回路~

          電験三種② ~理論分野:電磁理論~

          こんにちは。 Kotaroです。 引き続き電験三種についてお話していきます。 本稿では4科目のうち最も基礎となる理論について掘り下げていきます。 理論を学ぶ上で使用したテキストはオーム社の「完全マスター電験三種受験テキスト」です。 完全マスター電験三種受験テキスト 理論(改訂4版) | Ohmsha 僕はこのテキストに掲載されている問題を3回正解するまで繰り返しました。 多くの方が実践しているかもしれませんが、出来るまで同じテキストや問題集を何度も解くのが一番確実です。

          電験三種② ~理論分野:電磁理論~